国鉄(日本国有鉄道)423系電車
1965年より国鉄が保有、その後JR九州に移管後も2001年まで運用された電車。交直流電車で、交流は20000V60Hz対応。
1960年より製造の続いた421系をベースに改良された車両で、車輪を回すモーターをMT46からMT54に変更して出力を上げている。
同時期に111系電車も同様の仕様変更により113系および115系へと製造する形式を変更しているため、それに準じた経緯で登場した。
ドイツ鉄道423形(423系)電車
「DB」ことドイツ鉄道が保有・運用する交流電車。クラス423。
ミュンヘン近郊を走るSバーンは、1960年代デビューの旧型・420形(420系)電車のほかに普通列車用客車列車が設定されていた事から、その客車列車の置換用として1998年から2007年にかけて4両編成462本が製造された。
4両編成は連接台車構成とされ、動力付きの先頭車2両は423形、動力なしの中間車は433形にそれぞれ区分される。
また、後年製造された424形・425形・426形は本系列の派生系列。