概要
福岡県久留米市城南町に所在するJR九州鹿児島本線・久大本線・九州新幹線の駅で、繁華街に近い西鉄天神大牟田線の西鉄久留米駅から2㎞ほど離れており、地元民からは「JR」と呼ばれている。
駅構造
在来線
島式2面4線と切り欠き1面1線の合計3面5線の地上駅。
乗り場 | 路線 | 方向 | 方面 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1・3 | 鹿児島本線 | 下り | 大牟田・熊本方面 | 博多方面の当駅始発があり。 |
久大本線 | 下り | 日田・由布院・大分方面 | ||
2 | 久大本線 | 下り | 日田・由布院・大分方面 | |
4・5 | 鹿児島本線 | 上り | 鳥栖・博多・小倉方面 | 5番乗り場は一部、久大本線方面有り。 |
新幹線
相対式2面2線の高架駅で、朝は新大阪行き1本、昼は1往復、夜は鹿児島中央行き1本みずほが停車。
利用状況
- 2023年(令和5年)度の1日平均乗車人員は、7,294人である。
- この数値は西鉄久留米駅の半分以下だが、差を縮めつつある。
年度別
年度 | 乗車人員 | 乗降人員 |
---|---|---|
2008年(平成20年)度 | 5,917人 | 11,834人 |
2009年(平成21年)度 | 5,630人 | 11,260人 |
2010年(平成22年)度 | 5,847人 | 11,694人 |
2011年(平成23年)度 | 6,616人 | 13,232人 |
2012年(平成24年)度 | 6,871人 | 13,742人 |
2013年(平成25年)度 | 7,249人 | 14,498人 |
2014年(平成26年)度 | 7,350人 | 14,700人 |
2015年(平成27年)度 | 7,658人 | 15,316人 |
2016年(平成28年)度 | 7,743人 | 15,486人 |
2017年(平成29年)度 | 7,920人 | 15,840人 |
2018年(平成30年)度 | 7,982人 | 15,964人 |
2019年(令和元年)度 | 7,856人 | 15,712人 |
2020年(令和2年)度 | 5,430人 | 10,860人 |
2021年(令和3年)度 | 5,824人 | 11,648人 |
2022年(令和4年)度 | 6,838人 | 13,676人 |
2023年(令和5年)度 | 7,294人 | 14,588人 |
余談
隣接する新鳥栖駅までは7.1㎞(営業キロ)と、新幹線の駅間距離としては東北新幹線の東京駅~上野駅間3.6㎞、東海道新幹線の東京駅~品川駅間6.8㎞に次いで短い。
新幹線ホームの用地は貨物ホーム用地から捻出した。そのため、久留米駅の貨物取扱いは鳥栖貨物ターミナル駅(鹿児島本線田代駅そば)に移転した。
1965年から2006年まで駅のホームでクジャクを飼育していて長年親しまれていた。久留米市鳥類センターでのクジャク飼育数が千羽に達成した記念で久留米駅で公開されたのが始まりだが、新幹線ホーム建設により鳥舎が取り壊されることになり、飼育されたクジャクは久留米市鳥類センターに戻された。