概要
福岡県春日市にあるJR西日本博多南線の駅。駅施設の一部は那珂川市に跨っている。
博多南線は山陽新幹線博多総合車両所への回送線を旅客線化したもので、当駅は博多総合車両所構内の西側(着発1番線東京駅方面)にある。
発着するのは特急列車のみ(しかも新幹線車両を使用)であり、また特急券なしで特急列車に乗車できる特例も設けられていないため、青春18きっぷのみで当駅は利用できない。またJR西日本の駅であることからJR九州用のフリー切符も利用できない(西日本のは利用可能)。なお、JR西日本管轄の駅では最も西に位置する。
山陽新幹線にあわせ自動改札機が導入されている。ただし、常時改札は実施されておらず(列車別改札)、列車出発時刻の概ね10分 - 15分前にならないと入場できない(それ以前は自動改札機もロックされ、乗車券類を投入することができない)。また、ICOCAなどの各種交通系ICカードは使用できない。
元々イレギュラーな経緯で作られた駅のため開業当初は何もない殺風景な駅だったが、現在では駅舎から道路を跨いで作られた駅ビル直結のペデストリアンデッキが設けられ、2011年の九州新幹線開業に伴い、駅舎の真上に九州新幹線用高架が設けられるようになりなど色々騒がしい事になっている。