概要
乗降客が佐賀県内の駅では2番目の多さであり、鹿児島本線と長崎本線が合流する駅で、長崎本線の起点でもある。
特急列車の停車駅。
駅構造
島式3面6線の地上駅。
乗り場 | 路線 | 方向 | 方面 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 鹿児島本線 | 上り | 博多・小倉方面 | 主に快速、特急かもめ |
2 | 長崎本線 | 下り | 佐賀・長崎・佐世保方面 | 主に当駅始発の普通電車。 |
3 | 鹿児島本線 | 下り | 久留米・大牟田・荒尾方面 | 主に当駅始発の普通電車。 |
鹿児島本線 | 上り | 博多・小倉方面 | 主に特急みどり・ハウステンボス。 | |
4 | 鹿児島本線 | 上り | 博多・小倉方面 | 主に当駅始発の普通電車。 |
5 | 長崎本線 | 下り | 佐賀・長崎・佐世保方面 | 主に当駅始発の普通電車。 |
6 | 鹿児島本線 | 下り | 久留米・大牟田・荒尾方面 | 主に特急電車。 |
利用状況
- 2023年(令和5年)度の1日平均乗車人員は6,475人である。
- 佐賀県の駅では佐賀駅に次いで多い。
- 九州のJRの駅だと宮崎県の県庁所在地である宮崎駅より多い。(宮崎駅は2018年《平成30年》度の乗車人員で、4,952人。)
年度別
年度 | 乗車人員 | 乗降人員 |
---|---|---|
2008年(平成20年)度 | 6,791人 | 13,582人 |
2009年(平成21年)度 | 6,672人 | 13,344人 |
2010年(平成22年)度 | 6,696人 | 13,392人 |
2011年(平成23年)度 | 6,682人 | 13,364人 |
2012年(平成24年)度 | 6,748人 | 13,496人 |
2013年(平成25年)度 | 6,980人 | 13,960人 |
2014年(平成26年)度 | 6,840人 | 13,680人 |
2015年(平成27年)度 | 7,069人 | 14,138人 |
2016年(平成28年)度 | 7,039人 | 14,078人 |
2017年(平成29年)度 | 7,145人 | 14,290人 |
2018年(平成30年)度 | 7,162人 | 14,324人 |
2019年(令和元年)度 | 7,132人 | 14,264人 |
2020年(令和2年)度 | 5,207人 | 10,414人 |
2021年(令和3年)度 | 5,557人 | 11,114人 |
2022年(令和4年)度 | 6,030人 | 12,060人 |
2023年(令和5年)度 | 6,475人 | 12,950人 |
余談
当駅の駅舎は1903(明治36)年に建築、1911(明治44)年に増改築して以来現在までその姿をとどめている。
当駅の代表的駅弁として「かしわめし」があるが、発売開始が1913(大正2)年と、かしわめし(東日本でいうところの「鶏めし」)弁当としては日本最古の歴史を誇る(蛇足だが同年に9600形蒸気機関車がデビューし、戦艦金剛が竣工している)。
九州で最初の駅構内立ち食いうどん店が1956(昭和31)年に設置された。
鳥栖駅のもう一つの名物として焼売もあるが、こちらは「焼麦(シャオマイ)」という名で発売しており、『東の崎陽軒(おなじみ横浜名物「シウマイ」)・西の中央軒(「焼麦」と「かしわめし」の発売元)』として知られている。
関連タグ
佐賀駅 新鳥栖駅 長崎本線 鹿児島本線 久留米駅 JR九州 駅 佐賀県内の駅一覧
鳥栖スタジアム:構内にあった鳥栖機関区及び鳥栖操車場跡地に作られたサッカー場。サガン鳥栖の本拠地。
藤井フミヤ:父親が当駅駅長として勤務していた時期があり、本人も国鉄職員時代に見習期間中に勤務していた。