概要
指定席料金が不要な特急電車が入るのも当駅が最南端であり、同時に大手私鉄では最南端の駅である。
駅構造
JR九州
ホームは単式1面1線と島式1面2線の構成。地上駅。
西日本鉄道
頭端式ホーム3面3線の地上駅。
大手私鉄では最南端の駅である。
駅番号はT50。
5番乗り場はラッシュ時以外殆ど使われていない。
余談
東口がJR専用、西口が西鉄専用の出入り口となっている。かつては東口からも西鉄の利用客が通れた上に改札内でJR⇔西鉄間の相互乗り換えができたが、改札業務委託が廃止されたため西鉄利用客は遠回りして西口を利用せざるを得ない状況となった上に改札内での相互乗り換えもできなくなった(西鉄が自動改札機を導入した1999年4月に改札業務委託を廃止)。なお、西口についてはJR用の改札口もあったが連絡橋の改装に伴い連絡橋口に改められている。
西鉄はかつて当駅経由で鹿児島本線西鹿児島駅および三角線三角駅までの連絡乗車券を発行していたが(西鉄福岡・西鉄二日市・太宰府・西鉄久留米・西鉄柳川駅から荒尾~熊本間の各駅と西鹿児島駅または三角駅間相互のみ発行)、九州新幹線開業により荒尾駅~熊本駅までの各駅に短縮された。しかし、九州新幹線全線開通後の2014年4月に廃止された。現在大牟田駅経由の連絡乗車券は三池港からの高速船経由での島原までの発行となっている(西鉄福岡(天神)駅・薬院駅・西鉄二日市駅・西鉄久留米駅・花畑駅・西鉄柳川駅から島原方面のみ)。
利用状況
西日本鉄道
- 2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は、8,241人である。
年度別乗降人員比較表
事業者名 | 西日本鉄道 |
---|---|
年度 | 乗降人員 |
2008年(平成20年)度 | 9,282人 |
2009年(平成21年)度 | 8,978人 |
2010年(平成22年)度 | 8,860人 |
2011年(平成23年)度 | 8,814人 |
2012年(平成24年)度 | 8,538人 |
2013年(平成25年)度 | 8,642人 |
2014年(平成26年)度 | 8,438人 |
2015年(平成27年)度 | 8,750人 |
2016年(平成28年)度 | 8,579人 |
2017年(平成29年)度 | 8,294人 |
2018年(平成30年)度 | 8,440人 |
2019年(令和元年)度 | 8,373人 |
2020年(令和2年)度 | 6,457人 |
2021年(令和3年)度 | 6,932人 |
2022年(令和4年)度 | 7,856人 |
2023年(令和5年)度 | 8,241人 |
関連項目
千早駅・和白駅…JR九州と西鉄が接続しているのは、大牟田駅以外ではこの2駅が該当。
香椎駅 直接接続していないが、駅前で西鉄の駅(西鉄香椎駅)と向かい合っていて乗換駅として機能している。
東成田駅…大手私鉄最東端の駅。
新藤原駅…大手私鉄最北端の駅。
西鉄福岡天神駅…大手私鉄最西端の駅。