概要
広島県広島市南区松原町にある西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅と、広島電鉄の停留場。
JRの駅のうち、新幹線口は東区二葉の里に跨がる。
JR西日本
1894年6月10日に山陽鉄道の駅として開業し、国有化により国鉄の駅に、さらに民営化によりJR西日本の駅となった。
山陽新幹線や山陽本線が乗り入れ、芸備線の始発駅にもなっている。その他、呉線や可部線の列車が山陽本線を経由して(一部を除いて)当駅始発・終着で運行されている。
乗り入れ路線
駅構造
在来線
単式・島式4面8線の地上駅だが、単式ホームの東側にはかつて切り欠き式ホームがあり(0番線)、亡き宇品線が発着していた。
また、6番線はホームのない通過線である。
乗り場 | 路線 | 方向 | 行き先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1・2 | 山陽本線 | 下り | 横川・宮島口・岩国方面 | 1番乗り場は普通列車、2番乗り場は快速シティライナー発着 |
可部線 | 下り | 横川・緑井・可部・あき亀山方面 | 日中時間帯以外 | |
3・4 | 呉線 | 上り | 海田市・呉・広方面 | 日中は快速安芸路ライナー発着 |
可部線 | 下り | 横川・緑井・可部・あき亀山方面 | ||
山陽本線 | 下り | 横川・宮島口・岩国方面 | 平日朝と快速シティライナーのみ | |
山陽本線 | 上り | 海田市・西条・三原方面 | 夜間のみ | |
5・7 | 山陽本線 | 上り | 海田市・西条・三原方面 | 三原方面への列車は原則このホームから発車 |
呉線 | 上り | 海田市・呉・広方面 | 日中は快速安芸路ライナー発着 | |
8・9 | 芸備線 | 上り | 下深川・三次方面 | 8番乗り場からの発車は1列車のみ |
新幹線
島式2面4線の高架駅。
利用状況(JR西日本)
- 2019年(令和元年)度の1日平均乗車人員は、77,042人である。
- 中国・四国地方のJRグループの駅のなかでは最も多いが、博多駅、札幌駅、仙台駅に比べて少なく、岡山駅に肉薄されている現状である。
- JR西日本の駅では、第7位で京阪神以外の駅では最も多い。
- 2018年(平成30年)度に利用者が微減した理由として西日本豪雨があげられる。
利用状況比較表
年度 | 乗車人員 | 乗降人員 |
---|---|---|
2008年(平成20年)度 | 70,656人 | 141,312人 |
2009年(平成21年)度 | 69,840人 | 139,680人 |
2010年(平成22年)度 | 69,327人 | 138,654人 |
2011年(平成23年)度 | 70,384人 | 140,768人 |
2012年(平成24年)度 | 71,510人 | 143,020人 |
2013年(平成25年)度 | 72,918人 | 145,836人 |
2014年(平成26年)度 | 72,040人 | 144,080人 |
2015年(平成27年)度 | 73,218人 | 146,436人 |
2016年(平成28年)度 | 74,592人 | 149,184人 |
2017年(平成29年)度 | 77,174人 | 154,348人 |
2018年(平成30年)度 | 77,169人 | 154,338人 |
2019年(令和元年)度 | 77,042人 | 154,084人 |
広島電鉄
停留場構造
変則頭端式4面3線のホームを持ち、原則降車用ホームとして使用。西寄りの降車用ホームの反対側のホーム(ここでは便宜上、A番線とする)を5号線専用の乗り場としているほかは、0・1・2・6号線については一旦降車ホームにて人を降ろし、折り返してからポイント合流地点にある0・1・2・6号線共通の乗車用ホーム(ここではB番線)にて乗車扱いを行う。
なお、実際の旅客の案内ではホーム番号は用いられていない。
乗り場 | 路線 | 行き先 | 備考 |
---|---|---|---|
A | 5号線 | (皆実線経由)比治山下・広島港方面 | |
B | 1号線 | (宇品線経由)八丁堀・(広島)市役所前・広電本社前・広島港方面 | 広電本社前止めは0号線 |
2号線 | 八丁堀・広電西広島・JA広島病院前・広電宮島口方面 | ||
6号線 | 原爆ドーム前・江波方面 |
2025年の駅ビル建て替えに伴い、駅ビル内の高架駅舎へ移転予定となっている。
これに伴い、駅前大橋経由のルートに変更され、隣の猿猴橋町停留場を含む当停留場~的場町停留場間が廃止となる予定。
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