概要
名前の由来は当駅周辺の地区名(かつての豊田郡広村→呉市広町)であり、広島市とは当然のことながら関係がない。
直営駅(呉駅の被管理駅)且つ、呉線における広島シティネットワークの東端駅で、運行系統上の境界駅でもある。
呉線の中でも大きな駅であり、当駅始発・終着の列車が多く設定されているが、それゆえ当駅を跨いで移動する場合、朝夕の一部を除いて乗り換えが必要になる。
なお、前述のとおり広島市および広島駅とは直接関係がないが、読みが同じで距離も近いため、呉駅や坂駅などといった広島駅と広駅の間にある駅で「広行き」の列車が来ると、慣れていない人は広島行きかと勘違いすること請け合いだろう。
「駅名が似ていて、その上どちらの駅も始発・終着駅なので紛らわしい」例としては、このほかに飯田線の豊橋駅~豊川駅などがある。
駅構造
単式1面1線、島式1面2線の複合2面3線の地上駅。
利用状況
- 2019年(令和元年)度の1日平均乗車人員は3,640人である(呉市統計書より)。
利用状況比較表
年度 | 乗車人員 | 乗降人員 |
---|---|---|
2008年(平成20年)度 | 4,086人 | 8,172人 |
2009年(平成21年)度 | 3,946人 | 7,892人 |
2010年(平成22年)度 | 3,869人 | 7,738人 |
2011年(平成23年)度 | 3,801人 | 7,602人 |
2012年(平成24年)度 | 3,744人 | 7,488人 |
2013年(平成25年)度 | 3,832人 | 7,664人 |
2014年(平成26年)度 | 3,734人 | 7,468人 |
2015年(平成27年)度 | 3,888人 | 7,776人 |
2016年(平成28年)度 | 3,929人 | 7,859人 |
2017年(平成29年)度 | 3,953人 | 7,905人 |
2018年(平成30年)度 | 3,556人 | 7,112人 |
2019年(令和元年)度 | 3,640人 | 7,280人 |
余談
当駅の東方に広電バスの広営業所があるが、同営業所の最寄りバス停は「東のりば」である。これは呉市営バスの東営業所だった当時から続く名称で、広営業所止まりのバスの行先表示も「広・東のりば」となっている。バス停では当駅より2つ目。