概要
広島県廿日市市宮島口1丁目に所在し、JR西日本山陽本線の宮島口駅と、広島電鉄宮島線(2号線)の広電宮島口駅から成る。さらに、航路である宮島フェリーや宮島松大汽船が乗り入れ、対岸の厳島神社へ連絡している。
JR宮島口駅
山陽本線
単式・島式2面3線の地上駅。
広島シティネットワークエリア内にあり、ICOCAが使用可能。
1番乗り場(1番線)は下り本線、3番乗り場(3番線)は上り本線、4番乗り場(4番線)は上り副本線である。
かつては1番乗り場と3番乗り場の間に2番線が存在したが、平成24年3月のダイヤ改正を機に撤去された。
利用状況
- 2018年(平成29年)度の1日平均乗車人員は4,359人である(廿日市市統計書より)。
利用状況比較表
年度 | 乗車人員 | 乗降人員 |
---|---|---|
2008年(平成20年)度 | 3,599人 | 7,198人 |
2009年(平成21年)度 | 3,809人 | 7,618人 |
2010年(平成22年)度 | 3,509人 | 7,018人 |
2011年(平成23年)度 | 3,943人 | 7,886人 |
2012年(平成24年)度 | 4,143人 | 8,286人 |
2013年(平成25年)度 | 4,101人 | 8,202人 |
2014年(平成26年)度 | 4,093人 | 8,186人 |
2015年(平成27年)度 | 4,270人 | 8,540人 |
2016年(平成28年)度 | 4,536人 | 9,072人 |
2017年(平成29年)度 | 4,604人 | 9,208人 |
2018年(平成30年)度 | 4,359人 | 8,718人 |
宮島フェリー
鉄道駅とは国道2号を挟んで隔てた南側にあり、連絡運輸の旅客も一旦、改札に出て国道2号を地下路を横断して航路桟橋に向かう必要がある。
広電宮島口駅
宮島線の終着駅であり、船はこちらの方がJRよりも近い。
但し、こちらと連絡しているのはJR宮島フェリーでなく宮島松大汽船であるので要注意。
頭端式ホーム4面4線の地上駅。A・F番線は降車専用で、乗車専用のB・E番線と線路を共有する。C・D番線は乗降兼用。
かつては頭端式ホーム2面3線で、宮島松大汽船のりばとは多少離れていたが、2022年7月2日初電より、70m海側の新駅へ移転し、より乗り換えが至便になった。
宮島松大汽船
旅客定期便は宮島口桟橋~宮島桟橋を結んでおり、宮島口桟橋は7時15分~20時30分、宮島桟橋はそれより15分早く、7時~20時15分まで運行している。
10分~15分間隔で運行しており、休日などの多客時には臨時便も運行している。旅客便とは別にカーフェリー便が別桟橋から並行で運行され、主に第二みやじまが担当する。
カーフェリー運行終了後の夜間は、普通車までの車両に限り、旅客便での航送が可能になる。
但し、多客時の場合は昼間でも旅客便による普通車の航送が行われている。