概要
千葉県市川市の中心にある、JR総武本線(中央・総武緩行線)と都営新宿線の駅。
市川市役所や市川市文化会館の最寄り駅でもあり、当駅には停車しない総武快速線が停車する隣駅市川駅にもその旨が表示されている。
駅は「シャポー本八幡」直結の駅ビルとなっており、総武線⇔都営新宿線の乗り換えは北口方面からこの駅ビル施設の中を経由する形になる。
また、北口から国道14号を跨いだ先には京成本線の京成八幡駅があり、こちらは京成電鉄・京成バス本社と雨除け付きのペデストリアンデッキで直結している。ただし、京成八幡駅との公式連絡があるのは都営新宿線のみ。
京成電鉄本社の京成八幡駅前の移転工事においても都営側はペデストリアンデッキに合わせてA6出口を向きを変えて新造するなど京成に全面的に協力しており、鉄道会社間の大人の事情が見え隠れしている。
一応距離は離れているものの、総武線と京成線を橋渡しするかのように新宿線のコンコースが通っているおかげで。新宿線のA2~A6出口を経由すれば雨の日でもほぼ地上に出ることなく乗り換えが可能である。
どちらも駅名の由来は「葛飾八幡宮」といわれる。
当駅や京成乗り換えで秋葉原駅(岩本町駅)や新宿駅(南口)に行く場合は、都営新宿線(急行)を使うと安くて早く行くことができる。
都営地下鉄と京成八幡駅の乗り換え通路の間にはヤマダ電機とカスミが入居しているビルがあり、その周辺には千葉を拠点とするイデカフェが2件と、ガストがある。
北口に京成バス、南口に京成トランジットバスの乗り場があり、京成バスは東松戸駅、医療センター入口(京成バス市川営業所)、市川市動植物園などへ向かう路線、トランジットバスは新浦安駅などへ向かう路線が発着している。
駅構造
JR東日本(JB28)
島式1面2線の高架駅。
北側に快速線の通過線がある。
都営地下鉄(S21)
島式1面2線の地下駅。東京都交通局の駅では唯一、東京都の外にある。
終着・始発駅のため新宿方に上下渡り線はあるものの、将来の新鎌ヶ谷駅方面延伸計画が「不可能ではない」中間駅のような中途半端な形の駅構造となっているが、2013年に今後の需要・資金面から計画が廃止されてしまい、現状ではほぼ延伸される見込みはない。
利用状況
近況
JR東日本
- 2019年(令和元年)度の1日平均乗車人員は60,161人である。
- 茅ケ崎駅より多い。
都営地下鉄
- 2019年(令和元年)度の1日平均乗降人員は82,348人である。
利用状況推移表
事業者名 | JR東日本 | (同左) | 都営地下鉄 |
---|---|---|---|
年度 | 乗車人員 | 乗降人員 | 乗降人員 |
2008年(平成20年)度 | 58,190人 | 116,380人 | 67,394人 |
2009年(平成21年)度 | 58,066人 | 116,132人 | 68,373人 |
2010年(平成22年)度 | 57,429人 | 114,858人 | 68,658人 |
2011年(平成23年)度 | 56,644人 | 113,288人 | 66,877人 |
2012年(平成24年)度 | 57,348人 | 114,696人 | 68,016人 |
2013年(平成25年)度 | 58,274人 | 116,548人 | 69,258人 |
2014年(平成26年)度 | 57,988人 | 115,976人 | 69,927人 |
2015年(平成27年)度 | 58,835人 | 117,670人 | 72,050人 |
2016年(平成28年)度 | 59,143人 | 118,286人 | 74,605人 |
2017年(平成29年)度 | 59,869人 | 119,738人 | 77,907人 |
2018年(平成30年)度 | 60,125人 | 120,250人 | 80,470人 |
2019年(令和元年)度 | 60,161人 | 120,322人 | 82,348人 |
隣の駅
関連タグ
サイゼリヤ:1号店が駅近くにある(現在は教育記念館として保存)