概要
馬喰横山駅は、東京都中央区日本橋横山町にある都営地下鉄新宿線の駅(S09)。
東日本橋駅は、東京都中央区東日本橋三丁目にある、都営地下鉄浅草線の駅である(A15)。
双方は共に都営地下鉄の駅であるが、改札外を経由する必要があり、その場合はオレンジ色の、都営浅草線乗り換え専用改札口を通る。
また馬喰横山駅には、総武快速線の馬喰町駅との乗り換え専用改札が岩本町駅寄りにあり、改札業務は東京都交通局が行っている。
馬喰横山駅の開業は1978年12月21日で、後述する浅草線東日本橋駅は1962年5月末の開業である。国鉄(現JR東日本)総武快速線の馬喰町駅は1972年7月15日の開業だが、当時は地上連絡で、馬喰横山駅開業と同時に3駅同時乗り換え業務が開始された。
馬喰横山駅
駅名の由来は隣接する付近の2つの地名「日本橋馬喰町」と「日本橋横山町」。日立自動車交通が運行する中央区コミュニティバス「江戸バス」北循環の馬喰横山駅バス停もある。
駅構造
中柱のある相対式ホーム2面2線の地下駅。地下1階と地下3階に改札口があり、後者が馬喰町駅に連絡している。ホームは地下2階にある。
1997年からは、この年に新設された急行の停車駅になった。
利用状況
2021年(令和3年)度の1日平均乗降人員は86,237人(乗車人員:43,031人、降車人員:43,206人)である。
隣の駅
東日本橋駅
計画時の仮称は「久松町」で、日本橋久松町という地名が現在も残る。当駅所在地の地名「東日本橋」は駅開業後の1971年に、住居表示実施に伴い誕生した。
駅構造
馬喰横山駅と同じく相対式ホーム2面2線。
開業当時は改札外のみ連絡通路があったが、1990年代にホームの浅草橋駅寄りにエスカレーターを併設した連絡通路が新設された。2007年度から防災改良工事や外壁改装工事の他、B1出入口前へのエレベーター新設工事などが行われている。
のりば番号は小川町駅(東京メトロ丸ノ内線淡路町駅)とは異なり、馬喰横山駅との連番にはなっていない。
利用状況
2021年(令和3年)度の1日平均乗降人員は60,624人(乗車人員:30,362人、降車人員:30,262人)である。