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もしかして→浜松町駅


概要編集

東京都中央区日本橋浜町二丁目にある都営地下鉄新宿線の駅(S10)。

中央区では最東端の駅にあたる。もっとも、中央区に所在する駅はすべて地下駅であるため、方角は地図上で確認する他ない。

当駅近くに明治座があり、「明治座前」の副駅名もあるが、現在は車内自動放送のみで用いられる。

このほか当駅近くには、もと蒼国来関が師匠を務める大相撲の荒汐部屋、ベースボール・マガジン社、化学メーカー「クレハ」本社、飲料メーカー「カゴメ」東京支部が所在する。


なお、建設中の1976年、当駅付近でナウマンゾウの化石が発見され、「浜町標本」と名づけられた。


駅構造編集

半径510mの曲線上に設けられた駅で、島式ホーム1面2線。

新宿駅寄りの一部は、並行する単線シールドトンネル間において、水平鋼管圧入(パイプルーフ)工法による特殊な切り拡げ工法を使用したほかは、すべて開削工法で建設したものの、浜町公園の地下に開削工法で構築する当駅停留場部は延長157.5 mのみで、10両編成に対応した210.0 mの有効長が確保できない。このため、本線シールドトンネル間(トンネル外径 7.5 m・ホーム幅員約10 m)を延長62.5 mにわたって切り拡げ、島式ホームとした。いわゆる「眼鏡形シールド駅」である。

当駅がある辺りは軟弱な地盤地帯で、また多数の建物の直下に位置し、建設時、地上建物20棟に薬液注入による地盤改良またはアンダーピニング(基礎受け替え)など防護工の施工を要するなど、注意を払わないと地上建物に大きな影響を及ぼす厳しい条件下で建設が行われた。


停車は各駅停車のみ。


のりば方向行先次の駅
1A線神保町・新宿、(京王線)調布方面馬喰横山駅(S09)
2B線大島本八幡方面森下駅(S11)

利用状況編集

2021年(令和3年)度の1日平均乗降人員は16,602人(乗車人員:8,263人、降車人員:8,339人)である。これは都営新宿線の駅で最も少なく、急行停車駅である両隣駅の馬喰横山駅や森下駅の半分にも満たない。


余談編集

冒頭に示した通り、当駅は山手線などの浜松町駅間違われやすい。都営交通では、新宿駅または森下駅で接続する大江戸線(他に浅草線)に大門駅があるが、その大門駅の副駅名を「浜松町」とすることで、浜町駅との区別を図っている。


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