概要
東京都中央区日本橋馬喰町にあるJR東日本総武本線(総武快速線)の駅で地下駅。
1972年(昭和47年)7月15日の総武本線東京駅延伸に伴う地下トンネル開通と共に開業した。
都営地下鉄の新宿線馬喰横山駅や浅草線東日本橋駅と乗り換えが可能。
駅ナンバリングはJO21。
海抜マイナス27.14メートルにある地下駅で、開業当時は「国鉄で一番標高が低い駅」と言われていた。
開業当時は海抜マイナス30.58メートルとされ、国鉄時代の駅スタンプには「国鉄で一番低い駅」、国鉄民営化後は「一番低い駅」と記されていたが、後にマイナス27.14メートルに修正されたほか、東京駅の京葉線ホーム(海抜マイナス29.19メートル)や津軽海峡線吉岡海底駅(海抜マイナス149.5メートル。2014年廃止)などもっと低い駅が開業したため2003年に駅スタンプを「問屋街と歴史のある町」と記された新しいものに変更した。
2020年(令和2年)7月には新たなデザインの駅スタンプが設置された。
国鉄で一番高い駅だった野辺山駅と友好関係にあったことから改札前には長野県産白樺のオブジェが設置されている。
駅周辺は日本最大の現金問屋街馬喰町であり、老舗の衣料品問屋が連なっている。
沿革
- 1972年7月15日:国鉄総武本線延伸区間の駅として開業。同日から都営浅草線東日本橋駅との連絡運輸業務開始。
- 1978年(昭和53年)12月21日:都営新宿線馬喰横山駅開業に伴い、同駅との連絡運輸業務開始。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴いJR東日本が継承。
- 2001年(平成13年)11月18日:交通系ICカード乗車券「Suica」導入。
- 2010年(平成22年)10月31日:みどりの窓口営業終了。
- 2016年(平成28年)10月1日:駅ナンバリング導入。
- 2018年(平成30年)10月1日:駅業務をJR東日本ステーションサービス(JESS)に委託。
駅構造
島式ホーム1面2線の地下駅。地下5階に位置し、都営新宿線馬喰横山駅との間に連絡通路が存在する。
隣の駅
特急
通過
快速
新日本橋駅(JO20) - 馬喰町駅(JO21) - 錦糸町駅(JO22)