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概要

横須賀線久里浜駅から総武快速線(総武本線)を経由し、成田線成田空港駅を結ぶJR東日本の列車。


1991年(平成3年)3月19日の成田線空港支線開業と共に運行開始。横須賀線内は普通、総武快速線・成田線内は快速として運行された。その為横須賀線内では「エアポート成田」または「普通エアポート成田」、快速運転区間では「快速エアポート成田」として案内された。なお成田空港発の列車には使用されず、それらは種別のみで案内された。

他の列車同様グリーン車を利用しなければ追加料金は不要だった。


2018年(平成30年)3月16日ダイヤ改正で「エアポート成田」の愛称は廃止され、それ以降は愛称無しの列車として運行が続けられている。


また1991年(平成3年)4月26日1992年(平成4年)11月29日に、特急成田エクスプレスを補完する目的で臨時特別快速エアポート成田が運行された(後述)。


ちなみに総武快速線運転見合わせによる直通中止時、横須賀線内折り返し運転中にエアポート成田が来ると、まれに「普通 エアポート成田 東京行き」とかいう意味不明な案内をすることがある。

どういうことなの・・・


運行形態

普通・快速エアポート成田

基本的には横須賀線→成田空港間の運転で、日中時間については運転開始当初は予々毎時1本、その後成田線普通列車の一部が当列車に置き換えられた為毎時2本程度設定されていた。

夜間には総武本線成東行及び鹿島線鹿島神宮行を併結する列車も1本ずつ存在し、佐倉駅で分割を行う。なお鹿島神宮行はかつて成田駅で分割する列車も存在したが、鹿島線直通列車の減便に伴い消滅した。


停車駅

(久里浜〜東京) - 新日本橋 - 馬喰町 - 錦糸町 - 新小岩 - 市川 - 船橋 - 津田沼 - 稲毛 - 千葉 - (都賀〜成田空港)


()内は各駅に停車


特別快速エアポート成田

前述の通り成田線空港支線開業後に設定された臨時列車。

運行区間は大船・東京〜成田空港。但し大船発着は1991年(平成3年)の日曜日に行われた延長運転時のみ。

快速と違い横須賀線内も含め全区間で特別快速扱いだった。

1991年(平成3年)7月20日から9月1日までは毎日運転だったが、それ以降は土曜・休日のみの運転となった。


停車駅

(大船〜東京) - 錦糸町 - 船橋 - 津田沼 千葉 - 成田 - 成田空港


()内は各駅に停車。空港第2ビル駅は未開業。


使用車両

113系

大船電車区(現・鎌倉車両センター)・幕張電車区(現・幕張車両センター)所属。普通・快速及び特別快速で使用。方向幕は普通・快速は青色、特別快速は赤色だった。

特別快速は1991年(平成3年)は11両、1992年(平成4年)は15両で運行され、『特快エアポート成田』と書かれたヘッドマークを掲出した時期もあった。


E217系

鎌倉車両センター所属。普通・快速で使用。方向幕の色は113系同様青色、LEDでは赤色だった。


E235系1000番台

鎌倉車両センター所属。普通・快速で使用。LEDの方向幕色は白色に変更されている。


その他

2007年(平成19年)年末〜2008年(平成20年)年始・ゴールデンウィーク・夏休み中に、常磐線(常磐快速線)上野駅から成田線我孫子支線経由で成田空港を結ぶ臨時快速「エアポート常磐」が運行された。

大宮総合車両センターの183系が使用され、ステッカーによる専用トレインマークも用意された。

成田空港行は全車指定席、上野行は全車自由席と実験的要素が強い列車だった。

JR東日本は利用状況によっては定期列車化も検討していたが、所要時間が京成線に比べて圧倒的にかかる事、常磐快速線沿線各地発着の成田国際空港へのリムジンバスが運行されている事から、結局2008年(平成20年)8月の運行分を最後に臨時列車としても設定される事はなかった。


関連項目

JR東日本 快速 列車愛称

横須賀線 総武快速線総武本線 成田線

E217系 E235系 成田空港 成田エクスプレス

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