概要
佐倉駅以西の千葉駅方面へは、総武本線経由と成田線経由のどちらでも行けるが、佐倉駅までの道のりおよび所要時間は総武本線経由のほうが短い。
特急は「しおさい」が乗り入れている。かつては「すいごう」「あやめ」(現在は廃止)も乗り入れていたが、末端区間の佐原駅〜銚子駅間は普通列車として運行されていた。
第二次大戦の空襲で駅舎が焼けたため、戦後海軍香取航空基地の格納庫を移設して駅舎にし、2016年(平成28年)まで使用されていた。
駅構造
単式ホーム1面1線、切り欠きを持つ島式ホーム1面3線、合計2面4線で構成される地上駅。切り欠きホームは銚電ホームで、2・3番線の東側のホーム上に別途駅舎がある。かつては風車がついていた。
また1978年(昭和53年)4月1日まで総武本線の貨物支線が伸びており、駅構内で銚子電鉄と線路を共用していた。その為駅舎並びに旧貨物線と銚子電鉄線の分岐点である妙見堂踏切先の分岐器まではJR東日本が管理している。
余談
当駅には千葉交通の他に、対岸の茨城県神栖市より関鉄バスが乗り入れており、人口が10万人ほどいるにも拘らず鉄道駅が鹿島臨海鉄道鹿島臨港線の貨物駅(神栖駅、奥野谷浜駅)のみで旅客駅がない神栖市の玄関口ともなっている。
なお、千葉交通は前乗り前降り、関鉄バスは中乗り前降りと乗降方式が異なるので要注意。
