概要
横浜線・八高線の始点であり、立川駅と並ぶ多摩地域の鉄道の拠点。
北口のシンボルである巨大な駅ビルはかつてはそごうの経営だったが、業績不振により2012年に撤退。そごう撤退後は2010年から経営する南口の駅ビルを管理していたセレオ八王子に統合される形となった。
セレオ八王子は北館は有隣堂などが入居、南館は主にビックカメラが入っている。
南口のもう1つのビルにはくまざわ書店とスーパーアルプスがあり、買い物ならこちらでやるのも手だといえる。
北口にはくまざわ書店本店と八王子オクトーレ(旧・八王子東急スクエア)、アニメイト、ヨドバシカメラなどがあるが、ヨドバシカメラはビックカメラより小さくて使いにくいので、家電などの購入はビックカメラが中心となる。
都内に雪が降ると、なぜかマスコミが中継にやってくる場所としても有名。
駅構内
3面6線の地上駅である。
1番線が八高線が、2・3・4番線が中央線が、5・6番線が横浜線が使用する。
(2022年3月のダイヤ改正前までは朝と夜に限り相模線からの直通列車が横浜線ホームに乗り入れていた)
ホーム有効長は、1番線が4両編成の80m、2~4番線が12両編成の250m、5・6番線が8両編成の190mになる。
乗り場 | 路線 | 方向 | 方面 | 備考 | 音声 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 八高線 | 下り | 拝島・高麗川・川越・高崎方面 | 発車メロディーは車両から流している | 女 |
2 | 中央線快速 | 上り | 立川・新宿・東京・千葉方面 | あずさは当駅を停車。 | 男 |
3 | 中央線快速 | 上り | 立川・新宿・東京・千葉方面 | 当駅発着 | 男 |
4 | 中央線快速 | 下り | 高尾・大月・甲府方面 | 女 | |
5 | 横浜線 | 上り | 橋本・町田・新横浜・東神奈川・桜木町方面 | 女 | |
6 | 横浜線 | 上り | 橋本・町田・新横浜・東神奈川・桜木町方面 | 日中の快速は当乗り場に発着 | 男 |
利用状況
- 2023年(令和5年)度の1日平均乗車人員は75,159人である。
- 横浜線の駅では横浜駅・町田駅に次いで3位で、中央線では新宿駅・東京駅・立川駅・中野駅・吉祥寺駅・国分寺駅・御茶ノ水駅・四ツ谷駅に次いで多い。
- 他の駅と比べると浦和駅や仙台駅より少ない。
- 近年、南口の開発により利用者が増加した。
年度別
年度 | 乗車人員 | 乗降人員 |
---|---|---|
2008年(平成20年)度 | 82,395人 | 164,790人 |
2009年(平成21年)度 | 80,273人 | 160,546人 |
2010年(平成22年)度 | 80,219人 | 160,438人 |
2011年(平成23年)度 | 81,474人 | 162,948人 |
2012年(平成24年)度 | 82,521人 | 165,042人 |
2013年(平成25年)度 | 85,191人 | 170,382人 |
2014年(平成26年)度 | 84,739人 | 169,478人 |
2015年(平成27年)度 | 86,178人 | 172,356人 |
2016年(平成28年)度 | 85,093人 | 170,186人 |
2017年(平成29年)度 | 85,302人 | 170,604人 |
2018年(平成30年)度 | 85,003人 | 170,006人 |
2019年(令和元年)度 | 83,565人 | 167,130人 |
2020年(令和2年)度 | 58,760人 | 117,520人 |
2021年(令和3年)度 | 65,571人 | 131,142人 |
2022年(令和4年)度 | 72,101人 | 144,202人 |
2023年(令和5年)度 | 75,159人 | 150,318人 |
停車する特急
(「はちおうじ」は当駅発着。なお、2024年3月16日のダイヤ改正までは成田エクスプレスも発着していた)
発車メロディー
1番線を除く全てのホームで夕焼け小焼けが使用されている。朝でも流れるため一部の利用客からは不評を買っている。
(1番線を発着する八高線・川越線は2022年3月のダイヤ改正によるワンマン化により車両から発車メロディーを流す事になり廃止された)
余談
過去に京王線が八王子駅横に乗り入れる計画があり、用地まで確保されていたが断念した。現在その用地には京王バス八王子営業所を経て京王プラザホテル八王子が建っている。