概要
立川駅~青梅駅を経由し当駅に至るJR東日本、青梅線の終着駅。
東京都内で最も西にある山中の駅で、また標高も海抜343mと東京タワーとほぼ同じ高さにあり、都内のJR駅のなかで最高点でもある。都心からのアクセスも良好で、ビルの立ち並ぶ23区とは一転した、ハイキングや川釣りなど東京の田舎としての面を楽しめる。
所在地は西多摩郡奥多摩町氷川で、開業から1971年に改名されるまで氷川駅という名称だった。
1面2線の末端駅で、都内でここより西へ向かう鉄道路線は無い。しかし、かつては小河内ダム(奥多摩湖)建設のための専用線(東京都水道局所有。のちに西武鉄道さらに奥多摩工業に払い下げ)が伸びており、現在でもその廃線跡を見ることができる。また1998年まで貨物輸送(石灰石輸送。奥多摩工業氷川工場が駅に隣接している)が行われていたため、かつては駅構内はかなり広かった。
ホームが曲がった構造で、電車のドアとの隙間がとても大きい箇所があり、所によっては乗降の際、足元に注意する必要がある。E233系の車内放送でもその旨が案内される。
東京都内の駅であるが、隣接する山梨県北都留郡小菅村と丹波山村の玄関口でもある。両村へは駅前から発着する西東京バスが連絡する。
(かつては両村中心部から山梨県内にアクセスする公共交通機関が無かったが、現在は小菅村については富士急バスで大月市へ抜けられるようになった。なお、丹波山村については塩山市(現在の甲州市)まで山梨交通と西東京バスによる急行バスが運行されていた時期があった)
ホームは駅舎2階にあり、同じ階に食堂があるが、場所が違うので一旦階段を降り、1階からまた別の階段に昇り直す必要がある。
関連タグ
軍畑駅(同じ青梅線の駅) 多摩地区にある駅一覧