あれ?「何川越駅」だっけ?
JRの⇒当記事
駅データ
駅名 | 川越駅(かわごええき) |
---|---|
ローマ字表記 | kawagoe |
所在地 | 埼玉県川越市 |
所属事業者 | 東武鉄道/JR東日本 |
所属路線 | 東武東上線/川越線(埼京線・八高線) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線(東武鉄道)/2面3線(JR東日本) |
概要
埼玉県川越市にある駅。JR東日本川越線および東武鉄道東上線が乗り入れる。
川越線は現在、朝の下り一部電車が川越車両センターを最寄り駅とする南古谷駅からの直通である(国鉄時代の電化時・1985年からごく初期にはローカル車の大宮直通もあったが、短期間で消滅している)ほかは、当駅で系統が分割されており、東へ向かう電車は大宮駅から埼京線⇒りんかい線及び相鉄本線に直通し、西へ向かう電車は高麗川駅から八高線に直通して八王子駅を目指す。
東上線には当駅を始発・終着とする列車が存在しないが、隣の川越市駅に留置線があるため、そちらがその機能を担っている。
アニメイトが入居しているドン・キホーテやルミネ、東武ストアなどはこちらの方が近いが、観光地は西武新宿線本川越駅や東上線川越市駅を利用した方が近い。これはもともとこの駅が市街地からだいぶ西側にずれた所に設置されたためで、市街地の中心部は本川越駅の方にある(というか元々本川越駅が川越駅と名乗っていたが、川越線開業時に国鉄が奪った)。昔は川越駅前に刑務所すらあったとか。1980年代前半までは開発に取り残された旧態然とした閑散とした駅構内であったが、埼京線直通の際にかつての引き込み線や貨物ホームのスペースをすべて潰し、二面三線の長編成対応ホームに徹底的に作り直すことで現在の姿となった。
駅構造
東武鉄道
相対式2面2線の橋上駅舎で快速急行と急行はここから西が各駅停車になる。
東上線は下り線から1番乗り場にする傾向があるが、当駅はJRとの合算の為か上りから1番乗り場にしている。
2018年(平成30年)3月17日にホームドアが設置された。
JR東日本
島式2面3線の橋上駅である。
埼京線方面は3番乗り場と6番乗り場を使用して八高線方面は中線である4番乗り場と5番乗り場を使用する。
尚、日中は5番のりばと6番のりばは閉鎖され、3番のりばと4番のりばのみになる。
乗り場 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
3 | 川越線/埼京線 | 東行き | 大宮・武蔵浦和・新宿・大崎方面 | 埼京線方面発着 |
4 | 川越線/八高線 | 西行き | 高麗川・拝島・八王子方面 | 八高線方面発着で5番乗り場と共有 |
5 | 川越線/八高線 | 西行き | 高麗川・拝島・八王子方面 | 八高線方面発着で4番乗り場と共有 |
6 | 川越線/埼京線 | 東行き | 大宮・武蔵浦和・新宿・大崎方面
| 埼京線方面発着 |
ちなみに当駅の電報略号は「ハエ」だが、これは旧仮名遣いのカハゴエに由来する。
利用状況
近況
東武鉄道
- 2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は114,751人である。
- 2016年(平成28年)度に本川越駅西口が開設した影響で、当駅利用者の一部が川越市駅に移行した為、微減した。
JR東日本
年度別利用状況比較表
事業者名 | JR東日本 | 東武鉄道 | |
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年度 | 乗車人員 | 乗降人員 | 乗降人員 |
2008年(平成20年)度 | 37,939人 | 75,878人 | 122,438人 |
2009年(平成21年)度 | 37,098人 | 74,196人 | 121,773人 |
2010年(平成22年)度 | 36,780人 | 73,560人 | 121,558人 |
2011年(平成23年)度 | 36,344人 | 72,688人 | 121,051人 |
2012年(平成24年)度 | 36,936人 | 73,872人 | 123,242人 |
2013年(平成25年)度 | 37,754人 | 75,508人 | 127,243人 |
2014年(平成26年)度 | 37,327人 | 74,654人 | 125,687人 |
2015年(平成27年)度 | 38,343人 | 76,686人 | 128,021人 |
2016年(平成28年)度 | 38,387人 | 76,774人 | 126,600人 |
2017年(平成29年)度 | 38,491人 | 76,982人 | 126,451人 |
2018年(平成30年)度 | 38,532人 | 77,064人 | 126,508人 |
2019年(令和元年)度 | 38,112人 | 76,224人 | 124,534人 |
2020年(令和2年)度 | 26,981人 | 53,962人 | 87,676人 |
2021年(令和3年)度 | 30,932人 | 61,864人 | 99,262人 |
2022年(令和4年)度 | 33,846人 | 67,692人 | 110,102人 |
2023年(令和5年)度 | 35,294人 | 70,588人 | 114,751人 |
隣の駅
東武鉄道
種別 | 前の駅 | 当駅 | 次の駅 | 備考 |
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モーニングTJ | 坂戸駅(TJ26) | 川越駅(TJ21) | ふじみ野駅(TJ18) | 朝の池袋方面のみ |
TJライナー | ふじみ野駅(TJ18) | 川越駅(TJ21) | 川越市駅(TJ22) | 夕方の小川町方面のみ |
| 朝霞台駅(TJ13) | 川越駅(TJ21) | 川越市駅(TJ22) | |
急行 | ふじみ野駅(TJ18) | 川越駅(TJ21) | 川越市駅(TJ22) | |
| 新河岸駅(TJ20) | 川越駅(TJ21) | 川越市駅(TJ22) |
JR東日本
川越線〜埼京線
種別 | 前の駅 | 当駅 | 備考 |
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| 南古谷駅 | 川越駅 |
川越線〜八高線
種別 | 前の駅 | 当駅 | 次の駅 | 備考 |
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各駅停車 | 南古谷駅 | 川越駅 | 西川越駅 | 一部高麗川方面行きは南古谷駅始発。 |
埼玉県以外の「川越」駅
当駅を含めた川越3駅と、西川越駅(川越西線で次の駅)のほかに、三重県には近鉄名古屋線の川越富洲原駅がある。ただし、以前は駅の所在地に合わせた「富洲原」駅だった。
また島根県にも、JR西日本三江線の石見川越駅がかつて存在したが、現在は三江線もろとも廃止になっている。
関連項目
本川越駅…本川越駅及び川越市駅はこちら。