概要
- 昆虫の一種→ハエ
- 琉球語で「南風」の意。
- JR川越駅の電報略号。
- 磯や岩礁を示す釣り用語。
- 日本産のコイ科淡水魚のうち、中型で細長い体型をもつものの総称。ハヤとも。
- 釣具の一種である蚊針・毛針の俗称。1.と同様に英語ではフライ(fly)と呼ばれることから来ている。
この記事では2.と3.について説明する。
「南風」を意味する琉球語
「南風」と書いてハエと読む自治体として、沖縄県に、那覇市近郊の島尻郡南風原町が現存するほか、同様にハエと読む「南風」がつく地名は、沖縄県に限らず、九州などでも長崎県佐世保市の南風崎(読みは「はえのさき」)などの例が見られ、JR九州大村線には南風崎駅もある。
川越駅の電報略号
略号は旧仮名遣いのカハゴエに由来する。
埼京線や川越・八高線の車両基地である川越車両センターの配属車両に付けられる配属記号「宮ハエ」は、この川越駅から来ているが、川越車両センター自体の最寄り駅は、1駅大宮寄りの南古谷駅である。
関連タグ
東十条駅···同駅を最寄り駅とする下十条運転区の前身、下十条電車区の電報略号が、川越駅と同じく旧仮名遣いのシモジウゼウにちなむ「北モセ」だった(国鉄時代末期に廃止)。