概要
東京都北区東十条3丁目18-51に存在するJR東日本の駅。駅番号はJK 37。
乗り入れている路線は東北本線だが、当駅には京浜東北線のみが停車し、「東北(本)線」とは案内されない。
1931年に下十条駅として開業。1957年4月に町名変更により東十条駅に改称されて今に至る。
当駅近くに所在する下十条運転区の名称はその名残である。
かつては北口、南口に有人窓口が存在したが、撤去された。
トイレは北口のみに設置され、南口には「南口にはトイレはありません」という注意書きが丁寧に掲示されている。
平均利用者数は24700人と京浜東北線では上中里駅、新子安駅に次いで少ない。
駅構造
島式2面3線の地上駅。
のりば | 路線 | 方向 | 行き先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 京浜東北・根岸線 | 南行 | 東京・横浜・大船方面 | |
2 | 京浜東北・根岸線 | 南行 | 東京・横浜・大船方面 | 3番のりばと線路を共用。 |
3 | 京浜東北線 | 北行 | 赤羽・南浦和・大宮方面 | 2番のりばと線路を共用。 |
4 | 京浜東北線 | 北行 | 赤羽・南浦和・大宮方面 |
利用状況
利用状況比較表
年度 | 乗車人員 | 乗降人員 |
---|---|---|
2008年(平成20年)度 | 21,529人 | 43,058人 |
2009年(平成21年)度 | 21,566人 | 43,132人 |
2010年(平成22年)度 | 21,762人 | 43,524人 |
2011年(平成23年)度 | 21,628人 | 43,256人 |
2012年(平成24年)度 | 21,772人 | 43,544人 |
2013年(平成25年)度 | 22,140人 | 44,280人 |
2014年(平成26年)度 | 22,155人 | 44,310人 |
2015年(平成27年)度 | 22,650人 | 45,300人 |
2016年(平成28年)度 | 22,983人 | 45,966人 |
2017年(平成29年)度 | 23,769人 | 47,538人 |
2018年(平成30年)度 | 24,270人 | 48,540人 |
2019年(令和元年)度 | 24,317人 | 48,634人 |
隣の駅
下十条運転区
当駅を最寄り駅とする下十条運転区は、国鉄時代には下十条電車区と呼ばれ、分割民営化直前の1986年まで実際に車両の配置もあった。
この下十条電車区に配置されていた車両には、「北モセ」という略号が付けられ、「北」は当時の東京北鉄道管理局を、「モセ」は旧仮名遣いのシモジウゼウに由来する下十条駅時代の電報略号を示していた。
現在、旧仮名遣いに由来する略号が付けられる車両基地として、南古谷駅を最寄り駅とする川越車両センターがあり、川越配属の車両には、川越駅の電報略号で旧仮名遣いのカハゴエにちなむ「宮ハエ」(「宮」は大宮支社)が付けられる。
車両基地があるため、当駅止まりの電車も何本か存在する。
関連ダグ
門前仲町駅···東京メトロ東西線と都営大江戸線の駅で、東京メトロ側の電報略号が下十条電車区と同じ「モセ」。