概要
埼玉県吉川市美南二丁目に所在し、武蔵野操車場の跡地を流用して、2012年3月17日に開業した。2021年現在、武蔵野線の駅では最も新しい駅(JM19)。
駅名は単純に同市の地名から。
当駅東口から、上笹塚にある総合病院「メディカルコミュニティマイ」(バス停は「メディカルマイ」)へ向かうグローバル交通の路線バスが出ているが、当駅の近辺でいきなり離合困難な隘路を通行することで、バスマニアの間で有名。
現在、東側の道路整備が行われており、ロータリー出入口道路を北側に移設する工事も行われている。
実際、東口の橋上駅舎の出入口からも島式2面4線化できる構造になっている。
ただ、東口側の道路が未整備なゆえに利用者数は武蔵野線の駅では最も少ない。
駅構造
折り返し機能を有する単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅で、橋上駅舎を有する。開業時は、当駅での電車折り返しは輸送異常時と中山競馬が開催される際に運転される臨時列車に限られていたが、2015年3月14日のダイヤ改正より、平日ダイヤにて西船橋行きの当駅始発が設定され、2020年3月のダイヤ改正では東京行きの当駅始発も加えられた。また、2024年現在ではほぼ週末毎週に設定される臨時列車「特急鎌倉」の始発駅でもある。
基本的に上り列車が3番線、下り列車が1番線からの発着となるが、現ダイヤでは上り下りとも1日2本のみ、2番線を発着する定期列車が存在する。
また、道路と隣接しているが、武蔵野線で快速電車を本格的に運行する際には2面4線にすることが可能な構造になっている。
隣の駅
利用状況
年度別
年度 | 乗車人員 | 乗降人員 |
---|---|---|
2011年(平成23年)度 | 1,474人 | 2,948人 |
2012年(平成24年)度 | 1,714人 | 3,428人 |
2013年(平成25年)度 | 2,350人 | 4,700人 |
2014年(平成26年)度 | 2,975人 | 5,950人 |
2015年(平成27年)度 | 3,782人 | 7,564人 |
2016年(平成28年)度 | 4,162人 | 8,324人 |
2017年(平成29年)度 | 4,811人 | 9,622人 |
2018年(平成30年)度 | 5,189人 | 10,378人 |
2019年(令和元年)度 | 5,523人 | 11,046人 |
2020年(令和2年)度 | 4,611人 | 9,222人 |
2021年(令和3年)度 | 5,308人 | 10,616人 |
2022年(令和4年)度 | 5,906人 | 11,812人 |
2022年(令和4年)度 | 6,315人 | 12,630人 |