踏切
ふみきり
踏切とは、鉄道線路と道路が同一平面上で交差する場所のことをいう。多くは交通事故防止のために踏切警報機と遮断機が設置されている。
踏切警報機は特徴的な形をしていることから、背景におけるアクセントとなるため、pixivにおいて、踏切を題材としているイラストは少なくない。
原則として地上路線のみに存在し、新幹線や地下鉄などでは(地上走行区間であっても)営業路線内には踏切は存在しないが、工場や車両基地に入る非営業の入出庫線では設置されている例がある。
近年の鉄道人身事故の多くはプラットホームか踏切で発生している(踏切事故)。また、交通法規では自動車などは踏切を通過する際はいったん停止しなければならず、また遮断機が下りているときは当然ながら通過してはならないため、朝夕のラッシュ時などに遮断機が長時間降りている踏切では、毎日のように交通渋滞を引き起こす要因ともなっている。こうした事もあり、都心部の高架化や地下化、また地方線区の赤字線廃止もあって年々減少する傾向にある。
現行の「踏切道改良促進法」は原則的に踏切の新設を認めていない。可部線の路線復活の際これが問題になったが、例外規定の適用で3つの踏切が復活することになった。
踏切は主に4種類に分かれる。
周辺住民らが勝手に線路を渡るなどして事実上の踏切化したもの。私設踏切とも言う。正式な踏切ではなく、違法ではあるのだが、古い鉄道路線では生活道路を潰して集落の庭先などに強引に線路を引いた経緯もあり、グレーゾーンとなっている。
踏切としての最低限の設備さえ有していないため、触車事案の恐れがあり、地方交通線における触車の大半はこの勝手踏切で発生している。しかし、地方では線路を渡らないと出入りできない田畑も多くあり、仮に迂回路があったとしても数キロ単位で遠回りを強いられることもあるため、地域住民からは勝手踏切を封鎖されると生活が成り立たないという主張も根強く、各鉄道会社は対応に苦慮している。
江ノ電はかつて併用軌道であった経緯から、線路を渡らなければ出入りすることさえできない住居が多数あるが、勝手踏切を渡った住民の死亡事故も起こったことから、苦肉の策として、住民ら関係者だけが立ち入れるよう鍵付き扉を設置することになった。
このように、勝手踏切の存在自体は事実上黙認されていると言え、(線路内を勝手に舗装するなど)特に悪質性の高いケースでなければ立件されることはないが、一切の損害は完全自己責任の扱いになる。死亡事故に関しても保険会社が支払いを拒む可能性が高い。また、地元住民の利用は見逃されていても、観光客などが横断すると警察沙汰になる可能性がある。2020年に撮り鉄を行なっていた共産党の国会議員が、警察官に勝手踏切を横断するところを現認され、書類送検されたケースがあるが、これは地元住民が線路を普通に渡っていたため合法と誤解したと言われている。
勝手踏切の代替として地下道や跨線橋の設置を進めるとともに、踏切新設を禁じた法令を柔軟に解釈することにより勝手踏切を正式な踏切に昇格するなどして解消が望まれる。
- ノスタルジックな音色。踏切のイラスト特集 - pixivision(2016年12月12日))
- 想いが行き交う。踏切を描いたイラスト特集 - pixivision(2023年7月31日)
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すべて見る『踏切前の喫茶店』あらすじと試し読み
BOOTHで販売しているhttps://kaiteishobou.booth.pm/items/2657079収録話のあらすじと試し読みです。 「線路の先が知りたくて」はこちらから全文読めます→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=130483242,312文字pixiv小説作品あの場所だけが見ていた
現実と同じように時間が過ぎているテイでの年齢操作です。(シノブ中1/アキタ中2) 純粋天然無自覚煽りのシノブと、それに煽られつつも兄貴分としての体裁を保とうと苦心するアキタの話。なお体裁は保てません。 シノブに学ランを着せたい病なのでそのようにしています。 わたしの中で踏切は腐らせても左右はないかな、というところでその後致したとしてそういう致し方はしないかな、という、左右のない百合想定で踏切と表記していますが、この話としては中身はアキシノとしても読めると思います。4,219文字pixiv小説作品手を伸ばせば、そこに
踏切コンビで、すれ違う片想いが実るまで。 シノブ視点です。 方言は雰囲気です、すみません。 若がノーマルで彼女います。 上下に関する記述はありませんが、シノアキ脳で製作しています。 互いに健気な踏切ちゃん、可愛いです😊14,635文字pixiv小説作品