曖昧さ回避
- 霧隠才蔵こと服部才蔵宗連。立川文庫の小説に登場する架空の忍者。以下の「霧隠才蔵」は全てこれの派生キャラクター。
- 『BRAVE10』の主人公。
- 『天下統一恋の乱』の登場人物。
- 『モンスターストライク(モンスト)』の登場人物。
- 『SAMURAI DEEPER KYO』の登場人物。
- 『ギャグマンガ日和』の登場人物。
- 『戦刻ナイトブラッド』の登場人物。
立川文庫の霧隠才蔵
霧隠 才蔵(きりがくれ さいぞう)は、架空の忍者。幕末の講談『真田三代記』に登場する真田幸村の部下・霧隠鹿右衛門を元にし、立川文庫の55冊目『真田三勇士忍術名人 霧隠才蔵』でキャラクターが構成されたと考えられている。
浅井長政に仕えた侍大将・霧隠弾正左衛門の遺児。浅井家滅亡後に郎党に守られて伊賀に流浪する。長じて伊賀忍者の頭領・百地三太夫の弟子となり、忍術の極意を授かった。元服して服部才蔵宗連と名乗り、姫路付近の山中にて山賊稼業で暮らす。やがて甲賀忍者猿飛佐助と忍術勝負を繰り広げた後に、佐助の主君である真田幸村に仕えた。真田十勇士に数えられる、幸村配下の忍軍での主要忍者である。
大坂夏の陣では徳川家康を暗殺しようとするが失敗し、幸村の命で豊臣秀頼を落城する大坂城から救い出す。
真田十勇士では一般に猿飛佐助に次いで人気がある。創作では佐助のライバルボジションが定番だが、主役を務めることもある。例えば司馬遼太郎の『風神の門』で主人公を勤めている。
モデルは国衆の出浦昌相(盛清)であるといわれている。この人物は大河ドラマ『真田丸』では佐助の師として登場している。
関連タグ
『BRAVE10』の霧隠才蔵
本作の主人公。19歳、身長:178cm、体重:66kg、B型。
伊賀の里出身の伊賀忍者。摩利支天の異名を持つ忍で、暗殺を生業としてきた。追っ手から逃走してきた伊佐那海と出会って、彼女を助けることとなり、上田城に送り届けた後、紆余曲折を経て、真田十勇士の1人となる。
上田城主・真田幸村の元に身を寄せるより以前、兄弟子が使い捨ての駒としてかつての主より切り捨てられ命を落とした件を切っ掛けに主従の信頼関係に不信感を抱いており、特定の主に仕えてはいなかった。
武器は巨大クナイ(摩利包丁)であり、術を使うときはよく「オン マリシエイ ソワカ」と真言を唱える。
第一部にて破損してしまった為、第二部では伊賀にて摩利包丁を元に新たに打ち直した大剣・極光神威を使用する。
甲賀忍者が嫌いで、当初は佐助を毛嫌いしていた。アナスタシアとは同郷の幼馴染であり、師を同じくする妹弟子。作者にはニートと呼ばれている。彼の認識では、30歳以上はオッサンらしい。
10の根源の力のうち、光に相当する。
技
- 奥義 天唾返し(てんだがえし):飛んできた飛び道具に対して、目の前で停止させ、向きを変更して相手に向けて跳ね返す奥義。
- 瞬光(しゅんこう):稲妻のごとくジグザグに高速で移動しながら斬撃を繰り出す。
- 忍法 五月雨(さみだれ):見えない手裏剣を投げて攻撃をする忍法。 すべて叩き落とせばいいという理由であっさりと破られてしまう。
- 伊賀流投術 光陰(こういん)
- 一閃(いっせん)
- 忍法霧隠式 陽炎斬(ようえんざん):刀で対象を上から一閃して切り裂く。
- 忍法 隼落とし(はやぶさおとし):刀による斬撃と共に衝撃波のようなものを飛ばす忍法。
- 忍法霧隠式 砕氷斬(さいひょうざん):霧隠式忍法で、氷を砕く斬撃を繰り出す。
関連イラスト
関連タグ
BRAVE10 伊佐那海 猿飛佐助(BRAVE10) 海野六郎 アナスタシア(BRAVE10)
『天下統一恋の乱』の霧隠才蔵
CV:近藤隆
関連イラスト
『モンスターストライク』の霧隠才蔵
モンスターの中の一体。本作では女性キャラクター。詳細はこちら→霧隠才蔵(モンスト)
関連イラスト
『SAMURAI DEEPER KYO』の霧隠才蔵
CV:松山鷹志