概要
真田幸村の家臣。十勇士最古参であり唯一、実在の人物と言われている。
『真田三代記』には、海野六郎兵衛利一として登場する。
大坂夏の陣においては、敵軍に偽情報流布し、撹乱したと伝わっている。
また個別のエピソードとしては、六郎は出雲阿国の歌舞伎踊りが好きで、ある日、それを見に行き、一緒に踊ったところを幸村が見て感激したため、影武者役に任命したという。
創作物における海野六郎
『BRAVE10』
真田幸村の小姓であり、真田十勇士の1人。真田家に代々使える術師の一族で、双子の弟「海野七隈」がいる。常に幸村につき従い、破天荒な彼の言動を諌めることも多い。
冷静沈着な性格だが、怒らせると怖い。
あとなぜか服の露出度が高い。
口から超音波らしきものを吐いて鼓膜を揺らしたり、防壁を作ったりすることができる。
包帯を巻いて隠している右目には、見たものや相手の記憶などを写し取り記憶する力があったが、アナスタシアの裏切りの際に、記憶した情報が敵の手に渡ることを防ぐために自ら右目を潰した。
10の根源の力のうち、水に相当する。
ほぼ同じ役回りで『アーサーブライト』冒頭に登場した。
『殿といっしょ出張版』
十勇士のリーダー。髪が渦を巻いている。他の八人の個々の能力を高く評価しているが、アホばっかりの為非常にゾンザイに扱っており、その冷酷さは信長にも匹敵する。
最終回で望月六郎は別名義であり実質9勇士であることが判明した。
後に本編にも登場した。
『ムシブギョー』
CV:好川貴裄
真田十傑蟲の一人。巨体を持つダンゴムシの蟲人で、総身に知恵が回りかねている。同じ名前の望月六郎とコンビを組んでいる。穴山小介同様生前から重罪人とされ、死体から服や道具を盗むコソ泥だったが幸村に拾われたらしい。