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殿といっしょ

とのといっしょ

殿といっしょとは、月刊コミックフラッパーにて連載していた漫画である。(2007年3月号 - 2017年5月号)
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著者は大羽快


概要編集

古今東西の戦国武将達が登場する4コマギャグマンガ。

単行本は全12巻、OVA化、舞台劇化もされた。

霜月かいりの漫画『BRAVE10』『BRAVE10S』の単行本巻末には出張版として、真田十勇士を題材とした4コマが掲載されている。

また他社の作品である『信長の忍び』とコラボしたこともある。


他の戦国武将モノの例に漏れず、各々のキャラは濃い目の味付けをされている事と、他が割と「戦」を中心に描いているのに対し、ギャグマンガということもあってかこの作品はあまりそういうことを重視していない(初期は結構頻繁に戦争をしていたが)ため、ややマイナーな武将・姫も割と出てくるのが特徴。

時系列は割とバラバラ(例えば、武田信玄は1巻では出家後の武田信玄なのに、それ以降の単行本ではほとんどその前の『武田晴信』として登場している)

だがゆっくりと進んでいる節もあり、例えば1巻では足利義栄が14代将軍だったが、5巻では15代将軍足利義昭信長に不満を抱いているシーンがあり、また5巻ではついに関ヶ原の戦いという単語も出始め、6巻では石田三成が「やるなやるなはやれだ! 開戦するぞ!」と発言している。


連載完結後、作者はTwitterで『麒麟がくる』『戦国大河スペシャル』『どうする家康』をパロディした漫画『金柑がくる』『どうガマンする家康』を描いている(演者は『殿いつ』のキャラ)。


登場人物編集

東北勢編集

伊達政宗編集

「眼帯付けて国家安泰!」

眼帯マニア。

お抱えの眼帯職人に度々眼帯を作らせているが、扇風機がついていたりフライパンが付いていたりそもそも上の絵のようにチチに付けたり通話出来たりなど、いろいろぶっ飛んでいる。

単行本1巻の表紙4コマに出ており、また、月ごとの最初の4コマはほぼこの人がらみと、実質この漫画の主人公みたいなポジションにいる。

正室愛姫(8巻表紙)には懐かれ過ぎており、あまりに世話を焼かれ過ぎるので苦手にしている。


義姫編集

「どうせ家族と一緒に仲良く暮らしたいとか思っておるのだろうが!! いつまでもそう思っておればよいわ!」

我が妹がこんなに可愛いわけがない!!

伊達政宗の実母。

人を化かすことに命を懸ける最上義光の東北支配を援助すべく伊達家に嫁がされるが、温厚な夫・伊達輝宗やバカながらも可愛い長男・政宗にツンデレる結果となる。兄のことはこれっぽっちも慕っていない。


尾張勢編集

織田信長編集

「奴の服を全て半袖七部丈になるまで燃やせ!」

こんな目覚ましが欲しい

一人だけセリフと吹き出しのフォントが違う、常に白目放火魔

こいつと決定的に違うのは、放火の対象に部下が含まれている事。街をうろつく時には白昼から松明を携え、城内には髪の毛がチリチリの人が多いとか。

あまりに放火が好きすぎて、火を放つ名目を作るために仲間や部下を率先して裏切らせようとさせるほど。

なお、彼が作成した「裏切りダービー」には、なぜか秀吉までリストアップされている。サル名義で。

正室濃姫小姓森蘭丸も思いっきり悪乗りしている。

趣味は茶道相撲が大好き。


明智光秀編集

「フフフバカめ 七歩の距離で外すものか」

【殿いつ】明智夫婦

朝倉家に仕え足利義昭を支えていた武将だが、親戚のツテで信長のもとに出仕する。

作中屈指の苦労人であり、アレな主君にしょっちゅう焼打ちにされるわ、将軍からは謀反を企んでいると勘違いされるわとロクな目に遭わない。

妻の熙子は気立てが良くサバサバしたいい嫁さんだが、貧乏時代が長かったせいかケチで、ことあるごとに旦那のを丸ボーズにして売っ払っている。


森蘭丸編集

「そう言うと思ってましたよ」

ブログ絵 蘭丸フォルダ

信長の小姓を務める美少年。見た目は爽やかだが、光秀をいじるのが大好きな厄介者。光秀とは子供の頃からの知り合いでもある。

兄の森長可は信長と普通に楽しそうに話が出来るという凶暴な性格の持ち主。も強く、「武器なんか使うとすぐに壊れてしまう」という理由で徒手空拳で戦う野蛮人である。



三河勢編集

徳川家康編集

「秀忠お前…我慢値『5』じゃん…」

三河ログ

(画像右手前)

後に征夷大将軍となり、江戸幕府を開いた武将。

出身が小大名であり、小さい頃からあの信長の遊び相手を務めさせられ、今川家に人質として贈られたことにより我慢癖がついてしまい、ありとあらゆることに我慢することを見出す変人。久秀曰く「我慢することに快感を覚えている」。

それ故に器は大きいのだが、我慢癖をバカにされるとマジギレするような一面もあり、三方ヶ原の戦い黒歴史扱いに。

部下からの信頼は厚いが、厚すぎるが故にホモなんじゃないかと内心疑っているような描写もある。


本多忠勝編集

「殿に手ェ出すなァァ!!」

鍋之介くん

幼名鍋之介。家康に幼少のみぎりから臣従する最古参の家臣であり、家康をとてつもなく尊敬している「戦国最強の男」。「家康に過ぎたるもの」と称されるなど、恐らく本作でも最強レベルの身体能力を持つが、若干ドジ

には似てはいけない所が似てしまった。


駿河勢編集

今川義元編集

「イヤ…よその子はこんなに良く出来た子なんだと思うと泣けてきてな…」

いまがわよしもとダブル

(画像右。左は『戦国無双』)

生々しいブサイク(息子談)。海道一の関取。

チャラ男の息子とそれにのっかる執事、更にドMの人質凶暴な人質その2に頭を痛めている。……もっとも、「殿」としては作中でトップクラスにまとも。


今川氏真編集

「頑張って僕父さんがちょっとでもモテる方法を考えるよ!!」

ファンタジスタ!!

吉元の息子。チャラ男で女好きだが運動神経は抜群。ラクして暮らすことがであり、人質である家康にも「エラい人になったらボクにでかい屋敷をくれ」と言い始める始末。

父親のことはあまり尊敬していない。


甲斐勢編集

武田晴信(武田信玄編集

「おのれ小笠原キサマなどもっと敵ではないわ!」

3巻読んだよ!(画像一番右上)

暴虐な父を追放し甲斐国主となった武将。

名君ではあるが短気で人の意見に流されやすいのが玉に瑕。

側近真田幸隆は後の同様に飄々としており、勘介とコンビを組んでおちょくられる始末。

しかも正室は親バカ、側室からは恨まれまくり、その間に出来た武田勝頼アホの子、と家庭環境が凄いことになっている。そのせいかどうかは知らないが、バイ


山本勘介編集

「殿やりますた! たくさんの敵を討ち取りますただ!!」

山本勘介

武田家おかかえのやや田舎臭い軍師。カー○おじさんに似ている気がする。

とてもとても有能とは言い難く当初は成り行きで武田晴信に雇われていたが、なんだかんだでいまだに彼の側近として働いている。

なお、この漫画では一般的な「勘助」表記ではなく、登場時から一貫して「勘介」表記にされている。


信州勢編集

真田信之小松殿編集

「誰がドゲザムライだ!」

小松殿といっしょ。

真田家のツッコミ役とその

単行本4巻では勢揃いして表紙を飾っている。

頭首である信之は、、更に時々乗っかる小松殿も含めた3人によく振り回されるため、非常に苦労している。

小松殿は豪腕な女傑で、夫を完全に尻に敷き、オヤジはあいさつ代わりに携帯している長刀で叩き、時の権力者の息子である徳川秀忠さえもブン殴って大人しくさせている。

だが、なんだかんだで夫婦仲はそれなりによいようで、信之は「お前だけは危険にさらしたくない」と言って父と弟に乗っからないよう諫め、小松殿も小松殿でそれを言われたシーンでは珍しく頬を染めている。


真田昌幸真田幸村編集

「はーい信之しっかーく、バツとして真田家の歴史から抹消~」

真田親子的なー

真田家の先代当主とその息子。

昌幸は人をイラつかせることに定評のある策謀家で、もういい年こいたオッサンにもかかわらず各地を転々としてくだらない遊びに勤しみ、信之を振り回している。なぜかADV風の寸劇を好む。

それに同調する幸村は常に目を前髪で隠した青年(※)であり、そこには日本一のとして武勇を轟かせた「真田幸村」よりも、飄々とした「真田信繁」としてのイメージが強く描かれている。

勿論この二人も小松殿には頭が上がらないが、三人で組んで変なことをすることも多い。

霜月かいり漫画BRAVE10』の巻末では『殿いつ』の外伝として真田十勇士編が掲載されている(当たり前だが、霜月女史が描いているわけではない)。


※なお、(本作においてもそうだが)信之の幼名は「源三郎」、幸村は「源次郎」であり、一説によれば幸村の方が先に生まれたという説もあるが、本作では一貫して信之の方が年上に描かれている。


関東勢編集

北条氏康編集

「下はもう二度とはかん」

センシティブな作品

無敵の小田原城を信頼するあまり、自らの衣装をキャストオフしてしまった裸族

普段はいちおう腰布一枚付けているが、食事の際はそれを前掛けにしてしまう。

どうやら見せる快感にも目覚めてしまったらしく、特に下は履かないと作中で宣言してしまった。

また、彼の血は息子に受け継がれており、そちらは後ろ半分だけ脱いでいる(?)という有様。正面戦士。


北条氏政編集

「皆さん知ってましたか、小田原城って飛ぶんですよ」

殿といっしょ 北条親子(画像右)

氏康の嫡男。どうも小田原城と父親を過信しすぎるきらいがあり、非常に世間知らずなアホの子。そのアホっぷりは隠居して息子の北条氏直に家督を譲った後も変わらないどころか悪化している。


徳川秀忠お江の方編集

江「イヤァー! 捨てられるー!!」

秀忠「まだ何も言ってないんだが!」

【殿いつ】江のうれしい約束

徳川家二代将軍(画像1コマ目)とその正室(画像2コマ目右)。

秀忠は我慢値5(信之は98)というぐらいで、父と比べるとあまり特徴が無い。

お江の方は登場人物の中では新しい方で、の美貌(ただし、幼い頃に自害した長政の面影を知らず、市にどんな顔かと聞いたところ、を手渡されている)との被害妄想癖を受け継いでおいしいことになっているキャラ。

当時大河ドラマで放送されていたこともあり、6巻の表紙を飾っている。


北陸勢編集

上杉謙信編集

「そんなに他国のことがいいと思うなら、ヨソの国の子になっちゃいなさい!!」

越後の龍(画像は中の人の謙信)

義に篤く決して侵略を行わない名君。お人好しで異常にお節介な性格。

が大好きで、小さい頃から浴びるように酒を飲んではわけのわからないことを言って周囲を困らせていた。それが原因で足利義輝処刑されかけたこともある。

景勝の実の母親であるの仙桃院(CV:別の世界の謙信公)には頭が上がらない。

某説の影響か、若干カマっぽくなるシーンもある。


上杉景勝編集

一番すきな殿

「・・・・・・・・・・・・

 ・・・・・・・・・・・・・・・」


直江兼続編集

この直江がウザい2009

「『皆様ごきげんよう、私が上杉家次期党首の景勝です。

 私は口下手で意思のやりとりがしにくく、殿としての資質にかけてはおりますが、常に側近の与六が的確な代弁をしてくれています。

 表情も人とはかなり違うようで周りには迷惑をかけてばかりですが、与六は的確に読みとってくれるので不自由はしていません。』

 …と、殿は言っています。

 申し遅れました、私は樋口与六、我が殿の側近です。

 皆にはダメ出しが得意な人だと言われます。

 フッ、彼らには愛の行いというものがわからないのでしょう。」


前田慶次編集

「『傾奇者』を『空気読めない奴』の意で使ってんじゃねえ!!!」

不良と傾奇ぬこ

信長の片腕である前田利家の甥っ子。

時代考証をガン無視したド派手な格好に身を包んだ傾奇者だが、ドジお人好しな上に動物が大好き。ネーミングセンスは時代を超越しすぎている。

後に景勝に仕えることとなるが、常軌を逸した無口な主君と駄目出し大好きな先輩に頭を抱えており、しかも兼続が率先して傾かせないように根回ししているため頭を抱えている。

愛馬は兼続が購入したホルスタインの「松風」。


近畿勢編集

足利義輝編集

「褒美を取らす。好きな刀を取るがいい」

公方様

室町幕府13代征夷大将軍剣豪将軍の異名を持つ稀代の名剣士で、趣味はの収集。その剣技に絶対の自信を持ち暗殺者に立ち向かうが、しょうもない理由で戦死。


足利義昭編集

「ムキー! 信長めー!!」

将軍と裏切り者と裏切り者(予定)

(画像下)

室町幕府15代征夷大将軍。13代将軍・義輝

世間知らずで臆病な小男で、常に裏切りを警戒している小物。参謀格のインテリ武将細川幽斎にしょっちゅうバカにされている。

無論信長からの扱いは最低最悪である。


松永久秀編集

「フフ こちらにも裏切りの流儀というものがあるのだよ」

梟雄詰め合わせ

(画像手前)

信長からも悪党呼ばわりされたほどの天下の大悪党。顔はハンサムだが、とにかく裏切るという行為に快感を感じている大うそつきで、裏切るという予定を裏切ったことすらあるひねくれ者。


浅井長政編集

「ヒイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ」

【殿いつ】浅井長政【焼討ち怖い】この子の名前は「江」にしよう。

常にオドオドしている小心者。新年のあいさつでさえ噛みまくり、父親に対する口答えも当人の前ではできないなどなど散々。

体もガリガリで、腕立て伏せ数回で大けがをしてしまう程の虚弱体質。

当初はお市すら(なぜかクマ絡みで)怖がっていたが、実際に結婚してからの夫婦仲は良好な様子。

ひきこもりがちでもあり、織田信長を恐れるあまりロッカーのような木箱に隠れるのは当たり前、お市に言われたある言葉には相当ショックを受けたのか、一般家庭でもあるような小型サイズの金庫に閉じこもってしまった。その後も屏風の隙間やの中に逃げ込んだりと人間離れしたヘタレぶりを見せつけている。

姉川の戦いがメインの9巻では表紙を飾っている。

浅井久政編集

長政の父。ヘタレな暗君イメージがあるが、作中ではかなりの頑固親父でトップクラスにまともな「殿」。織田家を蔑む所はあるが、お市との仲はそれほど悪くない。


朝倉義景朝倉景鏡編集

義景「ZZZ…」

景鏡「地球…吹っ飛べ…」

朝倉といっしょ

朝倉家当主・義景(黒髪の方)は、見た目こそ上品そうに見えるものの、幼いころ朝倉宗滴に甘やかされすぎたせいで、何かに付けて寝ようとするダメ武将。決断を先送りにする言動が目立つ。

一度寝ればであぶろうがをかけようが逆さづりにしようが決して起きず、起きてる時でさえ、髪に火が付いたり顔に蜂の巣が落ちてきたりしても決して動じない、ある意味剛の者。そのダメっぷりから将軍家や明智家に逃げられる結果を招いてしまう。

義景の従弟・景鏡(色黒な方)は口だけは達者なものの、非常に体力が無く、疲れるととんでもないことを言い出す豆腐メンタル男。


豊臣秀吉編集

「オレの士官の旅は…ここ、尾張で終わりだ!! ワッハッハッハッハ!」

BASARAといっしょ協奏曲(BASARA+殿いつ+信コン)

(一番左)

行商人から成りあがった天下人…なのだが、子供のころから笑いを取ることに命を懸けており、幾度と無く危ない目に遭っている。

主君の信長があまりにアレなためか、自分のことを「ツッコミキャラ」だと思っているが、どちらかというと「ノリツッコミキャラ」である。

小さい頃から扱いされていたせいか、イケメン(竹中半兵衛松永久秀など)にはわりかし容赦ない。

正室のおねは笑いの沸点が低く、最初に秀吉を見た時にも顔が面白くて大爆笑していたらしい。


竹中半兵衛編集

「殿は自分のことを突っ込みキャラだと思ってたのか!」

【リク5】。。。二人とも、聞いてます?

(中央)

斎藤龍興に仕える美貌の軍師だったのだが、女官からの人気に嫉妬した龍興により左遷させられ、更にそれを知って怒った女官たちに龍興が追放されたことで稲葉山城主となった(その顛末を知り、信長からヘッドハンティングするように命じられた秀吉は無言で松明を点けていた)。

秀吉にお笑い勝負で敗北し追従した後は側近として彼を支えるものの、求道者すぎる秀吉にほとほと疲れ切っている。

信長の暴走を止められる数少ない逸材。


石田三成大谷吉継編集

吉継「みみみみっつぅーん!」

三成「よしぶーこんな所で何してんの!」

みっつんとよしぶー

晩年の秀吉を支えた二大軍師。

三成(糸目茶髪の方)は秀吉以外なら殺されてもおかしくないような体を張ったボケを行いその実力を認められた武将で、秀吉同様にお笑いに命を懸けている。そのせいか我慢強さを生涯最大の指針としている家康とは仲が悪い。また、兼続のことを友達だと思っているが、向こうからは最大級のダメ出され屋扱いされている。

吉継(包帯男の方)はオーバーリアクションな男で、三成以上に体を張ったボケを得意とするために秀吉から気に入られている。


蒲生氏郷編集

「たとえ千回討ち死にしようと必ず報いましょうぞ!!」

蒲生さんの暑中お見舞い 夏なので

六角氏に仕えていた武将だったが、後に信長、秀吉の配下となる。秀吉同様にお笑い好きで何事にも熱心に取り組む、度量の広い人物ではあるが、途轍もなく目力が怖いのと、無意識に妖怪幽霊を引き寄せる体質のため、周囲からは畏れられ、城下町はお化け屋敷と化している。

会津に受領されたのちには伊達政宗の煽動した一揆に悩まされるが、双方途轍もない天然なため、互いの部下は気が気でない。


中国勢編集

毛利元就編集

「よ…よいか…1本なら痛くないが、3本ならな…」

毛利さん

(画像左端)

中国地方を治める大大名。三人の息子に「三本の矢」について体を張って教えようとする教育パパ。


四国勢編集

長宗我部元親編集

「ケンカなんてダメだよぅ、領地返そうよ、ボクも謝るからさ」

モトチーナ★天使親子

色白で大人しかった幼少時の異名『姫若子』のイメージを過大解釈した結果生まれた男の娘。永久に老けそうにない。

単行本5巻の表紙を飾っている。

父親上の弟以外ほぼすべての家臣(男性)に、下の弟にすら萌えられており、半ばアイドルのような扱いを受けている。その外見通り平和主義者で料理好きな子供のような性格であり、大凡武将には程遠い性格なのだが、部下が過激な奴らばかりなため軍自体は強い。

CV能登麻美子

嫁さんも美人息子(二番目画像で抱えられてる赤ちゃん)も超可愛い。

吉良親貞編集

「死ねヘンタイ野郎」

無題

長宗我部国親の二男で、元親の土佐で唯一元親に萌えない男。

常に飄々としたポーカーフェイスの持ち主であり、兄に対しても歯に衣着せぬ物言いを行う。馬鹿ばかりの部下とに頭を痛めており、しょっちゅう殴り倒している。


香宗我部親泰編集

「私はーーー!! 兄上のことなんかー!!! 全ッ然好きじゃ!! ないんだからねーッ!! ぐああああ!!」

【殿いつ】ちょーそかべー!

長宗我部国親の三男で一番父親に似ている。

本家に帰参後は一領具足のヘンタイっぷりに頭を抱えるが、次第に自分も元親バカに染まっていく

平和主義者の元親が戦争をしたくないと言い出したために相手を挑発するというだけの理由で敵将(国親の実娘であり元親のに恋したことにされる、無理矢理元親と絶縁することになる、ことあるごとに一領具足幹部共々親貞にボコられるなど非常に肩身が狭い。


九州勢編集

島津義弘編集

「オレみんなと違って全然特徴無いんだ」

シマヅジナン

島津四兄弟の次男。

長男はリーダー、三男キザ四男はマスコットという中、一人だけ特徴が薄い事をネタにされ続けている。ルイージ

本人も気にしており、髪の毛を剃ってハゲようとしたり女装したり、他の兄弟に進められた特徴を全部取り入れておかしなことになったりといろいろ迷走気味。

が、迷走のおかげか、4兄弟の中で一番出番が多い。気がする。

関ヶ原の戦いにおいてもまだ悪目立ちしようとしていた。

と言うか島津四兄弟全員、テレビ朝日のノリである。


大友宗麟立花道雪立花誾千代編集

「だってズリーじゃんよ! ワシのスケベ本だって道雪に認められていいはずだもんね!!」

宗麟と道雪立花誾千代

豊後の国を治める大名、大友宗麟(画像右のハゲ)とその臣下たち。

宗麟は島津四兄弟のライバル的立ち位置だが、スケベ小悪党ポジション。島津四兄弟のテレビ朝日のノリに付き合ってしまう役。

そんな宗麟を支えるのが軍師の道雪(宗麟のすぐ左)であり、超がつくほど真面目な性格で歯に衣着せぬ言い方で宗麟を諌めている。雷を斬ったという故事から、なんか怒ったら電気が出せるという能力まで持っている。

その娘、立花誾千代(画像2枚目)はまだ子供ながらに道雪にそっくりな堅物である。

道雪の右でおにぎりを食べているのが道雪の盟友である武将・高橋祥雲。義理堅い性格は息子の高橋弥七郎にも受け継がれており、熱血の妻の血が加わったせいで余計にめんどくさいキャラになっている。

宗麟、道雪、誾千代の三人は7巻の表紙を飾っている。



アニメ編集

TVアニメ化もされ、第1期が2010年7月より読売テレビにて放送された。第2期は、『殿といっしょ ~眼帯の野望~』と題し、2011年4月から読売テレビ、TOKYO MX、中京テレビにて放送がスタートした。1話約5分のショートアニメーションである。


登場キャラクター編集


関連タグ編集

コミックフラッパー 漫画 ギャグ 戦国 戦国武将

殿いつ100users入り

DQ4コママンガ劇場 作者の大羽快が「原淳」のペンネームで掲載していた事がある。

新選組といっしょ 同作者の幕末コメディ。こんな新選組はイヤだ


外部リンク編集

アニメ公式サイト

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