概要
土佐の戦国武将。長宗我部元親の嫡子であり、将来が有望視されていたが、九州征伐(戸次川の戦い)で島津軍の前に戦死。(ほとんど仙石秀久のせいだが)
彼の死は、大きく期待していた父の元親に大きな悪影響を及ぼし、同時に信親につけられていた若手側近も揃って討ち死にしてしまったことから長宗我部家の将来自体を揺るがした。
ちなみに名前の「信」の字は、父の長宗我部元親が織田信長と同盟を結んだ際(最終的に破棄されたが)、信長からもらった字(偏諱)である。
最後の戦いとなった戸次川の戦いでの勇戦ぶりは記録に留められ称えられているが、記録からうかがえる武勇は大太刀を振るって敵兵八人を一撃のもとに斬り殺すなど、本多忠勝や立花宗茂、加藤清正と比べても何ら劣らない。
戦死後、勇士を尊ぶ島津氏はその亡骸を通常の合戦では考えられないほど非常に丁重に扱ったという。
創作物での長宗我部信親
戦国無双シリーズ
CV 草尾毅(2)、宮坂俊蔵(3)、岡本寛志(4)田中大文(無双OROCHI魔王再臨)
「父・元親の名は汚さぬ。堂々とよい戦いをしよう!」(3Emp特殊セリフ)
激・戦国無双から登場し主に父の元親と共に登場するのが多い。
戦国無双2、2empiresでは、一般武将の猛将モブグラで登場したが2猛将伝ではなんと声だけそのままでグラフィックが一般武将の豪将という仕様で登場した。(ちなみに魔王再臨では元の通り猛将モブグラに戻っている)。元親への呼び方は「元親様」。
元親の無双演武の九州征伐では別働隊として行動していたが釣り野伏にかかり絶体絶命の危機に陥った元親を救うために鉄砲隊の銃撃を受けて討死した。
3Empでは修正されて「父上」と呼ぶ様になり、元親との対峙セリフがある。戦史演武・島津の章では史実通りに戦死する。4では流浪演武のみだが、パートナー武将として使用可能。