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斎藤龍興

さいとうたつおき

斎藤龍興とは戦国時代の大名である。マムシと呼ばれた斎藤道三の孫にあたる。
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概要

天文17年(1548年)、斎藤(一色)義龍の息子として生まれる。生母には諸説あり。義龍の正室である近江の方は浅井長政の姉とも叔母とも伝わっており、従兄弟または甥の関係にある。永禄4年(1561年)、14歳にして父の急死により斎藤家を継ぐ。とはいえ一癖も二癖もある美濃の国人衆を彼に束ねられる訳もなく、竹中重治らに一時城を乗っ取られてしまう。永禄10年(1567年)、20歳で織田信長に攻められ城を失い、北伊勢の長島へ亡命する。
その後、暗愚とされる城主時代が嘘のように精力的に信長包囲網に向けて働くこととなる。長島一向一揆への参加、三好三人衆と結託して将軍暗殺をもくろむ(失敗)などマムシの孫らしい活躍を見せる。しかし三好義継の戦死により三人衆は空中分解、その後龍興は縁戚である朝倉義景の元へ逃げ込み、客将として遇された。
その後、信長が浅井家の本拠・小谷城に攻め寄せると同盟国である朝倉は2万の大軍を当主義景自らが率い救援に向かう(刀根坂の戦い)。しかし織田の嵐に乗じた奇襲を受け砦を奪われ撤退を余儀なくされる。龍興はこの時討死。一説によるとかつての重臣の息子に斬られたとも言われている。享年26歳。

評価

武田勝頼今川氏真北条氏政のようにそ祖父や父親が有能で一大勢力を作ったが、自分の代で家を潰したということもあって、暗愚扱いで評価は高くはない。稲葉山城主時代は酒と女におぼれる日々だったという。しかしフロイスの評によると「非常に有能で思慮深い」そうで他の宣教師からの評価も軒並み高い。
そもそも父親の義龍がさあこれからというときに急死、その上14歳という若さであった彼には少々荷が重すぎたのだろう。その後の動きをみると決して暗愚な人物ではなく大器晩成型の人間だったのかもしれない。

生存説

刀根坂の戦いを生き残り、越中(現在の富山)で田畑の開拓や温泉を掘り当てたという逸話が残る。

創作物での扱い

戦国無双


武器 刀(1~2) 声 岡本寛志(2)

一般武将として1作目では稲葉山城の戦いのみに登場、2では稲葉山城の戦いはないが、浅井・朝倉に関係する戦いに登場している
「3」で半兵衛のOPに登場。暗愚な酒飲みといった面が強調されている。
しかし3DSの「戦国無双Chronicle2nd」では出だしこそどうしようもない馬鹿殿だが、長島の戦いを経たののちに浅井家に転がり込み、藤堂高虎や主人公との関わりを通じて少しずつ成長していく姿が描かれた。「浅井の章じゃなくて斎藤の章」との声が上がるほど株を上げた。

信長の野望シリーズ

ランクで言えば、最低に近い評価を受けている。同じ暗愚でも今川氏真みたいに何か一芸に秀でてたり、見直される事もない。

信長の忍び

第1巻の時点で国主となっており、竹中半兵衛に稲葉山城を奪われたくだりが描かれ、その後第2巻でも信長に攻められ、あっという間にお家滅亡。一貫して「ひきこもりの醜いデブ」で描かれており、史実をさらに誇張したかのようなダメ君主として扱われ、主人公千鳥からは「何もしない戦国大名はそれだけで罪」と酷評され、最後は信長に文字通り蹴落とされ「今から俺は本気を出す」と言い残し、物語より退場・・・


・・・のはずが、その後本当に本気を出して文武両道なイケメン化で「真・斎藤龍興」となって再登場。主人公や信長、半兵衛などから「誰!?」と本気で驚かれる程で、本人いわく、19歳以前の歴史書を書き換えさせるとの事。
その後の活躍は史実通りで、最後は朝倉家の客将となり、美濃を追われて6年後の刀根坂の戦いで潰走状態のさ中、朝倉義景を逃がし、戦うための大義名分を得るために「義景様の家臣になる」と宣言して、伏兵となって信長に戦いを挑み、一時混乱に陥れるものの衆寡及ばず、千鳥からあなたは国を失っても立派な戦国大名だったと言われ、戦死した。

戦国大戦

てめえを邪魔することが、俺の生きがいなのさ
「1560尾張の風雲児」から参戦した祖父に遅れること1バージョン、「1570魔王上洛す」にて客将として招かれた朝倉家(浅井朝倉家)の武将として参戦した。レアリティはUC。メイン画像が戦国大戦での斎藤龍興であり、パピヨンマスクと着流しの着物を身にまとい、キセルを咥え徳利を抱えたその風体はまさしく遊び人といった所。
酒色に溺れ美濃三人衆や竹中半兵衛の離反を招き、居城を織田信長に奪われた後は復讐に人生を捧げ信長を長く苦しめた。最期は刀根坂の戦いにて竹中半兵衛に討たれるが、「もう少し早く目を覚ましていれば、私は龍興殿について行った」とその祖父譲りの才を惜しまれた。

特技は魅力と防柵を所持。
固有計略『堕落の陣』は陣内の敵武将の武力を下げる妨害陣形。範囲が可変で、戦場にいる魅力の特技を持った味方武将が多いほど陣の範囲が広がっていく。
これでも、道三の孫だからな

センゴク

信長の主要な敵の一人として登場。無印のヒロインであるお蝶の主で、彼女に目をかけていた。通称は右兵衛大輔。物語が稲葉山城陥落から始るため、大名時代のシーンは無いが、本人曰く世情に疎い『引きこもり』だったらしく、酒や女に溺れる暗君だった。しかし、流浪の身となってからは、共に落ち延びた富田勢源や女子衆らと共に様々な大名の元を渡り歩き、複数の大名による信長包囲網を画策。上に立つ者としての才能を開花させ、謀略を駆使して信長への復讐と大名への返り咲きを目指す。
畿内での敗退後は、かつて祖父道三が結んでいた外戚と言う地位を利用して朝倉家へと身を寄せ、そ朝倉家重臣の鳥居景近と義兄弟となって、朝倉家乗っ取りをもくろむ。しかし、結局織田との全面衝突は適わず、朝倉軍が退却中に刀根坂の戦いで織田軍から激しい追撃を受ける。一度は朝倉軍を見捨てて本願寺へ逃れようとしたが、越前に残していた女子衆を見捨てられず、戦場に戻って討たれるという最期を迎えた。

斜に構えたややキザな、しかし喰えない有能な男として描かれており、11巻では表紙も飾っている。一生を女に振り回される形となったが、女を諜報活動などに利用する反面、当時としては珍しく女性に学問を推奨して教養を与えるなど女性思いな人物でもあった。信長に対しては強い憎悪と同時にその器の偉大さに敬服している側面もみられる。

『斉藤右兵衛大輔龍興 戦国史上最も巧妙にして、最も食えない男』

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