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三好清海入道

みよしせいかいにゅうどう

三好清海入道とは、真田十勇士の一人として数えられる架空の人物。
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概要編集

立川文庫の小説『真田十勇士』に登場する僧体の豪傑。

出羽国亀田の領主出身で、弟の三好伊三入道と共に遠戚である真田家を頼り仕官した。関ヶ原の戦いにおける上田城攻防戦、昌幸幸村の九度山蟄居後も彼らに付き従い、大坂夏の陣では兄弟揃って奮戦の末に戦没したという。

十勇士の中では知名度が比較的高い方なので、後発の創作では霧隠才蔵猿飛佐助に次ぐNo.3とされることが多く、時々伊佐の事は忘れられる。


兄弟ともに十勇士の中では特に高齢であったが、清海は身長2m近い巨漢で、その外見に違わず非常に怪力でもある。得物として金棒を振るったとされ、同じく立川文庫の『真田幸村』においても、18貫(67.5kg)の樫の棒を軽々と振り回して山賊を一網打尽にしている。一方で、性格は何処か抜けている愛嬌のある人物とされ、よく武蔵坊弁慶に例えられる。


モデル編集

清海入道のモデルとされたのは、実在の戦国武将である三好宗渭(政勝)。いわゆる三好三人衆の一人として、主君・三好長慶亡き後の政権を取り仕切った。

一般には、永禄年間末期の織田信長との抗争の果てに死去、もしくは消息不明となったとされるが、他方で大坂の陣で豊臣方として参戦し88歳で戦没した「三好清海」なる人物が、宗渭の後身であるとする俗説もある。

その他、幸村こと真田信繁の三男で、後に出羽亀田藩士となった三好幸信、それに元三好家臣の和久宗是などの経歴も織り交ぜられている。


創作編集

BRAVE10編集

CV:田中一成庄司宇芽香(少年時)

演:新井將

伊佐那海の義兄での守護者。

少年時代は超絶美少年であり、身体を鍛え直してムキムキの巨漢になった(そのため顔立ちは整っている)。諸国を漫遊しあらゆる神仏を信仰しているため、異教の神にも祈りまくるお茶目な人。

十勇士最強の怪力と刀や銃撃も通さない無敵の身体を持つ(流石にヘッドショットや関節技は効く)。武器は巨大な金棒。

皆さんの予想通り人気投票はドベ


殿といっしょ出張版編集

上記『BRAVE10』巻末に収録。十勇士最大の巨躯を持つが気が優しく少年のように無垢な口調で話す。イケメンすぎる弟・伊佐入道に少し嫉妬している。仇名はキン肉スゴイ入道。

後に本編に出張した際には十勇士頭目である海野六郎から「一人が千人の戦力に匹敵しそうなムキムキの人」と称される。


ムシブギョー編集

CV:佐々木睦(伊佐と兼ね役)

真田十傑蟲五番手(同率)。弟の伊佐入道同様にゴキブリ蟲人。二人とも常人の倍以上の巨体を持つ。

常に感情に抑揚が無く、「浮世の枷より救済する」という狂った思想を妄信し、他の十傑蟲と共に凄まじい大虐殺「人狼煙」を敢行する。

ゴキブリの能力により何百もの死体を軽く持ち上げて粉砕するほどの怪力と類稀なる瞬足を持つが、最大の特徴はたとえバラバラにされても復活する再生能力である。

脱皮後には再生速度が5倍ともなるが、伊佐共々恋川春菊に粉々のみじん切りにされて散逸し死亡した。


YAIBA編集

CV:稲葉実

鬼丸猛によってタコを依代に復活。常に白目を向いている。かつて(おそらく大坂の陣で戦った)宮本武蔵と面識があり、「老いぼれ」と嘲笑っている。

琵琶湖鉄刃を襲うが新技「カミナリ斬り」を受けて成仏した。


忍者戦隊カクレンジャー編集

演:関根大学

400年前に妖怪軍団を封印した、5人の忍者の一人として登場。彼の子孫がセイカイ/ニンジャイエローである。


関連項目編集

真田十勇士

坊主 入道

三好伊三入道(弟)


三好政康

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