概要
『仮面ライダーV3』1・2話に登場するデストロン怪人・ハサミジャガーのリメイクキャラ。
『仮面ライダー THE FIRST』の続編仮面ライダー THE NEXTに登場。
ハサミジャガーのリメイク怪人だが、本作ではデストロン怪人ではなく、ショッカーのナノマシンによる改造手術で新たに製造された新型ショッカー怪人という設定である。
活躍
表向きはレストラン「LEGEND OF GATHERING」のオーナーを務める、テンションの高いエキセントリックな言動が特徴的なショッカー幹部の眼鏡の男の怪人態。眼鏡を掛けたままマスクをかぶって変身する。
ちなみに「LEGEND OF GATHERING」も仮の姿であり、その実態はナノマシン散布による日本制圧作戦の拠点であるショッカー秘密基地の1つである。
ショッカー首領直々の命を受け、ナノマシンを日本全土に散布し、それにより日本の全国民全てを改造人間にし、一気に制圧する作戦の指揮を任されている。
また、その手始めとしてナノマシンの実験のため、風見志郎が社長を務めるエクサストリーム社を実験場に定め、そこに努める志郎を含む全従業員(と偶然訪れていた志郎の妹・風見ちはる)をナノマシンによる改造実験を行い、テレビ版と同じく風見兄妹の運命を狂わせた元凶の1人でもある。
前述の通りナノマシンで改造された新型怪人であり、前作に登場したスパイダーやバットなどといった旧式の改造人間とは比べ物にならないほどの強力な怪人である。
主な戦力は両腕に装着されたブレードで、その切れ味は凄まじく、壁をあたかも紙のように切り裂くことが出来る。また、ブレードを合体させることにより巨大なハサミ状の武器として扱う事も可能。更にブレードは収納できるため、普段は使用せず通常の腕で活動している。
また、ジャガーを素体に製造された改造人間だけあって動きもトリッキーで、変幻自在に動き回ることで相手を翻弄し、隙を突いて攻撃する戦法を得意とする。
最終決戦において、新型次世代改造人間としての性能を遺憾なく発揮し、ダブルライダー相手に優位に立つほどの性能を見せ付けるが、最後はライダーダブルキックとライダーダブルパンチの連続攻撃の直撃を喰らい爆死した。
なお、演じた田口氏は後に『仮面ライダーウィザード』でアマダムを演じている。