「こうなったら見境なしだ！東西航空の飛行機でなくても構わん！空を飛ぶものは全て破壊しろ！」(第25話)
「ハサミンブラッドよ、よくぞ申した‼」(第37話)
TV本編より
「ククク…悍ましき改造人間よ、機械を肉に縫い合わせたとて所詮、下等生物。我ら暗黒の民に刃向おう等まさに下等‼」
仮面ライダーSPIRITSより
演：河原崎洋夫
概要
行動隊長的な役割を持つ人骨をモチーフにした鎧(?)と兜を身に着けたジンドグマ四大幹部の1人。電気エネルギーを火炎に変えて燃え盛る炎をモチーフにした杖の先から発射し敵を攻撃したり、火球に変身したりできる。
また、彼が手塩にかけて育て上げた戦闘員ジンファイターたちで結成された独自の暗殺部隊『夜光虫』という部隊を持っており、相当な腕前の馬術をも心得ている。
四大幹部の中で最も血の気が多く、豪快かつ短気な性格の持ち主（いわゆる脳筋）ではあるが、部下を褒めちぎってその気にさせ上手く扱い、眼鏡にかなった人物には鷹揚な態度も取るなど武人的気質も持ち合わせている。
しかし大抵はその短気な性格が前面に現れているため、言葉遣いも乱暴かつ破壊的なものが多く、その性急さを他の幹部達によって揚げ足を取られる事が多い。
また、前線にて作戦の指揮を執ることは勿論、スーパー1との直接対決が最も多い幹部でもあり、そんな彼の配下の怪人達もそんな血の気が多い彼の性格を反映させたかのような人物が多く立案する作戦内容も密度が粗いもの目立っているものが多い。
その正体はB26暗黒星雲から地球侵略のためにやって来た異星人であり真の姿はジンドグマ超A級怪人オニビビンバ‼
『仮面ライダーSPIRITS』の設定では悪魔元帥共々バダン総統JUDOに招かれてやって来たということになっており、度重なる地球侵略計画をスーパー1に妨害され続けた結果遂に堪忍の緒が切れた元帥の最後通告を受け、第46話で遂にその正体を明かし妖怪王女と共にスーパー1との最後の決戦へと挑む‼
企画当初はメディアという名称であった。
仮面ライダーSPIRITS
暗闇大使の時空魔法陣により元来は外宇宙からやって来た宇宙人であるため地球人を素体とした改造人間ではないのだが、他の組織の大幹部同様に魂の無い傀儡として復活を果たす。
なお、その際、自分たちに刃向うスーパー１こと沖一也に対し自分たち暗黒の民に逆らう下等生物と罵っている(自分だって今現在は魂の無い傀儡のくせに…)。
北陸地方制圧のために暗躍し、石川県・医王山において他の3幹部と共に持久戦でスーパー1の機能停止を図り一時は優勢にたつが、自身の放った必滅の一撃「オニビビンババズーカ」を躱されてしまい失敗。
その隙にダメージを少しだけ回復させたスーパー１との一騎打ちの末、ワンパンで倒されてしまった（全く予想していなかったらしく、「人間の技で…!?」と驚きながら爆死した）。
余談
配下の怪人のコマサンダーのインパクトからか客演作品ではジンドグマの代表として扱われる事が多い。
