「変身…!」
WING FORM
「降臨、満を持して…」
CV:三木眞一郎
概要
他のフォームでもジークが憑依するとこのフォームになる。
電仮面のモチーフは白鳥、白鳥を模した形状から翼のような形状に変化する。
変身時は白鳥の鳴き声に似た音が流れ、背中から出現する巨大な翼が変化した羽が舞い落ちる。
デンガッシャー・ハンドアックスモードとブーメランモードという電王では珍しい二刀流で戦う形態。
投擲を駆使することで遠距離の敵にも対応できるオールマイティな形態とされている。
劇場版限定フォームとして扱われるフォームの元祖であり、TV放送にも僅かだが登場している。
劇場版ではモモタロス達が良太郎に憑依して変身ができなくなる中、ジークが特殊な誕生の仕方をしたイマジンであったことが幸いしてか、コブライマジンとの戦いで変身に成功した。
本人曰く「教養の差」らしい。
モモ「どういう意味だ?」
ウラ「『先輩は馬鹿』ってコト」
モモ「んだとォ?!もういっぺん言ってみろ!!」
なお、強化形態を除く電王のフォームチェンジで唯一対応するデンライナーが存在しないのも特徴。
スペック
身長 | 193cm |
---|---|
体重 | 90kg |
パンチ力 | 4t |
キック力 | 8t |
ジャンプ力 | 50m(ひと跳び) |
走力 | 3.8秒(100m) |
クライマックスフォームを上回るジャンプ力と走力を誇り、キック力もガンフォーム、ロッドフォームに続く3位と総合的なスペックは中々高い。
ジャンプ力はトップタイ、走力もライナーフォームに次ぐ位置に付けており、機動力に長けている。
一方パンチ力はプラットフォームを除いた全形態でワースト1位となっており、アックスフォームのほぼ真逆を行く性能をしている。
戦闘力はかなり高く、初登場となる第24話では斬撃一発でスコーピオンイマジンを撤退に追い込む程の大ダメージを与え、本格的なデビューとなる劇場版ではコブライマジンの攻撃を最低限の動きだけで躱し、的確に攻撃を与えて撃破している。
しかし打たれ強さはそれほど高くないのか仮面ライダーガオウの不意打ちを喰らって倒されている(もっともガオウが『電王』の敵ライダーではトップクラスの戦闘力を持つので真っ向から勝負しても勝てなかった可能性は高いが)。
単純な戦闘力にも優れていることに加えてジークの尊大な態度によって相手をイラつかせ、ペースを乱す事もできるようでコブライマジンもそのような態度に「気取ってんじゃねぇ!」と激昂していた。
この点は相手を手玉に取るロッドフォームと似ていると言える。
外見
ソードフォームに酷似しているが、アーマーの色は白で複眼は水色。複眼と肩アーマーは白鳥の翼を模している。
他のフォームと異なりアンダースーツの色は金でバックルの形状も変化している他、膝装甲「デンキュイス」には白いプレートが追加されている。
以上のように他の形態とのフォームチェンジは考慮されていない外観だが、鬼ヶ島の戦艦では門矢士に突き飛ばされた勢いでジークが憑依したことでロッドフォームからのやや強引なフォームチェンジが行われた。
デンオウベルト(ウイングフォーム)
電王ウイングフォームへの変身に使用する。「ウイングバックル」が装着された専用形態になっている。
名前こそデンオウベルトだが、ベルトの形状はガオウベルトやユウキベルトに近い。
実際玩具ではガオウベルトとの付け替え式になっている。
一応、電王のフォームチェンジには数えられているので『バトライド・ウォー』シリーズでは通常のデンオウベルトで変身する形態からもチェンジ可能(ベルトをどうやって変えているのかは不明)で映像作品上でもこの形態に瞬時にチェンジした際にベルトが変わっている。
必殺技
ロイヤルスマッシュ
デンガッシャーのブーメランモードとハンドアックスモードで敵を挟み撃ちにする。
「俺、誕生!」ではブーメランモードを投げてからライダーパスによるフルチャージを行い、ハンドアックスモードを投げ付けてから相手の背後にブーメランモードが命中すると同時に引き抜くという方式を見せた。
「さらば電王」では敵が多かったため、両方同時に回転を効かせて投擲、一斉に切り刻む技として使用。
決め台詞は「我が刃の前にひれ伏せ!」。
『ガンバライド』での必殺技
「エレガントパンチ」や「ハイランクキック」など洒落た名前の技が多い。
続編の『ガンバライジング』では「我が美技」(コブライマジン戦の再現)を披露。
余談
鳥モチーフとベルトのデサインからして恐らくショッカーをオマージュしていると思われる。
白鳥がモチーフのライダーは他には仮面ライダーファムがいる。
関連動画
関連タグ
仮面ライダー電王 ジーク(イマジン) 俺、誕生! 鬼ヶ島の戦艦
ショッカー:鳥モチーフとベルトのデサインからして恐らくオマージュ。
仮面ライダーオーディン:プロデューサーと脚本家が同じ作品の鳥がモチーフのライダー。金色のスーツや戦闘スタイルが似ている。
キグナス・ゾディアーツ:白鳥がモチーフのライダー怪人、登場時に羽が舞い散る演出もよく似ている。
ブランク体(王蛇) → ウイングフォーム/ミニ電王 → 超クライマックスフォーム/ベガフォーム(NEW電王)