概要
このパスを持つことによりデンオウベルトが出現し、赤、青、黄、紫のどれかのボタンを押してパスを読み込ませると選択したフォームに変身可能。ライナーフォームの場合はデンカメンソードに装填する。
変身だけでなく必殺技の発動(2回以上のセタッチも可能)やデンライナーの乗車・運転にも必要な、電王システムの命とも言えるアイテム。定期入れ同様に上下に展開する仕様となっており、クライマックスフォーム変身時には展開した状態でセタッチを行った。
その割に必殺技発動後はどのイマジンも必ず無造作に投げ捨てるか下に落としている。モモタロス曰く、フルチャージした後にいちいちしまうのはかっこ悪いらしい。
その為、戦闘後は投げたパスを皆で探しているらしい事が『超電王トリロジーエピソードイエロー』で発覚した。
基本的には変身・必殺技共に右手で構えるが、『俺、誕生!』や『シティウォーズ』など左手でフルチャージを行っている作品もある。
「俺、参上!」も左手中心で行う場合があるので特に深い意味はないと思われる。
また、パスを持って時間・分・秒がそろった時間に扉(マンホールでも良い)を開けると時の砂漠に行きデンライナーに乗ることが出来る。
このパスはデンライナーへの乗車パスであり、野上良太郎以外の乗客も持っている時もある。
ライダーパス所持者の同伴者も乗車権を有しているらしく、タロスズがそれに該当(ただし、緊急避難の為に人々を匿うなどの特別な事情の場合はライダーパスやチケットがなくても乗車が認められる模様)。
なお、良太郎のパスは第1話でハナが落とした物を偶然拾ったものであり、電王として戦って行くにあたって所持が認められた形である(同じパスを複数人で使い回しできるらしく、終盤ではキンタロスやウラタロスが変身に使用していた)。このパスは最終回でオーナーへ返却しているが、その後も電王に変身する必要が出た際には再び手にしている。
マスターパス
このパスにインフィニティチケット(赤)を入れると神の路線に入ることができる。
時の列車を狙う強盗団の首領である牙王は神の路線に侵入するべくこのパスを狙い、デンライナーをハイジャックする事でオーナーから強奪している。なお、牙王がインフィニティチケット(赤)をなぜ持っていたのかは定かではない。
劇場版作品にて
「クライマックス刑事」ではネガタロスが所持していた予備のパス、「さらば電王」では更に複数のパスの存在が判明している。デザインはほぼ同一。
「超電王トリロジー EPISDE YELLOW」では仮面ライダーG電王が使う独自のパスも登場。
時間警察の紋章が刻まれていて、警察手帳としても機能している。しかも物体(ケータッチが入ったジュラルミンケース)の転送や手錠を掛けたりとかなりの万能アイテムとして描かれた。また、セタッチ面には人工イマジンのイブが宿っている。
「さらば電王」では野上幸太郎が自分のパスを所持しており、最終決戦ではモモタロス、ウラタロス、キンタロス、リュウタロス、ジークが5枚のライダーパスで各々専用の電王に変身した。
また、ゴーストイマジンもパスを所持していた(クライマックスフォームに撃破された後は死郎に回収された)。
鈴木一哉は捜査のためにデンライナーに乗っていたがおそらく良太郎と一緒に乗っていたと思われる。
ライダーチケット
ライダーパスにセットするチケット。時間で下車する為に必要なもので、劇中では専ら仮面ライダーやハナが契約者の額にブランクチケットを翳してイマジンの飛んだ時間を特定、「この日付に記憶は?」と質問をして返答された場所へ向かう。
この際にデンライナーやゼロライナーのコクピットに置かれたマシンデンバードやマシンゼロホーンのスロットに装填する。
詳細はライダーチケットを参照。