「って言うより、今から俺が『電王』!!」
演:桜田通
変身する仮面ライダー
概要
未来からきた良太郎の孫。仮面ライダーNEW電王に変身する。年齢は『さらば電王』時点で16歳(そのため、年齢的に学生なのだが終始私服で登場している。当初は学生服を衣装にする予定だったが、どうにも合わず断念)。
良太郎のことは「じいちゃん」と呼ぶ。
幽霊列車の動きを感知したターミナル(キングライナー)の駅長を通じ、オーナーによって「助っ人」として新たな電王に任命された。
人物
祖父とは反対にノリが軽くて社交的、身体能力も高くスポーツ万能。しかし祖父同様運はあまり良くない。『さらば電王』ディレクターズカット版では生身で初登場して早々犬のウンを踏む→驚いて飛び跳ねた矢先空き缶で滑って後ろに転ぶ→近場にあったゴミの山に埋もれる形で着地するという祖父を思わせる不運の連鎖ぶりを発揮した。
テディという青いイマジンを連れており、二人の間には強い絆がある。
また、良太郎譲りの目の前の状況から逃げ出さない芯の強さも併せ持つ。
当初は良太郎やタロスズを何かと馬鹿にし、自分の強さを誇示して人を喰ったような態度が目立っていたが、死郎への敗北やタロスズとの交流を経て精神的に成長。以降は良太郎達を認め、『超電王』シリーズ以降は全幅の信頼を置いている。
良太郎に少々恨みを持っていたが、その内訳は受け継いだ不運体質そのもの、「運が悪くてもじいちゃんは強かった(運の悪さを言い訳にしない心の強さを持っていた)からお前も見習え」と父親(良太郎の息子あるいは娘婿)に度々比較されてきたこと、更には幸太郎という名前をつけられたため。何かと突っ張っていた態度も祖父との違いを主張したいが、故のアプローチだったと思われる。
なぜ名前が恨みの理由かというとテディ曰く幸太郎という名前は「現代でいえば田吾作(たごさく)ぐらいダサイ」ため。本人曰く、幼稚園の頃から自己紹介の度に笑われてきたらしい。
でもそれって彼の時代のネーミングは……深く追求するのはやめておこう、うん。
ちなみに幸太郎の時代における良太郎は「さらば電王」劇中で幸太郎が祖父に関して何かと過去形で語っていたこと、及び「あんまじいちゃんと会ったことがない」との発言から他界の可能性も匂わせていたが、ラストシーンにて健在であることが判明。
顔は写されていないものの、エンドロールでは「良太郎(2058?)」とクレジットされており、仮に公式とした場合は幸太郎の生年は2042年前後と推察される。
『さらば電王』及び『超電王シリーズ』では黒髪だが、『レッツゴー仮面ライダー』では金髪になっている。曰く「未来での流行」らしい。
『仮面ライダーディケイド』でも第15話(「電王の世界」後半)で顔出し出演した(数十秒のみの出演、かつ門矢士ら『ディケイド』サイドの人物とは対面していないため、『鬼ヶ島の戦艦』への繋ぎとしての意味合いが強い)。
幸太郎に憑依したイマジン
彼の憑依したイマジンを武器に変えるという特殊な体質の為かイマジンは彼の体を使って電王に変身したことはない。
関連イラスト
関連タグ
さらば電王 鬼ヶ島の戦艦 超電王トリロジー レッツゴー仮面ライダー
紅正夫、湊ミハル、泊エイジ、神蔵蓮太郎、堂安主水:「まだ放送されていない時間軸」の仮面ライダー。