キングライナー
きんぐらいなー
もしかして⇒キングゲイナー
新しい"時の分岐点"の出現に合わせて、必ずその付近に現れる巨大な時の列車。
分岐点の動向を見守る監視役であり、変形する事でデンライナーやゼロライナーといった他の時の列車を格納できる、移動型のターミナルステーションでもある。初登場は第38話。
複数台存在しており、劇中では4台登場している。
牙や目を彷彿とさせる造詣になっており、さながら蛇か龍のような外見。
メインカラーは赤と黒。
ライナーモード
全長 | 全幅 | 全高 |
---|---|---|
127m | 13.6m | 18m |
各パーツを格納した列車状態。主に新たな時の分岐点に移動する際に使用する。
車体の後部左右に設置された、電車のパンタグラフと同じような働きをする集電装置「デンギャザー」によりフリーエネルギーを電気に変換。「アラゴドライブエンジン」の働きによりレールとの間で過電流を発生させて磁界を作り出し、その相互作用で驚異的な駆動力を生み出して走行する。後部に付いたロケットエンジンも併用すればデンライナーを遥かに上回るスピードで走る事が可能。因みに後端には一応連結器が存在している。
頭頂部を思わせる部位に、アカシックレコードに則って時の運行を守るためのスーパーコンピューター「デンマインド」を内蔵。目を思わせる箇所は走行スピードに合わせてレールを実体化させる「物質生成照射装置」である。
他の列車の三倍近い横幅があるため、レールは3条出現・使用する。
規模を除けば基本的にはデンライナーやゼロライナーと同じ仕組みである。
ステーションモード
各パーツを展開したプラットホーム状態。大きく開いた中央部に時の列車を収納する。
この状態のキングライナーが複数集まる事で、時の列車が停車する駅『ターミナル』となる。内部は駅長室や待合室、売店が存在しており現実世界の駅と遜色ない。『超電王トリロジー』では温泉、ゴルフ場、ボーリング場などの遊戯施設に加え(この時点で現実世界の駅ビルのそれを遥かに上回る規模)時間警察の施設も存在し、また各時代の物産を取り揃えたフリーマーケットも開催されていた。
他の列車で言う『バトルモード』に相当する形態でもあり、照射装置の隣にフリーエネルギーの青いビームを放つ火砲「キングファイア」が、車体左右にフリーエネルギーの光弾を発射する軽武装「キングランチャー」が展開する。
これらの武装はフルブレーキ用の逆噴射としても使用する事も出来る。
戦闘時にデンライナーやゼロライナーを格納してそれぞれの武器を展開し、一斉発射・オールウエポン攻撃を繰り出す。
この状態でも暴走したデンライナーゴウカに追い付く程の速度で走行可能で、劇中ではそのまま後方から飲み込むようにして速やかに格納・停車させている。
後に『仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』では駅として登場。アナザー電王と本家電王の最終決戦の場となり、銀幕の前の電王ファンであれば忘れられない贈り物をくれた。
2007年11月中旬に「アクションライナーシリーズ11 DXキングライナー」が一般販売。
価格は10450円と電王系玩具でぶっちぎりの最高額。
同シリーズ内で統一したのか形態は「ノーマルモード」「バトルモード」の呼称になっている。