「貴様ら…どうしてソラを悲しませる!」
演:松村雄基
変身する仮面ライダー
概要
『劇場版仮面ライダー電王 さらば電王 ファイナル・カウントダウン』に登場する人物。
随分と古風な格好をしているが、それもそのはず、彼は既に400年前に亡くなった下級武士の亡霊なのである。生前は独楽を操る術に長けており、亡霊と化した今ではコマを爆発させたり、死んだイマジンを復活させたりできるようになった。
そのため、生身でもかなりの戦闘力を持ち、さらに変身後の姿ではTV本編で無敗だったクライマックスフォームすらも変身解除に追い込んでいる。
また、イマジンの憑依無しで仮面ライダー幽汽ハイジャックフォームに変身することもできる。
生者と死者の世界を逆転させるために幽霊列車を使って1728年に飛び、テロを引き起こすことで時間の流れを狂わせようと目論む。
仮面ライダー図鑑では「ソラ」との関係は恋人とされている。
配下のイマジン
後に、三体とも下記の軍団の一員として多数紛れ込んでいる。
再生させたイマジン
ほとんど本編最終回の焼き直しじゃんとか言わない。
漫画版ではデスイマジン、クラウンイマジン、カメレオンイマジン、クラーケンイマジン、バットイマジンなども復活させた。
結末
恋人であったソラを蘇らせるためには、特異点を排除しなければならない。良太郎を誘拐し配下のゴーストイマジンを憑依させたのは、良太郎自身に先祖を抹殺させる為であった。イマジンだけでなく死んだ山賊一味も引き連れており、江戸の街のどこにその先祖がいるのか分からなくても確実に殺せるように準備していた。実際に高台から街を見下ろし、「あそこにいるやつ、全部殺せ、1人も逃すな」と山賊たちに命令していたことからも窺える。
配下のイマジンが全滅するや否や、自ら変身し戦いを挑むことになる。2人の電王を圧倒するが、駆けつけたNEW電王によって形勢逆転。3人の電王のフルチャージによって変身解除される。
恋人の蘇生を「ソラが悲しむから」という思い込みで押し通してきた愚行は、そのソラが望んだ「死郎を止めてほしい」という願いを受けた良太郎たちによって阻止されたのだった。
駆け寄ってきたソラから、彼を誰かに止めて欲しかったという思いと、これからは静かに逝きたいという切なる願いを知り、力尽きた。2人を乗せた幽霊列車は、静かに動きだし、死者の世界へと消えていった。
関連タグ
葵連・・・こちらも同じような事を考えていた映画のラスボス繋がり
岩本ソラ・・・ソラという名前の女性繋がり。こちらは現代人で存命している。
ソラ(ファントム)・・・平成ライダーにおけるソラ繋がりであるが、こちらは男性である。