「聞いてはいたが気持ち悪ィな」(40話出現個体)
データ
- 身長:192.0cm
- 体重:118.0kg
- 特色/力:2本の鎌
概要
怪談『井守の怪』に登場するイモリのイメージから生まれたイマジン。全身が紫色をしており、橙色のイボが生えているのが特徴。身長192㎝・体重118㎏。両手に持った鎌で敵を切り裂く。
元は劇場版『俺、誕生!』に登場する仮面ライダーガオウの手下だったが、特にこれと言って活躍することも無く電王にあっさり倒されていた。
しかしながら相棒のゲッコーイマジン共々、カイが別個体と契約することによりTV版40話にて再登場を果たした。
「桜井」を抹殺すべく過去に飛んだスネールイマジン(♂)を追いかけようとする電王たちを邪魔するため、現代で野上良太郎に襲い掛かるものの、ゲッコーイマジン共々クライマックスフォームに返り討ちにされた。
その後の登場
『さらば電王』ではコブライマジンやゲッコーイマジン共々、死郎が生き返らせた再生怪人として複数個体登場する。
余談
劇場版での声の担当は迅き冒険者である。
なお、外見はゲッコーイマジンの方がよっぽどイモリっぽい気もするが、気にしてはいけない。これはデザイナーさんの手違いで名前を間違えて東映に送ってしまったからである。劇中設定っぽい考察をするにゲッコーイマジンとニュートイマジンの姿を『井守の怪』からイメージしたところ、世間では割とあるあるなイモリとヤモリを混同したイメージまで混ざってこのような名前の逆転現象が発生…したのかも。たぶん。イマジンの姿形は人々のイメージに影響されるので割とあるあるな現象なのかもしれない。事実カメレオンイマジンもカメレオンではなくカエルの王子様のイメージから姿が生み出された。
元ネタの『井守の怪』に目を向けてみよう。この話に出てくる井守とは驚くなかれ、ヤモリの事である(普通に『守宮』と表記する資料もある)。
古戦場で死んだ落ち武者の霊が井戸に住み着くヤモリに化身したのだ。「井戸に住み着いているのならイモリだろう」と突っ込みたいが、ヤモリは井戸の外壁でも問題なく生活できる為、ヤモリでも矛盾はない。しかしこの怪異の読みは一律で「いもり」(ヤモリだけど)!そりゃあ混同が起こっても仕方がないというものである。