概要
イモリ科(動物界脊索動物門両生綱有尾目イモリ上科イモリ科)に属する生物の総称。
狭義では、日本に生息するアカハライモリを指す。
水陸両用の住処をもち、カエルと同じく田んぼや山の川沿いなどに住んでいる。
宿敵を発見すると体を大きく反り上げ、威嚇体制に入る。
イモリの体内にはフグと同じ毒が存在し、お腹の鮮やかな色を敵に見せることで、そのことを敵に警告する。そのため触った場合は、よく手を洗っておこう。
近い仲間にウーパールーパー(イモリ上科マルクチサラマンダー科)、ミユキイモリ(霊長類ヒト科)、タモリ(有鱗目イグアナ科)がいる。
豆知識
イモリの名前の由来は昔、井戸に棲んでいる姿から、井戸の守り主だと言われ井守り(イモリ)と名づけられたという話がある。
爬虫類のヤモリとは、家のまもり主か、水のある井戸の守り主かで分けよう。
ちなみにイモリの前足は4本指、後ろ足は5本指である。
イモリをモチーフとしたキャラクター
ヤモリと混同され、デザイナー自身が勘違いしている場合もある。