女「おはよう」
男「おはよう、よく眠れたかい?」
概要
何かしらの目的を持って、クグツたちを使い従来の枠に収まらない様々なタイプや能力を持った魔化魍たちを生み出す実験を繰り返している謎の人物。
表舞台には決して出ることはなく、裏で暗躍し続けていたが、魔化魍たちの形態の変化などから猛士には薄々その存在を感づかれており、立花勢地郎は“悪意”と彼らの事を表現していた。
森の奥地にあるモダン的な様相の洋館を活動拠点としている。昭和初期を思わせる和服姿をしており、男性の人差し指のみ何故か銀色である。
また、魔化魍を育てる童子と姫そのままの姿をしているが、これは童子と姫のほうが2人を模して造られているため。童子と姫と違い、男女の声が逆転していることはない。
強大な念動力を持つほか、陰陽術を身に着けているのか、式神を使役するなど能力を持っているほか、魔化魍が侵入できない結界を張る事や封印する事などができる能力を有している。
上記のような実験を執り行う立場からか、その技術力は相当なものを持っている。
自身の一部から制作したスーパー童子とスーパー姫が奪取したアームドセイバーを解析して音撃のメカニズムを解明し、魔化魍に対策用の能力を付与したりするなどの成果を上げている。
多くの魔化魍を生み出して人を襲わせることから、間違いなく鬼と敵対する勢力に所属してはいるが、人類そのものの絶滅や世界の破滅は望んでいないらしく、魔化魍が自分たちにも制御できなくなる魔化魍が自然に大量発生する現象「オロチ」の始まりを危険視している。その前兆となる魔化魍コダマの森が出現した際は、危機感から式神を勢地郎の元に派遣し接触、危機やコダマの森の発生、並びにその対策を教えたり、轟鬼たちをオロチ現象を鎮める巨大鬼石のもとへ案内し、さらにスーパー童子・姫に鬼たちをサポートするよう命令したりする行動を見せている。
猛士からは、今までの行動から魔化魍たちを生み出す黒幕かと思われていた。しかし実は人間ではなく、その正体は傀儡である。
オロチ現象の鎮静後、鬼を助けることを本能から拒絶したスーパー童子達を見限り人間をベースとした新たな童子や姫の基板を作ろうし、持田ひとみを拉致して改造しようとした際、救出に来た鬼たちの妨害により拠点を襲撃された際は逃げ出したときにエネルギー切れを起こし、彼らの上司らしき謎の男女が登場した際、初めてその事が明かされた。
結局その目的や彼らを作り出した存在の正体は不明であるが、シュキはその正体を知っているような描写がある(その際、シュキをスカウトするかのような行動も起こしている)。
ちなみに傀儡の為、睡眠は必要ないが、睡眠を取れば心身ともにスッキリするらしい。
また、鎧童子と姫を生み出す謎のイガイガ状の丸い物体がエネルギー源である模様。