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アナザージオウ

もうひとりのおう

アナザージオウとは、『仮面ライダージオウ』に登場するアナザーライダーの一人。
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「お前の未来も、見える……!」

スウォルツ「全てのアナザーライダーの力を統べし、裏のライダーの王だ」

演/CV:佐久間悠

データ

  • 身長:200.0cm
  • 体重:92.0kg
  • 特色/力:複数のアナザーライダーの変身/ジオウⅡのような未来視/ジオウのジカンギレードとサイキョーギレードを模したような双剣及び槍を使った攻撃


概要

仮面ライダージオウの第25話「アナザージオウ2019」にて登場したアナザーライダーの一体。
モデルは仮面ライダージオウ

その名の通りジオウの力を持ち、「全てのアナザーライダーの力を使える」らしく今まで倒したアナザーライダーに変身している(白倉Pからは「ジオウというより、ディケイドゴーカイレッドに近いかもしれない」と言われている)。それ故に裏の王という異名を持つ。
常磐ソウゴと関わりがあるという謎の青年・加古川飛流が変身する。

アナザーウォッチは第24話終盤の時点でスウォルツが所持しており、前々から用意してあった模様。
ウールオーラもその存在自体は想定していたらしいものの、タイムジャッカーの本来の目的である「最低最悪の魔王の君臨を阻止すること」を根底から覆しかねない=これ自体が最低最悪の魔王として君臨する恐れすらあるアナザーライダーであるためか実際に生み出すとは考えていなかったらしく、出現を知った際には二人ともかなり動揺した姿を見せていた。特にウールは以前のとある事件も相まって、スウォルツに対して「何か別の思惑があるのではないか、これまでの出来事はすべて彼の計画のうちではないのか?」という恐怖と不信を抱き始めている。
なお、本来ならこのアナザーライダーが誕生した時点でソウゴ自身がライダーの力を奪われるはずだが、劇中では特にそのような現象は見られていない。平成ライダー20周年公式サイトの解説では、「クイズアナザークイズの時とは理屈が異なる」「まだ歴史になっていない現在進行系のライダーだからではないか」と記述されている。

変身時は起動したアナザージオウウォッチによって黒いジクウドライバーを出現させ、その右側のスロットにウォッチを装填することで変身する。他のアナザーライダーが体の中に埋め込まれているのに対し、アナザージオウの変身はジオウやゲイツに近い方式と言える。また、その変身時には他のアナザーライダーと異なり、ジオウの変身プロセスを不気味に歪めたような独自の演出が見られるのも特徴。

アナザージオウ
アナザージオウ


専用武器として、時計の長針と短針を模した双剣及びその二本を合体させたを装備している(ギミックとしてはジオウのサイキョージカンギレードよりも鎧武無双セイバーナギナタモードに近い)。
ジオウのサイキョージカンギレードは長針と短針が重なったような形状なのに対し、こちらの武器は槍形態になると長針と短針が逆方向を向いた形状になっているのが対照的と言えよう。

容姿

アナザージオウ


  • これまでのアナザーライダーの例に漏れず、ジオウの姿を歪めたような容姿をしており、白目を向き剥き出しとなった歯茎はさながら「仮面」を剥がされた人体模型のよう。
  • その顔をよく見てみると今までのアナザーライダーのような歪んだ仮面骸骨といったものとは一線を画すと言わんばかりに「皮膚を剥がされて筋肉がむき出しになった人の顔」が意匠になっていることがわかる。
  • 時計の針を模したアンテナ部は途中で折れ曲がっており、長針と短針の位置がジオウとは逆になっている。
  • 頭部と胸部に、年号が刻まれたコアのような部位があり、何故か2018ではなく、2019と刻まれている。
  • タレ目の複眼・クラッシャー・緑色のOシグナルなどは、何処と無くを彷彿とさせる。
  • 両目の下部にZi-O2019の文字があり、背中にも同じ文字が刻まれている。

Another ZI-O
Another2019


  • カラーリングはジオウとはアンダースーツの白黒が反転しており、上半身のアーマー(オーバルライトテクター)が実際のボディアーマーに近い無骨な形状になっており、全体的な体つきもジオウに比べてマッシブである。
  • アナザージオウウォッチを装填した専用のドライバーはジクウドライバーに酷似している(どういうわけか歪んでいない)が黒色となっている。
    • こちらにも2019の年号が映し出されている。
    • ちなみにミラーワールドのジオウと違い、アーマーもドライバーも左右反転はしていない。

  • このように、アナザーライダーの一体でありながら、他のアナザーライダーと一線を画した点が数多い。これらは一体何を意味するのであろうか?

能力

過去にアナザーライダーとなった人間から、力の残滓としてアナザーウォッチを作り出す能力を持ち(なお、力を奪われた元アナザーライダーの契約者のほとんどはその直後に意識を失って倒れている。何故かウールも既に失われていた筈のアナザーウォッチを複数所持しておりそれを渡されているが、ウールがどうやって入手したのかは不明)、奪ったウォッチを使用して各アナザーライダーに変身出来る。
しかし、元と異なり対応するライドウォッチを使用した必殺技を受けても、即座に他のアナザーライダーの姿で復活するため完全な撃破が出来ず(ちなみにこの撃破後の変身はアナザーエグゼイドアナザーファイズ、アナザーゴーストといずれも“死”や“復活”に関係のあるアナザーライダーとなっている)、対応していないライドウォッチを使用した必殺技では大したダメージも与えられない。
これが「アナザージオウ本体が持つ特殊能力」なのか、それとも「撃破されると自動的にウォッチが切り替わる仕様」なのかは現時点では不明。(アナザービルドとしてジオウと対峙した際には、ビルドアーマーのボルテックタイムブレーク直撃後にアナザーエグゼイドとなって戦闘を継続している)
また、奪ったアナザーライダーの力は他の人間に宿す事も可能であり、第27話では無関係の一般人にアナザーウォッチを埋め込みアナザーライダーを生み出している。
これらのアナザーウォッチは、これまでのアナザーライダーと違い変身者が誰であろうと倒された後に体外に排出されたり砕けて失われる描写が無く、何度でも使用できるようである。

アナザージオウとしては上述の双剣及び槍を武器として操り、ベルトをアナザージオウウォッチが装填されている方になぞる事で強力な必殺技を繰り出す。
この他、こちらもジオウⅡと同じく未来予知能力を持ち、それを活かして互いの必殺技をぶつけて相殺し、決定的なダメージを回避できる事が分かっている。

また、「ライダーの力にはライダーの力で対抗する」のがライダーからアナザーライダーに対する攻略法だが、裏を返せばそれはアナザーライダーからライダーに対する場合でも同じである為、「ジオウはアナザージオウの攻撃に弱く、同時にアナザージオウもジオウの攻撃に弱い」とウォズから告げられている(これまでは「アナザーライダーには同じライダーの力でしか決定的なダメージを与えられない」としか説明されておらず、オリジナルライダーとアナザーライダーが決着が付くまで激突したのはクイズの一件のみであり、「アナザーライダーの攻撃がオリジナルライダーに対して致命的なダメージを与えられる」事は説明も描写もされていなかった)。

変身したアナザーライダー

アナザーオーズ
アナザービルド
アナザーエグゼイド
アナザーファイズ
アナザー鎧武
アナザーゴースト

なお、アナザーフォーゼについては劇中で佐久間から力を奪った際にアナザーファイズウォッチの分しか描写が無かったものの、平成ライダー20周年公式サイトの解説では「アナザーファイズとアナザーフォーゼは契約者が同一だったので、アナザーフォーゼも吸収されたと考えていいだろう」と記されており、実際に28話にてアナザーフォーゼも登場している。

ただ、未来ライダーのアナザーライダーのアナザーウォッチは手に入れていないようで、現代で遭遇可能な未来のアナザーライダーの元契約者達(神蔵蓮太郎、堂安保)と接触した様子もない。アナザーキカイにされた事があるウールとは直接対面した事はあるものの、彼を襲ってアナザーウォッチを作り出そうとはしていない為、未来のライダーやそのアナザーライダーの存在については知らないのか、そもそもジオウの力ではミライドウォッチを使用出来ない(劇中でのミライドウォッチは白ウォズがウォッチ単体で能力を発動させた例以外はビヨンドライバーに装填された状態でしか使用されておらず、ジクウドライバーに装填して能力を発揮した事がない)のであえて放置しているのだと思われる。

また、裏真司を襲うことがまず不可能であるためか、アナザーリュウガ(これは劇場版に登場したアナザーライダーも含まれるが)も現在のところは確認されていない。

活躍

  • 第25話

冒頭にて、アナザーオーズに変身した状態でアナザービルドの変身者だったバスケット選手を襲い、入手したアナザーウォッチでアナザービルドに変身した(描写はないが恐らくアナザーオーズの変身者であるあの男も襲われたのだろう)。
次にアナザーエグゼイドの変身者だった飯田を襲い、アナザーエグゼイドウォッチを入手。
その後駆けつけたソウゴとアナザービルドの姿で戦闘になり、一時はビルドアーマーの「ボルテックタイムブレーク」で撃破されるが、その瞬間にアナザーエグゼイドに変身するも、状況を不利と見た黒ウォズによってジオウに逃げられた。

その後、アナザーファイズかつアナザーフォーゼの変身者だった佐久間を襲い、アナザーファイズウォッチ(とおそらくアナザーフォーゼウォッチも)を入手する。駆けつけたゲイツと戦闘になり、エグゼイドアーマーの「クリティカルタイムバースト」を食らったものの不発に終わり、ゲイツを変身解除に追い込む。そこに駆けつけた仮面ライダーウォズフューチャーリングキカイの必殺技「フルメタルブレイク」を受けるが通用せず、今度はアナザーファイズに変身し、変身を解除して名前を名乗った。

それから程なくして、アナザーウィザードの変身者だった早瀬からアナザーウィザードウォッチを生成しようとするも、駆けつけたソウゴによって阻止され、ウォッチの完全な入手に至らないまま早瀬に逃げられる。そしてソウゴが変身すると同時に自分もアナザー鎧武に変身して戦闘になったが、そこにゲイツと白ウォズが乱入。フューチャーリングクイズの「不可思議マジック」を食らうが、今度はアナザーゴーストに変身。戦闘の最中、アナザージオウウォッチを起動して遂にアナザージオウに変身し、ゲイツと白ウォズを変身解除に追いやった。
(これらの変身から、既にアナザー鎧武のアスラとアナザーゴーストのマキムラも襲撃された後のようだ)

その後はジオウⅡと戦闘になり、お互いの予知能力によって互角の勝負を繰り広げ始める。

  • 第26話
激しい戦いの末、ジオウⅡが繰り出したキングギリギリスラッシュと自身が繰り出した必殺技がぶつかり合い、爆発が収まる頃にはソウゴの前から姿を消していた。

その後は「アナザーライダーはアナザーライダーを引きつける」特性を利用し、閉鎖されたマジックハウス「キノシタ」に逃げ込んでいた早瀬を発見、今度こそ彼からアナザーウィザードウォッチの生成に成功。
そこへ駆けつけて来たソウゴに対し、自分が何故ソウゴの命を狙っているのか理由を明かした後(詳細は加古川飛流の項目を参照)、家族の仇を討とうとソウゴに襲い掛かり、ソウゴが変身したジオウⅡと再び対決する。

しかし互いに一歩も譲らぬ戦いを繰り広げていた中、2人の戦いに介入して来たゲイツは起動させる事に成功したゲイツリバイブライドウォッチの力でゲイツリバイブ剛烈に変身。先にジオウを倒させはしないとゲイツリバイブ剛烈に挑みかかるも、自身の攻撃が通じず逆に彼の力に圧倒された為、状況不利と見たスウォルツが時間を止めて助太刀に入り、彼の指示に従いその場は撤退した。

  • 第27話
ゲイツにジオウを倒させまいと彼の前に再び立ち塞がり、ゲイツが変身したゲイツリバイブ疾風と対決。ゲイツリバイブ疾風のスピードに圧倒されながらも、相手の動きを読んでカウンターの一撃を炸裂させたが、自身は変身解除に追い込まれ、ゲイツは血を流しつつもその場を立ち去った。

その後、事前に黒ウォズから作戦を聞いていたウールから「ゲイツと同じ未来のライダーの力を奪えば良い」と唆された為、無関係の一般人をアナザーゴーストアナザー鎧武にして白ウォズを襲撃。白ウォズが変身した仮面ライダーウォズが2体を圧倒している隙を突き、彼から仮面ライダーウォズの力を奪う事に成功する。
一度は白ウォズのノートによって力を取り戻されかけたが、直後に乱入して来た黒ウォズが力を奪った事で目的は達成された為、白ウォズが怒り狂っている隙にその場を離脱した。

  • 第28話
ウールと黒ウォズの作戦に協力した見返りとしてウールから複数のアナザーウォッチを授かり、序盤ではたまたま通りかかった学生をアナザーオーズに変貌させ、その後も次々とアナザーライダーを生み出していく。

アナザーライダー軍団を形成してからは、ゲイツとの約束を果たす為に向かおうとしていたソウゴの行く手を阻み、一斉に彼に襲い掛かるもその場は切り抜けられる。
その後もゲイツと合流したソウゴに追いつき、自分の手でソウゴを倒そうとしたところをゲイツに阻まれた為、2人纏めて倒そうとアナザーライダー軍団を率いて対決。しかしジオウとゲイツの連続アーマータイムでアナザーライダー軍団は全滅し、自身も負けじと高所から必殺技を繰り出そうとしたが、ジオウⅡが先読みした未来を聞いたゲイツリバイブ疾風によって必殺技を封じられ失敗。ゲイツリバイブ疾風には攻撃が全く当たらず、ゲイツリバイブ剛烈には攻撃を難なく受け止められたところを投げ落とされてしまい、最後はジオウⅡのキングギリギリスラッシュを喰らい爆散した。

敗北してもなお、ソウゴのせいで家族が死んだ事に対する恨みは消えなかったが、逆にソウゴはその事で謝罪しつつ、飛流を優しく諭す。

飛流「お前さえ……お前さえいなかったら……!!」

ソウゴ「俺がいなかったら、事故がなくなって、家族は生き残ってた……?

    そうかもしれない……でも、ごめん。俺にはどうする事もできない。

    ただ、思うんだ。

    きっと、俺と飛流なら乗り越えられるって。あの過去の日から。

    だから、過去の為じゃなく……“今”のために生きようよ」

その言葉を聞いた飛流は、ソウゴが支える手を強引に払いながらも、その場で涙を流す事しかできなかったのだった。



一方、残っていたアナザージオウウォッチも粉々に砕け散った……かと思われたが、砕け散った状態から時間が巻き戻るかのように一瞬で修復されており……?

余談

  • 本編開始から程なくしてオリジナルアナザーライダーとして想像イラストが多数描かれていた存在。
    • 「終盤近くや劇場版でアナザーライダーとなったジオウが出るのではないか」と視聴者からは思われていたが、ストーリーの中盤という意外な速さでの登場となった。
    変身者の加古川飛流を演じる佐久間悠氏がテレビ朝日公式ページにてキャスト一覧に追加されている事から、ゲストではなく今後もレギュラーとして登場すると予想される。
  • 刻まれた年号の表示と実際の放送年が一致しないアナザーライダーはこれが初。
  • アナザージオウの顔つきや表情、体格からして某巨人某追跡型生物兵器に似ていると感じる視聴者も少なくないようである(どちらもと因縁があるという共通点がある)。
  • アナザーライダー特有の眼球を備えた複眼や剥き出しの歯から初見では気付きづらいが、上記に書かれている様に複眼やクラッシャーの形状、眉間にあるOシグナル状の装飾等がどことなく初代仮面ライダーと類似しているとの声もある。
    • 最新の仮面ライダーの贋物という事で原初のライダーに似せたという事なのだろうか?
    飯田が救急車で運ばれる際の描写がかつて息子のケイスケが搬送されていた時と似たシチュエーションだったり、早瀬が逃げ去る際の描写がかつてアナザーウィザードとしての正体を隠し逃走していたシーンと似ていたりと、過去のアナザーライダー編を意識したような演出がところどころに確認できる。
  • 第28話で形成されたアナザーライダー軍団だが、そのシーンの次回予告や予告スチルが公開されると一部の視聴者からは早くも『アナザー平成ジェネレーションズFOREVER』や『アナザーライダー大戦』などと呼ばれコラ画像まで作られている。


関連タグ

仮面ライダージオウ
アナザーライダー
加古川飛流 ZI-O

ジェネラルシャドウ…白基調の衣装や皮が剥がれたような顔面が共通している。

ン・ダグバ・ゼバ仮面ライダークウガのラスボス。原典クウガの最強形態であるアルティメットフォームと同等の力を持つ存在であり、ジオウとアナザージオウと同じようにそれぞれのメインカラーが「黒と白」という共通点がある。

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