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ピクシブ百科事典

ン・ダグバ・ゼバ

んだぐばぜば

平成仮面ライダーシリーズの第一作『仮面ライダークウガ』の敵怪人・グロンギの首領。
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「どうしたの? もっと強くなって、もっと僕を笑顔にしてよ」

データ

身長計測不能
体重計測不能
特色/力超自然発火能力をはじめとする超常的な力(中間体は「グロンギを蘇らせる力」)
人間態CV浦井健治夏井貴浩(第1話・声のみ)
スーツアクター福沢博文
初登場話EPISODE 47「決意」(中間体:EPISODE 1「復活」、人間態:EPISODE 40「衝動」


概要

仮面ライダークウガ』のラスボス
 
未確認生命体第0号あるいはB群第13号に分類されるクワガタ種怪人で、超古代民族「グロンギ」の首領であると同時に、現代に多くのグロンギを蘇らせた張本人。「白き闇」「究極の闇をもたらす者」などと称され、その力はグロンギの中でも別格中の別格である。
 
なお当初の姿は不完全体で、まさに怪物じみた姿だったが、完全体は何の因果かクウガとよく似た姿になった。
 
先代クウガによって他のグロンギ共々「九郎ヶ岳遺跡」に封印されていたが復活し、その後は他のグロンギを蘇らせて殺人ゲームゲゲル」を行わせた。
すなわち仮面ライダークウガ』作中における惨禍を引き起こした全ての元凶である。
 
他のグロンギ同様(あるいはそれ以上)に殺しや破壊を「遊び」としか捉えていない上に仲間意識も極めて低く、同族の命を奪うことすら何とも思っておらず、他のグロンギが個人差はあれど(楽しみながらも)懸命にゲゲルをこなし、ダグバを倒す事を目的としている(その気や自信がない者はゲリザギバスゲゲル開始前に申告し、クリアと共にラ=進行役になる)のに対して、ダグバ本人は「ザギバスゲゲル(ダグバとの一騎打ちを行い、勝利した者がグロンギの長として大量虐殺=究極の闇を執り行う)に来るくらい強い相手と戦う事」を目的として行動しており、究極の闇そのものには殆ど執着がなく、他のグロンギにとっては神聖な儀式であるゲゲル(ゲゲル=ゲーム)すら文字通り遊びとしか考えていない。

その一方で、リントやクウガの事はただの獲物ではなく、自分達と対等の敵になりうる存在として認識しており、特に現代人の事はやがて自分達と同じになりうるとしてバルバ同様に高く評価している。
それ故に、現代人のクウガをもザキバスゲゲルの資格者と認識しており、作中ではあえて究極の闇を引き延ばして、クウガが自分と対等の力を手に入れるまで待ち続けていた。

ある意味グロンギよりグロンギらしく殺戮を楽しみつつも、あくまでゲゲルを最重要視してリントの事はクウガも含めてただの獲物としか認識していなかった他のグロンギと比べても、とりわけ異質な存在である。加えてグロンギ語で話す描写が殆どなく、大半の台詞を普通に現代日本語で喋ってる点もグロンギとしては異質だと言える。
こんな奴なので当然集団行動などという概念などあるはずもなく、後のクロスオーバー作品での客演時にも組織内の上下関係を無視した尊大な態度が目立つ。

なお沢渡桜子は「戦士」のリント文字とダグバが虐殺現場に書き残した血文字の類似性から、リントの「戦士(=クウガ)」はダグバを元に作られたものと推測している。また劇中の台詞から現代のクウガと先代クウガを別人と認識しつつも同一視している節があり、「(クウガが強くなったら)あの時のお返しをしてやるんだ」とも発言していたが、「あの時」が先代クウガによる封印であることは想像に難くない。
彼にとっては、「クウガ」であればなる者は誰でもよかったのだろう。

容姿

0号
キュグキョブン ジャリ


中間体は、長い髪の毛を振り乱す屈強な黒い姿であったが(アップでよく見るとケツアゴであり、ますます究極体のイメージとは程遠い姿をしている)、究極体は全身が白くて体系がやや細身な点以外はアルティメットフォームに酷似したシルエットであり、また黄金の豪奢な装飾が全身に施されている。ちなみに究極体と中間体の共通点をしいて挙げるとするならば、後頭部に髪が残っている事くらいである。

待ってたよ。


人間体は、全身を白い服で固めたどこか浮世離れした雰囲気の幼い風貌の青年であり、一人称は「僕」。バルバ同様に額に自身のシンボルである白いタトゥーがあり、常に無邪気な笑みを浮かべているのが特徴。色んな意味で現代人的な風貌であり、終盤に近づくにつれて黒っぽい服装になっていった五代とは対照的なビジュアルだとも言える。
ちなみに本作から言えば12年前の作品にあたる『仮面ライダーBLACKRX』の主人公・南光太郎とどこか似ているのは何かの因果だろうか。

最終決戦での、互いに生身に戻った五代との殴り合いにおいて見せた「戦うことへの快楽」に酔いしれるかの如き凄絶な笑みが印象的。「暴力を振るうこと、振るわれることへの嫌悪感」から泣きながら歯を食いしばって戦っていた五代とは対照的であり、より二人の性質の差が顕著になっている。
とはいうものの、皮肉にも両者は「笑顔の為に他者を殺すもの」という意味では共通しており、その差は自分の為にリントを殺すか、他者の為にグロンギを殺すかの違いでしかない(これには製作陣側も思う所があったらしく、五代とダグバは相討ちになるという結末も考えられていたほど)。加えて、誰かの笑顔を守る為に戦ってきた筈の五代が、よりにもよってラスボスを笑顔にしてしまうのもまた皮肉が効いていると言える。
これを踏まえた上で「リントも、我々と等しくなったな。」というバルバの台詞を振り返ると、意味もまた違ったものに聞こえるだろう。

今でこそ「クワガタ種怪人」と明記する関連書籍が増えてきたが、放送終了直後の関連書籍などでは、どんな動物の能力を持った怪人なのかは殆ど明言されなかった(後の『仮面ライダー555』のアークオルフェノクも同様)。

能力

劇中では不完全な人間体や中間体ですら瞬間移動やテレパシーを送るといった超能力を見せたほか、纏うプレッシャーもかなり遠くからでも感じ取れるほど強く、クウガは位置を探ろうとしてペガサスフォームでこれを直接感じ取っただけで瞬く間に変身を解除されてしまった

究極体はクウガアルティメットフォームと同じく、手を翳して周囲の物質の原子や分子を操作する事によって対象をプラズマ化する超自然発火能力(=パイロキネシス)を持つ。また、アルティメットフォームと互角の殴り合いを展開していた事から腕力脚力といったスペックも同程度のもの(パンチ力80t、キック力100t)を有していると推測される。
ほんの一端だけでもその力は強大の一言に尽き、ズ・ゴオマ・グは偶然手に入れたベルト(ゲドルード)の破片を自身の体内に取り込んだ結果ゴ集団以上のパワーを持つ究極体へと進化し、クウガを軽くあしらうほどの力を得ている。

殴る際にはバトライドウォーでは炎、『ジオウ』では闇を拳に纏っている。

『ジオウ』に登場した際は、『ディケイド』に登場したもう一人の「ン」であるン・ガミオ・ゼダと同じく人間をグロンギ化させるガスを展開した(人間がグロンギ化した描写はないが、映像自体はディケイドからの流用と思われ、能力も同じと考えられる)。
ほかにもクウガ時点では見せていなかった黒い波動を出したり、手から出した炎を打ち出してほかの怪人の攻撃と合体させたりしていたが、これらが別の能力なのかパイロキネシスの表現の一つなのかは不明(前者に関してはライジングアルティメットブラックアイの使用していた黒い波動と同等の技ではないかと思われる)。

更には、ダグバを模して作られたクウガや一部グロンギと同じように、全身の装飾武器とする事も出来たのではと推測するファンも多いようだ。

劇中での活躍

第1話で、夏目教授の率いる九郎ヶ岳遺跡の調査チームが自身を封印していた先代クウガの棺を動かしたために封印が解かれ現代に復活。教授らを殺害した後、手から放つ稲妻状のエネルギー波で封印されていた全てのグロンギを復活させた。
復活してしばらくはベルトを破壊され一部を失ったままだったため、髪を振り乱したライオンのような格好の「中間体」と呼ばれる不完全な姿であったが、それでもその力はすさまじく、ズ集団でありながらゴ集団を凌駕する程のパワーを得た(そしてそのパワーの出所はダグバのベルトの欠片なので、多少なりともダグバに近い存在になっていた)ゴオマ究極体を難なく返り討ちにし一瞬のうちに殺害する等の強大な力を示していた。
またゴ・バダー・バがやられてからは、ゲリザギバスゲゲルが終了するまでの3週間に、ゲゲルへの参加資格を持たないズ集団以下のグロンギ達162体を「整理」するために日本全国(茨城、山形、新潟、愛知、福島、長野)を巡りながら虐殺を繰り返していた。

「整理」を終え、ゴオマからベルトの破片を取り返した事で完全復活を果たすと、クウガアルティメットフォームに酷似した白い姿=「究極体」に変身するようになる。
その後はゴ集団最強3人衆のゲリザギバスゲゲルが始まったのに合わせて彼らやクウガの前に人間体で幾度となく姿を現していた(ゴ・ジャーザ・ギ戦にてクウガはダグバの異様な気配に気を取られた事が原因で不覚を取り、一度ジャーザを取り逃がしてしまった)。

やがて最強3人衆最後の一角であるゴ・ガドル・バがクウガに倒されザギバスゲゲルの実施が不可能となったことを見届けると、ついに自らゲゲルを開始。超自然発火能力によって人々を無差別に焼死させる"究極の闇"を行った。
その結果、都内で3万人もの犠牲者を出す大惨事を引き起こし、その途中で遭遇した五代雄介=クウガ アメイジングマイティをも簡単に捻り潰してしまう。しかしベルトにヒビが入るなど満身創痍となったクウガにとどめを刺そうとはせず、記事冒頭の台詞を言いつつ、あえて見逃した。
なお、圧倒的に自身に有利だったにもかかわらずこの時そうしたのは「殺して楽しいくらいに強くなったら殺す」との考えからで、あくまでゲゲルの進行を優先してクウガとの戦闘を中断していた他のグロンギとは明確に理由が異なっている。
五代に「今までの奴らより遥かに強い」と言わしめ、テレビで(おそらくこれまでの他のグロンギ達による犠牲者も含めた)数え切れないほどの墓標達を目の当たりにした五代は「凄まじき戦士」となる事を決意する。

その後、長野県松本市にて殺戮を開始。警察が完成させたばかりのレーダーシステムを頼りに五代が現場に向かうと、そこでは雪の中で大量の人間の死体が燻り転がっていた。地獄のような犯行現場で、彼は五代に語りかける。

「来たんだね…今度は僕と同じになれるのかな? だったらあそこで待っているよ」
 
「思い出の…"あの場所"でね」

ダグバが語る「思い出のあの場所」が始まりの地・九郎ヶ岳遺跡と理解した五代は、合流した一条と共に九郎ヶ岳に向かう。

空我
クウガのあのシーン


そして九郎ヶ岳遺跡にて、アルティメットフォームに変身したクウガと対峙。怪人体に変貌し、互いの能力が通じない相手と寒風吹き荒ぶ中、猛然と殴打の応酬を繰り返した。
 
その途中ダグバは腹部の魔石「ゲブロン」をクウガに叩き割られて怪人態を維持できなくなり人間体になったが、一方のクウガも霊石「アマダム」を損傷して変身解除。それでも二人は戦い続け、ダグバはまるで暴力を楽しむかのような凄絶な笑顔を、五代は"暴力"に対する忌避感と、それ故の哀しみが入り交じった表情を浮かべながら殴り合った。
最期は「人々の笑顔を守りたい」という五代の願いを彼にとって最悪の形で叶え、人間の姿のまま息絶えた。死因はアルティメットパンチによってゲドルードを破壊されたことによる腹部神経断裂で、死亡推定時刻は平成13年1月30日午前7時から8時頃。
封印エネルギーによるものではなく、五代の拳によって倒されたため遺体は残り、この事は彼の心に大きな爪痕を残す事となった。


以降の作品における客演

スーパーヒーロー大戦

大ショッカー幹部の1人としてグロンギ代表の座に就いている。
しかし、それでも上下関係の意識皆無な尊大な性格は相変わらずで、他の幹部怪人とは違い彼だけ首領である門矢士に対してやたら偉そうな態度を取っていた。

仮面ライダージオウ

最終話に登場。
クウガのライドウォッチが壊れた事で、他の怪人達と共にジオウ世界に出現し、“究極の闇”と思われる現象を発生させて街中で暴れ回っていた。
その後、アナザーディケイドが招集したラスボス怪人達と共にグランドジオウが召喚したライダー達を撃破し、ラスボス怪人達との同時攻撃でグランドジオウを変身解除に追いやった。
しかし、常磐ソウゴが変身した仮面ライダーオーマジオウの圧倒的な力には敵わず、オーマジオウが放った蹴りでクウガの力と思われる封印エネルギーを叩き込まれ巨大な紋章と共に爆死してしまった

平成初代のラスボスで歴代怪人最強候補の一角、更にキャラ単独としての人気も高いが故にある種の「聖域」扱いされていたダグバが(前述の通り配下にされていたことはあるが)、必殺技でも何でもない蹴り一発で吹っ飛び瞬殺されたことは視聴者に大きな衝撃を与え、これについてはクウガファンは勿論だが、それまでジオウのファンだった視聴者の間でもかなりの賛否両論が巻き起こった。
その一方で、上述の通り原典では最後までやりたい放題をし、死ぬ直前まで満面の笑顔だったダグバが、戦いを楽しむ時間すら与えられずに倒された様にある種溜飲が下がる想いをした視聴者もいたようである。

なお、ダグバのみ他のラスボス怪人と違い原典のクウガの力で倒されていることから、これでも優遇されているとも考えられる(設定だけで言えば、召喚された怪人の中でダグバが特別強いわけでもない)。
他の怪人を倒したオーマジオウの力は設定面でも高く、キック力は設定上324.9tであり、本編で互角だったアルティメットフォーム(キック力100t)の3倍以上である。
封印エネルギーには原典の五代雄介だけでなく、小野寺ユウスケライジングアルティメット、先代クウガの古代の戦士や、下手をすればクウガ・プロトタイプや漫画版の力も上乗せされている可能性があり、更にそこに他の全平成ライダーの力まで加わっている可能性もある。

リメイク作品

HERO SAGA

あくまでオリジナルストーリーとしてだが先代のクウガとの戦いや、それに関するダグバ視点の物語が展開される。これによればかつてはダグバも常人だったがベルトによって変質したらしい。
最後は本作における古代のクウガであるリクによって倒される事になった。
ただし、本作はクウガのプロデューサーである髙寺成紀の協力があるとはいえ、『HERO SAGA』自体は東映公式ではなくそもそも設定自体がクウガ本編とは大幅に変更されているので、あくまでパラレルワールドである。

実際にダグバ自身も残虐性こそ共通するものの、性格が明らかに異なる上に、一人称も「俺」で人物像も異なる(作中描写では人間体は荒々しい大男とされている)など、TV本編のダグバとは明らかに別人であり、殆ど名前が同じなだけのオリジナルキャラになっているのが特徴である。
作中で登場した中間体も、目測で3メートルを優に超える程の巨体であり、シルエットもTV本編に登場した中間体とは明らかに異なっている(これについては多少なりともS.I.C加工もあるのだろうが)。

また、何故か最初から中間体の姿で登場して最後まで完全体にならずに戦った、村を襲撃した際に目の前にリクの妹であるミオがいたにも関わらず何故か彼女にだけ手を出さなかった(他の村人は全員ダグバに虐殺されている)、何か神話を象徴するような夢を見ていたなどのいくつかの謎も残している。

HEROES版

北海道の襟裳岬にて身元不明の人物として病院で保護された。外見年齢は10代から20代くらいの青年で、どこか不気味な雰囲気の純粋さを漂わせている。他のグロンギ同様に十字状の瞳を持つ。
警視庁によれば指名手配犯「Q」に似ているとされるが、記憶喪失で要領を得なかった。しかし、海の景色を見て何か記憶を思い出したようであり、彼は自らをこう「ン・ダグバ・ゼバ」と名乗った。

のちに「瀬馬卓真」の名であらぶき学園で過ごすこととなり、園児たちと生活する中で人間の生活を学習していくが、まだ記憶喪失らしく、言葉を真似したり、犬の真似をしたりと野生児に近い印象を与える。
ある時、(そも金を払うという文化を知らないためか)万引きを行ってしまい、万引きを咎めたコンビニの店員の殺害を疑われてしまう。実はあらぶき学園の職員である正田の仕業であり、施設長を殺そうとした所を目撃してしまい彼に殺されそうになるが、発火能力が覚醒。正田を焼き殺し、施設に火災を発生させてしまった。

ゲーム

バトライド・ウォー』以降のゲーム作品では島﨑信長が声を担当することが多い。

バトライド・ウォーシリーズ

無印よりボスとして登場。威力も高く効果範囲の広い超自然発火能力による爆発攻撃を繰り出してくる。原作の最終決戦を再現した雪原ステージもあり(無印、「Ⅱ」のみ)、クウガで挑むとアルティメットフォームになるといった演出もある。
だが馴れれば攻撃も回避しやすく、ステージにボスひとりだけという短い構成からレベル上げの回転効率も高め。そのためゲーム中でもっとも多く倒されることになるボスであり、同ステージは「ダグバ道場」という俗称で呼ばれる事に。
「創生」ではタイマンステージが削除されたので別の怪人達にその役を譲ることになった。

ガンバライジング

まさかの参戦で、CVも浦井健治氏である。仮面ライダークウガ20周年を記念して敵キャラとして登場。

余談

その圧倒的な強さやデザインなどの要因、更に「最強最後の敵なのに戦闘シーンがただ殴り合うだけ」というインパクトから人気はかなり高く、2014年に行われたライダー怪人総選挙ではモモタロス蜘蛛男ナスカ・ドーパントなどを押しのけて堂々の3位(平成では1位)に輝いた。ちなみに1位はシャドームーン、2位はショッカー戦闘員
ファンからは「ダグバ」と呼ばれることもある。

ただし、そこまでの人気を誇りながらも2011年公開の『レッツゴー仮面ライダー』ではショッカー傘下となったグロンギ代表の座をもう一人の王に奪われてしまった。
それ以降の作品でも、クロスオーバー系の作品ではグロンギの長の座はガミオとダグバが交互に担当しており、一定していない

演じている浦井健治氏は彼の性格を「無邪気」「クウガに殺されなかったのが嫌で彼と決着をつけたい、”戦いたいです”という意志だけで動いているとてもピュアな子」としており、ラストシーンでの五代を演じるオダギリジョーとの殴り合いでは、「本当に殴っている間、楽しくってなにも考えていなかった」と後に語り、最後は本当にダグバになったかのような錯覚を覚えたという。
ちなみにこのシーンでは、服の下に30枚ものカイロを使って撮影したとか。

監督の石田秀範氏からの提案により、「無」のイメージとして人間体の衣裳は白い衣裳が選ばれた。

また、常に笑顔を浮かべていたダグバだが、ラ・バルバ・デが一条の銃撃で海に没したときのみ、彼女の状態を感知してか、一瞬ではあるが笑顔が消えて真顔になっている。
確認可能なグロンギの中ではこの2人のみタトゥーが白い、またタトゥーが額にあることから、ファンの間ではバルバとの特殊な関係が囁かれているが真相は不明(姉弟という説もあり、グロンギにも血縁があることは劇中で証明されている)。
クウガのアルティメットフォームはダグバを倒す為に同等の力を持つ存在へと到った進化の果てともいえ、そういう意味ではダグバこそアルティメットフォームの原型・オリジナルと捉える事もできる。

なお、中間体は復活したばかりの不完全な姿とされているが、第1話での古代の回想ではダグバはこの姿で登場していた。ちなみに中間体のキャラクター付けは我々の知るダグバ像とは異なり、ドスの効いた荒っぽい口調で話す人物となっている(特別篇では浦井氏のアフレコで録りなおされたものが収録されている)。

中間体のスーツは、ズ・ゴオマ・グのNGスーツを改造して流用している。
デザイン担当の青木哲也氏曰く、「『マグマ大使』のゴアっぽいイメージで描くよう言われたのかもしれない」とのこと。頭髪や尖った大きい耳などにその要素が表れている。

デザインコンセプトは「アルティメットフォームとは真逆の高潔な感じのする白いグロンギの王様」で、デザイン担当の阿部卓也氏曰く「グロンギ怪人の総決算といえるデザイン」。
最高ランクの存在のため多くの装飾品を身に付けたデザインで、中間体で髪の毛が生えていたため、関節から人間と昆虫の体毛を合わせたようなものが生えたデザインとなっている。また、最初はより仮面ライダー風の眼でデザインされていたが、最終的に髙寺成紀氏の調整でグロンギらしい顔つきになった。

ちなみにクウガ放送終了後の半年後、浦井氏はミュージカル『美少女戦士セーラームーン 誕生!暗黒のプリンセスブラック・レディ』で主人公の相手役の地場衛タキシード仮面を演じることとなり、ラスボスのワイズマンデス・ファントム役で出演したクウガのスーツアクターである富永研司氏と善悪逆転した形で共演している。

(出典:『仮面ライダークウガ超全集 最終巻』『完全超悪』等より)

関連イラスト

大雪ザギバスゲゲル
ダグバ



関連タグ

特撮 仮面ライダークウガ 怪人 ライダー怪人 未確認生命体 0号 グロンギ グロンギ語 ザギバスゲゲル 超自然発火能力 白き闇 究極の闇をもたらす者 ダグバ クウガ クワガタムシ ドンドコ山 

平成ライダーラスボス

ン・ダグバ・ゼバ地のエル

未確認生命体第○号
ン・ダグバ・ゼバ(0号) → ズ・グムン・バ(1号)

未確認生命体B群第○号
ゴ・バベル・ダ(B群12号) → ン・ダグバ・ゼバ(B群13号) → ヌ・ザジオ・レ(B群14号)

関連・類似項目


ネオ・クライシス:ニチアサ同期のラスボス繫がり。こちらもトチ狂った笑顔繋がりな一面と、物語における惨禍の元凶となった点が共通。

外部リンク

『仮面ライダークウガ』公式サイト kuuga dimension GURONGI(インターネット・アーカイブ版)

ン・ダグバ・ゼバ | 仮面ライダー図鑑 | 東映

ン・ダグバ・ゼバ中間体 | 仮面ライダー図鑑 | 東映

ン・ダグバ・ゼバ人間体 | 仮面ライダー図鑑 | 東映

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