2022年7月28日付けでプライバシーポリシーを改定しました

詳細

ピクシブ百科事典

タローマン

たろーまん

タローマンは、特撮テレビ番組『TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇』に登場する巨大ヒーロー(?)。
目次[非表示]

なんだこれは!
そう、それは芸術の巨人、タローマンである!

べらぼうな概要

NHK製作の短編特撮テレビ番組『TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇』の主人公。シュールレアリズム星から来た「芸術の巨人」。
英語表記の「TAROMAN」とも呼ばれる。

1970年代、相次いで出現するようになったアバンギャルドな怪生物奇獣」に対して現れた。
現代芸術家・岡本太郎の思想を行動原理としており、それを体現するかのようなべらぼうででたらめな行動を以て奇獣たちに立ち向かう。

でたらめな人物像

奇獣退治の専門家然としたその立ち位置に反して、岡本太郎の思想に則って生きることを何よりも優先しており、奇獣退治や人助けは二の次三の次。岡本太郎的に生きるために、奇獣を倒さず終わることも少なくない。
更には自分だけでなく他人にも、岡本太郎の思想とそれに則った生き方を自身の超能力を用いてまで強制する一方で、岡本太郎的に生きていると判断した場合は、感動と善意から一般市民を宇宙に置き去りにすることもある。
そのため、公式サイトでは「正義の味方ではない」と明言されてしまっており、視聴者には奇獣の一種扱いされることもある。
とはいえ、タローマンの振る舞いを見て己が進む道を自発的に見出した人間が複数名いることも、また事実ではあるのだが……。

劇中で見せた唯一にして最大の弱点は、自身の「でたらめさ」を損なわれることであり、原因の自他を問わずスランプをこじらせてダメージを受けてしまい、それでピンチに陥ることもある。
べらぼう・でたらめであり続けるにはどうすればいいか悩むあまり、ビルに頭を打ち付ける、自身の光線技を己に用いるといった行為に及んでおり、なんならその過程で奇獣よりも街を破壊している。
また、「でたらめであることを妨げる」「岡本太郎的に生きることの邪魔になる」と判断すると、場合によっては人間・奇獣問わず、たとえ同胞や味方や一般市民といったヒーローであれば守るべき相手ですら、容赦なく自らの手で抹殺している

前述の通り、岡本太郎の思想とそれに則った生き方を心がけていることもあってか、非常にシビアな思考回路の持ち主であることが伺える。安易な自己模倣は特に嫌っているようだ。
それのみならいざ知らず、岡本太郎的に生きるのに必要なら、街の破壊を積極的に行ったり、わざと負けることも厭わず、最終的にはとんでもない暴挙に出るなど、下手をすると単なる侵略者以上に厄介な存在である。

ただしメタ的な視点から見れば、このような振る舞いをするタローマン自体が「自分自身ではなく岡本太郎の思想を行動の指針としている、1970年代の特撮ヒーロー模造品」であるという、あまりにも残酷な自己矛盾を抱えていたりするのだが……。
本人は(少なくとも劇中においては)、そのことを自覚しているような素振りは一切見せておらず、人間側にもそのことを指摘する者は1人もいなかった。

自分の中にこんな部位を持て

身体の中は、骨格のような形を取った「生命の樹」で構成されており、タローマンのしなやかででたらめな動きを支えている。
伸縮も自在で、赤い手、青い手によって粘土のようにこね回され、体の形さえ変えられても平然としていた。
それどころか逆に相手を飲み込み自らの一部に変えてしまい太陽の塔に翼を生やしたような異形の姿となってどこか遠くへ飛び立ってしまった

走る速さにも定評があるらしく、風よりも速く走る疾走する眼とチェイスできるほどのスピードを出せる。
第8話では「動体視力日本一の巨人」の二つ名の通り、傷ましき腕がダーツのように投げつけた道路標識をたやすく受け止めた

太陽を象った顔のような部位は「タローマスク」という仮面で、飛行中はタローマスクのみの形態を取ることもある。
また、太陽のフレアを表現しているタローマスクの角「タローホーン」には「太郎汁」という美味しい液体が詰まっており、タローマンも活躍後にタローホーンをへし折って喉を潤している。ホーンは折れてもすぐに再生するらしい。

胸と両掌には「タローアイ」という第二第三の目があり、それらにも視力があるようだ。

さらに地獄耳の持ち主のようで、陰口や自らのポリシーを否定する言動・評価などを広範に聞き付ける能力があり、それも前述の奇行につながっている。

真剣に、命がけの技

バクハツダ‼


いわばスペシウム光線に相当する大技。これを受けた相手は色鮮やかな絵の具のような液体になって宇宙に飛び散ってしまう。今のところ、劇中でこの技を無効化もしくは相殺できた事例はなく、発動すれば勝利が事実上確定する、正に必殺技である。
劇中での高津博士の解説によれば、ただの爆破攻撃ではなく「その瞬間瞬間の全存在をかけていのちを燃焼する行為」であり、気軽に使うことは出来ないとのことらしい。しかしながら、そのことが明かされた第10話だけでも2回使用しており、使った後に疲労感なども見せていないことから、実際の所本人にどの程度の負荷がかかっているのかは不明。
放つ際には、両掌のタローアイをタローマスクの前に掲げ、岡本太郎の肉声を流用した「芸術は爆発だ!」の叫びを発する。ただし、これらの予備動作をすっ飛ばして発射することも可能。

  • コントルポアン
手から矢のような光弾を放つ、スラッシュ光線系の小技。こちらも、使用する際に岡本太郎の肉声で「コントルポアン!」と技名を叫ぶことがある。
コントルポアン(Contrepoint)とは、対位法(対照的なものを組み合わせて表現する技法)を意味するフランス語で、岡本太郎が1935年に発表した同名の絵画がモチーフ。

  • 光のリング(仮称)
第4話で使用。キャッチリング系の拘束技と見られるが、スランプに陥ったタローマンは敵に負けるためにこれで自分の体をビルに縛り付けた。

第5話で使用。軽いお遊び気分で物事に取り組む不届きな輩に対して思念を送り込み、何事であろうと真剣に、命がけで打ち込む岡本太郎のように素晴らしい人間へと矯正する。

  • 明日の神話
第10話で使用。岡本太郎の肉声で「明日の神話」と叫びながら手を素早く動かし、岡本太郎の絵画「明日の神話」を再現し、エネルギー波として放つ。

  • 千手
第10話で使用。岡本太郎の肉声で「千手」と叫びながら両手の親指と人差指で輪を作りそれを合わせることで岡本太郎の絵画「千手」を再現し、拡散する光線を放つ。

  • 雷人
第10話で使用。岡本太郎の肉声で「雷人」と叫びながら身体を大きく捻って岡本太郎の絵画「雷人」を再現し、エネルギー波として放つ。前述の明日の神話、千手と合わせて連続で使用され、その3つの技は「太郎」の文字を描きつつ合わさって2体の太陽の塔を爆破したが……。
因みに、雷人は岡本太郎が人生の最後に描いた絵画である。


上述のように、必殺技の発動時には岡本太郎の肉声が流れる演出があるが、タローマン自身が発しているものなのかは不明(単に発射音であるという意見も)。

タローマンの呼び方には色々ある。そう、岡本太郎も言っていた。

タローマンが登場する際には、独特な音楽と共にナレーションによるタローマンの説明が入る。
その際、ナレーションの説明するタローマンの肩書きは話ごと、場合によってはパートごとに変わっており、タローマンの行動や心理を解説し、同時に岡本太郎の思想や哲学について言及される。
その際は必ず「そう、岡本太郎も言っていた」で締め括られる。

No.タローマンの肩書き備考
1芸術の巨人
2人助けの巨人この肩書きで紹介されると同時に、たまたま助けたパトロール機を雑に放り捨てている。
3ビルの谷間を覗く巨人
4あなたが呼べば来る巨人
5足の速さが評判の巨人
6若者の心に寄り添う巨人
7時を超え愛される巨人この紹介で登場した直後、市民から愛されないように奇獣にいいようにやられている。
8動体視力日本一の巨人
9空を眺める巨人/無所属の巨人Aパートの最後とBパートの最初で肩書きが変わっている。
10べらぼうな巨人

マイナスにとびこむ余談

スーツアクターは、パントマイム俳優岡村渉氏が担当している。

頭部のモチーフは1970年大阪万博のシンボルとして有名な「太陽の塔」……ではなく、そのプロトモデルとされる「若い太陽の塔」(日本モンキーパークに所在)である。ただし、首から下のカラーリングは太陽の塔がモチーフ。
なお、デザインは監督なども務めた藤井亮氏が担当している。
ちなみに、偶然にも生前の岡本太郎がそっくりなデザインのスーツを着用したことがあるらしい

公式には変身ヒーローか否かの言及はないが、第3話でCBG未来を見たが銃撃戦をしている際に、隊員の1人(新人隊員)が不自然に画面外に移動し、その直後にタローマンが出現するシーンがある。
また、第8話でも基地のモニターで傷ましき腕による深刻な被害を目の当たりにした新人隊員が、徐に顔を上げて意味深な表情を見せるシーンがある。
彼はOP(「べらぼうなゆめはあるか」の場面)にもアップで出てくるが、実はタローマンが登場するとそれ以降は必ず姿を消している。そのため出番が他の隊員と比べて極端に少ないのだが、タローマンとの関係はいかに?
……と思っていたら、第10話でタローマンとは別々に登場しており、思わせ振りなだけの無関係な別人であることが判明した。

なお、変身ヒーローとしての描写がない以上変身シーンも存在しないが、代わりにOPの冒頭にぐんぐんカットのようなシーンが映る一幕がある。

なんだこの関連タグは!

TAROMAN
岡本太郎 巨大ヒーロー 特撮ヒーロー 宇宙人
タローマン2号

鬼畜ヒーロー アンチヒーロー

パイラ人 - 岡本太郎デザインによる特撮キャラクターの先達。
ブルトン - 現代芸術家の名を冠した特撮キャラクターの先達。名前の由来となったアンドレ・ブルトンは、岡本太郎に影響を与えタローマンの故郷の元ネタにもなったシュルレアリスムの創始者である。

ミャクミャク - 2025年大阪・関西万博のマスコットキャラクター。愛称が発表されたのが『TAROMAN』の第1話放送と同日だったため、新旧大阪万博キャラ(ただし、前述のようにタローマンは厳密には異なる)を絡めたツイートやイラストなどが飛び交うことになった。

TAROMAN VS MyakuMyaku

関連記事

親記事

TAROMAN たろーまん

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivで「タローマン」のイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで「タローマン」の小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 43199

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました