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奇獣河童星人

きじゅうかっぱせいじん

奇獣河童星人とは、NHKの短編特撮テレビドラマ『TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇』に登場する異星人である。
目次 [非表示]

作戦『アプストラクシオン・クレアシオン』だ



概要編集


データ

別名侵略奇獣
身長1.6メートル
体重67キロ
出身地河童星
なきごえハッハッハ
弱点物理攻撃には弱い
担当声優アドレナ・リン

岡本太郎1981年製作した彫刻河童像」をモチーフとした宇宙人

像の部分を模した黒い帽子と黒いスーツ目元を覆う黒いバイザーを身に着けたヒューマノイドタイプの異星人で、大幹部「河童御三家」とよばれる3人組が行動している。なおこの3人はそれぞれ向かって右から「殺しの専門家・ユキオ」「侵略の専門家・テルヒコ」「策略の専門家・カズオ」である。


何かしらの怪しげな計画を企て、やはり像の頭部を模した円盤に乗ってタローマンの動向を監視しているようだが……。


自ら戦う事は少ないが、帽子の目部分から放つ熱光線「河童熱波」が攻撃手段。何故かリウマチや関節痛を良くする効果があるらしい。


作中での動向編集

第4話『自分の歌を歌えばいいんだよ』編集

歓喜を倒した後、歓喜からもぎ取った棘でビルの窓を突き割り始めたタローマンを背後から見つめつつ「アプストラクシオン・クレアシオン」という作戦指令を発する。


第15話『美ってものは、見方次第なんだよ』編集


フン…タローマンだ。相変わらずの変な顔だ


CBGのマミ隊員を連れて惑星ゲルダから地球へ帰還するタローマンを、第4話の時と変わらず円盤の中から監視していた。

監視していたはいいものの「相変わらず変な顔だ」と陰口を叩いてしまったことで、それを聞き逃さなかったタローマンにすれ違いざまのコントルポアンによる反撃を受けてしまい、「許さんぞ!タローマン!」という負け惜しみの言葉と共に退散したのであったが……。












※以下、番組本編終盤のネタバレ注意















「さて、“奴ら”は上手くやっているかな?

 我々は、“指一本動かさず”、憎きタローマンもろとも地球人は滅亡だ!」











侵略者の末路(第25話『なま身の自分に賭ける』)


なんと、奇獣午後の日の背後に潜んでいた黒幕であったことが判明。


自分たちは“指一本動かすことなく”タローマン諸共地球人が滅亡する様子を確認しに行こうとしていたが、それを許さなかったであろうタローマンに投げ飛ばされた午後の日の宇宙艇が、自分達の円盤に激突。

急なハプニングに対応しきれなかった河童星人たちの宇宙艇はそのまま地球へ墜落し、CBGの基地に衝突して大爆発。


奇獣を陰で操り、現地で頭を悩ませている彼らのことなど知らずに高みの見物を目論んでいた侵略者たちの末路は、まさに『策士策に溺れる』を体現した末路であったのである。


数々の言動から察するにタローマンの存在を快く思っておらず、案の定地球への侵略行為を目論んでいたことが明らかとなった河童星人。


しかし……

  • 過去にタローマンと何があったのか?
  • なぜ地球までも巻き込もうとしたのか?
  • 作戦『アプストラクシオン・クレアシオン』とは如何なるものだったのか?

その詳細が作中にて明かされることはなかった。


なお、彼らをメインにする回もあったようである(17話、22話)(現存していない)。



河童星人の限りなきチャレンジ魂(映画「タローマン大統領」)編集

劇場版タローマンシリーズの一つ、タローマン大統領にも登場。

作中ではタローマン打倒のためにアメリカ大統領を洗脳し、奇獣島に世界艦隊を派遣するように嗾ける。


しかしタローマンが封印の鍵を外した事で、奇獣島は本来の姿である「奇獣犬の植木鉢」として復活。

その後はタローマンに見つかってしまい、円盤をぶん投げられた挙句、森の掟歓喜未来を見た駄々っ子疾走する眼赤い手青い手傷ましき腕によるトスリレーにも巻き込まれてしまい、最後は太陽の搭が放った破壊光線の直撃を受けて円盤が破壊され、「死は祭りだぁ〜っ!!」と叫びつつ撃破された。


なおアメリカ大統領も河童星人達が撃破されたと当時に洗脳から解放され、派遣した世界艦隊に撤退を指示している。



余談編集

  • 「河童星人」という名前は本編や公式サイトなどで示されておらず、地上波放送時の字幕で明かされている。岡本太郎展で販売されたタローマンカードでは奇獣『河童星人』と記述されており、彼らも奇獣に分類されることが判明した。
  • 本来の「アプストラクシオン・クレアシオン」(Abstraction-Création)は、20世紀前半に発生した抽象芸術家の運動・集まりのひとつで、若き日の岡本太郎も身を投じていたことがある。
  • 劇場版タローマンの一つ『奇獣大集合 タローマン大統領』にも登場していたようである。
  • 一部の視聴者からは、「実は物語の黒幕的存在で、奇獣は彼らが地球に投下した侵略用の生物兵器だったのではないか」とする説も上がっている。
    • 実際、タローマンカードの説明では「ほかの宇宙生命体をけしかけてタローマンと地球の滅亡を企んでいる」とあるので、すべてではないにせよ、一部の奇獣を送り込んでいたことは間違いないだろう。

関連項目編集

TAROMAN 宇宙人 奇獣(TAROMAN)


  • インベーダーヤプール:河童星人のオマージュ元のひとつになったであろう『番組を通しての悪役』となる侵略者。

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