概要
短編特撮テレビ番組『TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇』のオープニング主題歌。
岡本太郎が残した言葉を組み合わせた、特撮ヒーロー番組の主題歌としては前例がないであろうロックンロールな歌詞と、岡本太郎が愛好したピアノのみによる、やはり特撮ヒーロー番組の主題歌としては珍しい形の伴奏が特徴。
『TAROMAN』の本放送があった1970年代当時には、副主題歌「好かれるヤツほどダメになる」を併録したソノシートが発売されていたらしい。
また、歌詞にある「うまくあるな、きれいであるな、ここちよくあるな」は、タローマンとの「3つのちかい」と呼ばれるものだという。
2022年12月3日放送の『タローマンヒストリア』のラスト、1972年、テレビ川崎で放映された「ヒット・ステージ125」の切り抜きで、今まで未公開だったフルコーラス版が放送された。
また、ここで「タローマン合唱団」の面子も判明。旭屋一平、ジャン青山、鹿子竹次郎、花田きよしの4名からなるコーラス・グループ「旭屋一平&マイナスベッター」と、「からすやま児童合唱団」の少年少女5名からなる番組専用合唱団とされる。
2023年8月5日放送の特番『帰ってくれタローマン』では、これまで解説コーナー「タローマンと私」に出演していた山口一郎(サカナクション)によるカバーバージョンがエンディングとして採用された(撮影は、神奈川県川崎市にある岡本太郎美術館で行われた)。