説明
転じて、過去に作られたものと同じような物に味をしめ、同じ店や企業が作ることをいう。また、ヒット商品に便乗して他社や他店が似たような商品を販売するようなことを二番煎じということもある。
ただし、お茶はお湯の温度などを加減すれば、二番煎じでもわりと美味しく淹れることができる。
アートの二番煎じも、もしかしたら前作になかったきらりと光るものや新たな発想があるかもしれない。
ぷよぷよはコラムスの二番煎じと発言している（オリジナリティゼロのゲーム）し、実を言えばスーパーマリオブラザーズもアーケード版パックランドの二番煎じとも言える（8×4のステージ構成、横スクロールアクションはパックランドに影響を受けたもの）。
とはいえ「柳の下の泥鰌」という二番煎じを戒めることわざもあり、同じような物ばかりでは観るものにも飽きられてしまうため変化が必要である。同じ茶葉のお茶でも湯飲みやお茶請けが違えば味わいが違うように、創意工夫が必要なのである。
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柳の下の泥鰌：一度偶然にうまくいったからといって、もう一度繰り返してもまたうまくいくとは限らないという意味の二番煎じを戒めることわざ。
異世界もの(追放もの)：小説家になろうやカクヨム、アルファポリス等のWeb小説サイトで読める作品ジャンル。該当する作品が極めて多いのもあって二番煎じな特徴・展開が多く見られる(『試験官側の不手際で不合格や最下位クラスに割り当てられるチートや作中最強の域に達する程の実力者な主人公』、『裏方系の分野を担当していた主人公がグループや組織から追放されるも、実は優れた素質を持っていた』etc.)。
講談社：週刊少年マガジン編集長が「二度煎じが多い社風」と言い切ってしまうほど二度煎じが多いとされている(マガジンポケットならこの作品を元祖として『男主人公が、大人の不手際や独断により、ヒロイン達の面倒を見たり、女の園で生活することになる』というのが定番)。ちなみに週刊少年マガジンは黄金期は二度煎じが減るが、暗黒期になると二度煎じが急増する。
