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「シン・ウルトラマン」の「ウルトラマン」について

成田亨氏の描いた「真実と正義と美の化身」を観た瞬間に感じた「この美しさを何とか映像に出来ないか」という想いが、今作のデザインコンセプトの原点でした。

我々が「ウルトラマン」というエポックな作品を今一度現代で描く際に、ウルトラマン自身の姿をどう描くのか。その問題の答えは、自ずと決まっていました。

それは、成田亨氏の目指した本来の姿を描く。現在のCGでしか描けない、成田氏が望んでいたテイストの再現を目指すことです。

世界観を現代に再構築することは挑戦出来てもあの姿を改める必要を感じ得ず、成田亨・佐々木明両氏の創作したオリジナルへの回帰しか、我々の求めるデザインコンセプトを見出せませんでした。

その為にーーーー

『真実と正義と美の化身』と成田氏が当時から後年にかけて描いていた様々なウルトラマンのイメージを踏襲し融合し再構成させた新たな体表のライン。
成田氏が監修した、佐々木明氏製作によるマスク。
成田氏が望んだ、古谷敏氏の体系データをベースとした体躯。
成田氏が望まなかった、眼の部分に覗き穴を入れない。
成田氏が望まなかった、スーツ着脱用ファスナーに伴う背鰭を付けない。
そして、成田氏が望まなかった、カラータイマーを付けない。

と、いう作業を行った結果が今回のデザインです。
ウルトラマンの美しさに、少しでも近づきたいという願いから生まれた姿です。

この想いが、わずかでも観客の皆様に伝わる事が出来れば、幸いです。

(企画・脚本担当庵野秀明コメントから引用)

概要

シン・ウルトラマン』のウルトラマン。変身者は神永新二
2021年1月に公開された特報で、記事名の通り「巨大人型生物ウルトラマン(仮称)」と劇中で呼称されている描写がある。
2021年12月公開された特報2では、スペシウム光線と思われる長大な光線を放つ姿を披露している。
活動時間の限界を知らせるカラータイマーが存在しないが、樋口真嗣監督曰く「時間無制限ではない」とのこと。

現状、初代ウルトラマンとの関係は不明。

デザイン

基本的に初代ウルトラマンと似ているが、ウルトラマンを生み出した成田亨氏が目指した本来の姿を今一度描くことをコンセプトとして、よりオリジナルへと回帰したデザインとなっている。
特に、企画・脚本を務める庵野秀明氏によれば、成田氏が1983年に描いた油絵真実と正義と美の化身』が原点となっているとのこと。
そのため、今日よく知られているウルトラマンとはかなり差異があり、特に着ぐるみ撮影特有の妥協点として生まれた覗き穴や背びれが、現代のCG技術を活かして廃されている。
主な特徴は以下の通り。

ウルトラマン
シン・ウルトラマン(成田ポーズ)


  • 成田氏が監修し佐々木明氏が製作した、オリジナルマスクの再現
  • 目に覗き穴がない
  • (ファスナーを隠すための)背鰭がない
  • カラータイマー(※1)がない
  • 古谷敏氏(※2)の体型データをベースとした体型

※1:もともとデザインにはなかったのに、ウルトラマンのピンチをわかりやすく演出するために撮影現場の判断で急遽追加されて生まれた。成田氏は生涯これを悔やんでいたとされ、氏が後年描いたイラストや油絵でも、ウルトラマンにカラータイマーは装着されていない。
なお、「弱っていることを知らせたいなら眼の光を弱くしてはどうか」との意見が出たが、その案はウルトラマンが死亡、あるいはエネルギー切れになった際の表現として採用された。
※2:成田氏は古谷氏がケムール人を演じた時からその長身痩躯に惚れ込んでおり、ウルトラマンのデザインも古谷氏のスタイルありきのものだった。『ウルトラQ』の撮影のハードさから、スーツアクターを断ろうとしていた古谷氏を「君の体型に合わせてデザインした、君にしかできないヒーローが生まれた。君は今日からウルトラマンだ」とまで口説いて引き留めた逸話が残っている。


余談

映画製作に伴い、福島県須賀川市にて1/33スケールの2mスタチュー(立像)が製作されている。
なお、その計算だと今作のウルトラマンは66mあることになる。

関連タグ

シン・ウルトラマン シルバー族 ウルトラ戦士

初代ウルトラマン:同一人物?
ウルトラマンジャック:そっくりさん。タイトルを略すと新マンになるので、帰マンのリメイク版とネタにされた。
ゾフィー:そっくりさん。
ウルトラマン・ザ・ネクスト:初代をリビルドした作品に登場したウルトラ戦士。
ウルトラマンネオス:そっくりさん。新時代を表すウルトラマン。
アヤナミレイ(仮称):同じく仮称が付く人物。
マウンテンガリバー50m級のヒューマノイドタイプのエイリアン:ウルトラマンの仮称繋がり。

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シン・ウルトラマン しんうるとらまん

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