概要
第14話『真珠貝防衛指令』から第29話『地底への挑戦』までに使用された、ウルトラマンのスーツの通称。
Aタイプのスーツが度重なる撮影によって痛んできたため、スーツそのものを新調。それと同時に初期設定に会った口パクのギミックは演出上効果がないという理由で廃止されたため、マスクは素材を強化プラスチックに変更して製作されている。
だが一部スタッフはこの経緯を知らなかったらしく「前回まで宇宙人然としていた顔が突然鉄仮面のようになっていたので驚いた」と語る者もいた。
Aタイプと比べると頬がすっきりとしており、口幅が狭く引き締まったシャープな外見をしている。
また、足にもヒレ(ファスナー隠し)があったり爪先が反り返っていたりと独自の特徴が多い。
『ウルトラ銀河伝説』で使用されたスーツもこのタイプである。
余談
ウルトラマンガイアの口元はこのBタイプをイメージしてデザインされていると言われている。
映画『ULTRAMAN』に登場したウルトラマン・ザ・ネクストの強化形態であるジュネッスのスーツもBタイプ(正確にはBタイプスーツとウルトラマンネクサス・ジュネッス形態)がモチーフであるとされている、と噂されていたが、こちらはデザイナーの丸山浩氏が否定している。
Cタイプに交代した後は円谷プロの怪獣倉庫に保管されていたが1970年代に盗難の憂き目に遭っており、現在も行方は分かっていない(経年劣化が激しいと思われるため現存の可能性は薄いが)。