「私は、タローマン2号。君と同じ、シュールレアリズム星から来た」
データ
全長 | 51メートル |
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体重 | 5万1千トン |
出身地 | シュールレアリズム星 |
概要
ナレーションによると、タローマンと同じシュールレアリズム星から来た、タローマンと同じパワー、同じスピードを持つヒーロー。シュールレアリズム星ではタローマンの良きライバル的存在だった。タローマンでたらめ8兄弟の一員でもある。
見た目もタローマスクの見た目が違う以外は同一だが、マスクのデザイン関係かタローホーンはついてない。身長がタローマンより低く、体重が軽いのもタローホーンの有無による差であると考えられる。
性格は優しく、人助けの心を常に忘れない。冒険が好きでよくいろいろなところへ出かけている。そんな一面もあるのかシュールレアリズム星にいる同胞からは「変わり者」扱いされていると言う。
活躍
第4話にて、シュールレアリズム星の戦士たちのみが共有できる超次元亜空間を通じ、奇獣をいつものようにやっつけるというパターンを嫌い、自分で勝手に倒れたタローマンの前に現れ、上記のセリフと(ナレーションによる説明と)共に手を差し伸べる。
……が、タローマンにその手を引っ叩かれ、拒絶されてしまう。
起き上がったタローマンは、予想外の行動に驚愕しているタローマン2号へ容赦なく「芸術は爆発だ!」を放ち、奇獣駄々っ子諸共爆散させてしまった。
「……自己模倣は、最も許せないのでしょうな」
〜高津博士〜
余談
モデルは川崎市の岡本太郎美術館の入口にある「赤い部屋」に展示されている顔である。
登場シーンは『ウルトラマン』第39話(最終話)におけるゾフィー登場シーンのパロディとなっており、『2号』という名称と側面から仮面ライダー2号もモチーフに入っていると思われる。
ナレーションに“ヒーロー”と言われたタローマン2号だが、『1号』にあたるタローマンは劇中で一度もナレーションからヒーローと呼ばれることはなく一貫して“巨人”と呼称されており、対比になっている。
岡本太郎展で販売されたタローマンカードによれば「タローマンがピンチの時に助けにくる、こころやさしいヒーロー」……らしく、同展覧会で販売された1972年のカレンダー付きポスターやクリアファイルでは奇獣未来を見たと戦いを繰り広げる様子が描かれている。
マスクは没になったタローマンの試作マスクの流用で、胴体部分は恐らくタローマンと共用していたと思われる(公式の発表はないが、スーツアクターも岡村渉氏が兼任していたと考えられる)。タローマンと同じ画面に映るシーンは合成により表現されていたのだろう。
関連タグ
ゾーフィ - 同じ2022年に登場した、ゾフィーをモデルとしたキャラクター。タローマンに話しかけるシーンの背景は『ウルトラマン』のゾフィーのシーンより『シン・ウルトラマン』のゾーフィのシーンに近い。