概要
特撮テレビ番組『TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇』の本放送第22話に登場したとされるシュールレアリズム星のヒーローたちで、タローマンとの血のつながりはない。
本編では河童星人に磔にされてしまっているが、タローマンの心強い味方とされている。なお磔から助けたタローマンによって全員酷い目にあったようである。
メンバー
でたらめな芸術の巨人。
本編では既にタローマンの「芸術は爆発だ!」に爆散させられてしまっているが、でたらめ8兄弟のひとりとされている。
- タローマン・アンダーグラウンド
身長 | 54メートル |
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体重 | 5万3千トン |
太陽の塔の第4の顔「地底の太陽」をモチーフとした、「いのり」の呪術的なパワーを司る地底の巨人。左腕はドリルのようになっており、地中に潜って探索するのを得意としている。ほとんど地中で生活しており滅多に地上に出てこない。
- タローマン・タイム
身長 | 48メートル |
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体重 | 4万6千トン |
時計「顔の時計」をモチーフとした、時空エネルギーを司る巨人。胸から異次元空間を生み出し、時空を歪ませる力をもっている。他の兄弟より精神的に幼くじっとしているのが苦手で、意味なく踊り出したり動き回る。
- タローマン・サッド
身長 | 65メートル |
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体重 | 7万トン |
絵画「悲しい動物」をモチーフとした、悲壮エネルギーを司る巨人。いつも悲しげな表情をしているが、これは悲壮感を吸い上げ自らのエネルギーに変換しているため。礼儀正しく、おとなしい性格で他の生命体との交流を大切にしており、常に心は穏やかである。
- タローマン・灰(兄)
- タローマン・死(弟)
身長 | 58メートル(共通) |
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体重 | 5万8千トン(灰)/5万トン(死) |
絵画「死の灰」をモチーフとした、核エネルギーのパワーを司る双子の巨人。あまりに強力なエネルギーであるため、ふたりが一体となって力を合わせない限りエネルギーを放出させることはできない。灰色の顔で冷静に後ろから見守りサポートに徹するのが兄、黄色い顔で常にふざけていて、目立ちたがり屋なほうが弟である。
- ブラックタローマン
身長 | 55メートル |
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体重 | 5万2千トン |
「黒い太陽」をモチーフとした影の巨人。タローマンと同時期に生まれ、なおかつまったく反対の性質を持つ。タローマンの邪魔ばかりするが、タローマンとは表裏一体な存在のため、攻撃することも倒すこともできない。明確な意思は持っておらず機械的に動くことが多いが、タローマンが真のピンチに陥ると自分の生命にも関わるため助けにやってくる。
サカナクションの配信クラブイベント「NF#14 -BLACK TAROMAN-」ではブラックタローマンがテーマとなっている。
余談
書籍『タローマンなんだこれは入門』では彫刻「顔」をモチーフにしたと思われるタローマンの父を名乗る謎の存在、タローマン・フェイスが一緒に紹介されている。