※この記事そのものが魔神任務第五章第五幕のネタバレとなります、ご注意下さい。
概要
オープンワールドRPG「原神」にて、魔神任務第五章に登場するボスキャラクター。ナタ編の大ボス。
またの名を「グーシィ・トース」。ナタを永きに渡り脅かし続けてきたアビスの軍勢の首魁。同じアビスの魔物であるミミックフローラ同様、地脈の記憶を読み取り擬態する能力を持つ。
初登場は第四幕。オロルンが古名の継承者として覚醒し、残る英雄があと一人となったことを察して、大軍勢を以てナタ全土へ侵攻。この際自身もナタ上空に顕現した。だが、戦いの中でチャスカが最後の古名の継承者として覚醒、6人の英雄が揃ったことで神座の力を発揮したマーヴィカの一撃により、夜神の国の奥深くへと撤退を余儀なくされた。
そして、第五幕にて自らのもとに乗り込んできたマーヴィカと旅人を前に、原初の龍王の姿に擬態し絶大な力を振るい、歴代の炎神や英雄の声を使って戦意を折ろうとする。
しかし、ナタの民全ての想いを背負い、覚悟を抱き、手を取り挑む───独りで戦ったりしない二人の前に、そのような小細工など通用しなかった。ここに、長い夜を燃やし尽くし、ナタの未来を取り戻す戦いが始まる。
戦闘
基本的に右手の大剣で起こす攻撃は炎元素の高火力、それ以外の闇色の攻撃は食らった少し後に追加ダメージがまとめて飛んでくる「蝕破」属性を伴う。
他のアビスの魔物と同様に「虚界力バリア」を張り、削りきればダウンを奪えるが削りきれなかった場合は致命的なダメージを与える行動を定期的に起こす特性を持つ。これには元素ダメージが有効で、夜魂性質があればさらに効率が良くなる。
この中にフィールドを闇に沈め解除の鍵となるミミックフローラをフィールドに複数ばら撒くパターンがあるが、この際は旅人(炎)かマーヴィカの元素スキルで闇を払う事ができる。
一定パターンの経過後、右手の大剣をフィールドに振り下ろしこちらの行動範囲を削っていく。振り下ろした直後の衝撃波と炎のフィールドがかなり痛いので元素爆発の無敵時間で凌ぐと良いだろう。ただしこれを繰り返しフィールドが最小になった後は厄介な攻撃の大半が封じられるため、耐え抜いてしまえば攻略が楽になる(ついでに、これを条件とするアチーブメント「背水と逆転の詩」を獲得できる)。
攻略時は上記の通りナタキャラか、手数が多い元素反応の感電や燃焼を軸にした元素攻撃重視型のチームを編成するとバリア剥がしが楽になる。また、先述の通りマーヴィカか旅人(炎)はギミック解除に必須となる。特に旅人(炎)はこのボスを相手にする時に限り超強化がなされるため、編成に入れる価値がある。
余談
- 記事名の名義は実は魔神任務中では用いられず、一貫して「グーシィ・トース」の名で呼称される。
- 龍王の姿と英雄の言葉を纏っているが、ナタを侵略するために適した殻を被っているだけに過ぎないようで、「グーシィ・トース」そのものに人格や知性は無いように見受けられる。
- ストーリー攻略後は戦没者慰霊碑からウィークリーボスとして戦える。この際、実装時までの全てのナタキャラの戦闘不能時に専用ボイスが用意されている。
- 「グーシィ・トース」と日本語で書くとよく分からないが、英語版表記は「Gosoythoth」.入れ替えるとYog Sothoth, つまりヨグ=ソトースのアナグラムとなっていることが分かる。かの邪神が本当に元ネタなのかは不明だが、魔神任務を終えてこの敵の有り様に深く触れたた旅人であれば、元ネタとなっているかもしれないという事にも納得出来るのではないかと思われる。