人々の願いのため、巡礼の道を歩もう。最強を目指して集い、戦うのだ…
最後は夢のために、劫火の中で燃え尽きる。
その灰燼にまだ初心が残っていれば、██の真実に辿り着いたという。
概要
オープンワールドRPG「原神」に登場するキャラクター。
俗世の七執政の一柱にして、炎と戦争の国ナタを統治する炎の女神の魔神名。真名はマーヴィカ。
ライダースーツ風の装束やサングラス等、本作でも屈指に現代的な格好をしている。
テイワットの魔神はそれぞれ成り立ちが大きく異なるが、ナタの炎神は初代炎神が敷いたルールに基づき、人間が「帰火聖夜の巡礼」にて神座に座る権利を得た現人神であり、代替わりの数も他の六神の比ではない。
マーヴィカはその中でも"歴代最強の炎神"と称される傑物で、統治神であると同時に、第一線で闘う無双の戦士としても知られている。
幾度となく脅威に晒され「戦争の国」と呼ばれるナタにおいて、いかなる苦境においても心火を絶やす事なく、戦場では勇士たちを率いて最前線に立ち続けてきたといい、現在のナタでは彼女の存在そのものが民の心の拠り所となっている節もある。
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ネタバレ注意‼︎
ここから先は魔神任務第五章第二幕の重大なネタバレが含まれます‼︎ネタバレを気になさる方はブラウザバックを推奨します‼︎
実は500年前の大戦時代の炎神。
ナタの七天神像は当時のマーヴィカをモデルにしたもので、現在のナタ人は昔の炎神と今の炎神がやけに似ている事を不思議に思っていた。
マーヴィカも元は普通の人間から「帰火聖夜の巡礼」を経て炎神となった身であり、かつての大戦で猛威を振るったアビスの脅威に対し、各部族をまとめ上げ戦士たちと共にナタを守り抜いた。
しかし他国と違って強固な地脈がなかったナタはアビスの侵食を完全には払拭できず、遅くとも500年後には喰らい尽くされる事が分かっていた。
そこで彼女や当時の戦士たちは「500年かけてアビスからナタを救う計画」を始動。発案者であったマーヴィカはその責務を果たすため最終段階である未来まで生きる必要があったが、人の身である炎神の寿命はそこまで保つ筈がなく、魔神が存在しないナタでは寿命を延ばす術もなかった。
そこでマーヴィカはナタの復興及び計画準備を次代の炎神たちに託し、両親や妹や戦友たちに別れを告げ、聖火に身を預けて長い眠りについた。妹の「きっと未来で会える方法を見つける!」と涙ぐんだ約束を聴きながら。
そして現代で蘇った彼女は「帰火聖夜の巡礼」を経て再び炎神となり、今も盟友たちの末裔と共に、ナタの危機へ立ち向かうべく戦っている。
妹のヒネは前途の通り建築家・芸術家となっていた。彼女が姉が蘇る未来に残すために手掛けた作品は500年の歳月の結果全て消失してしまったが、歴史に名を残す建築家・芸術家として確かにマーヴィカにその軌跡は届いたのであった。