CV:折笠富美子
概要
ロノヴァとは、ゲーム『原神』に声のみ登場するキャラクター。
原初のあの方ことパネースが元素七龍との戦いの後に創造した4人の執政官(俗に四つの影と呼ばれる光る影)のうち、「死」の力を掌握する集政官(使者)。モチーフはソロモン72柱27位ロノウェ(Ronove)。
どの魔神よりも古くから存在する女神。
ここから先は魔神任務第五章第四幕の重大なネタバレが含まれます。自己責任の上でご覧下さい。
別名「死の執政」とも言われており、ナタのためのルール作りに手を貸し、彼女の導きのもと夜神の国が築かれた。(ナタのためのルール作りは、死んでも生き返ることができる「反魂の詩」などが該当する)それは彼女の愛の表れであり、償いの形でもあった。
ただ、上記の行為で天理の機嫌を損ねてしまい、以降「死の執政」は半ば自暴自棄になり、誰に何を言われようとどうでもよくなってしまったよう。にもかかわらず、彼女の存在を知る人はごくわずかだった。
ロノヴァは彼女の強大な力を借りることを欲した初代炎神シュバランケに、このことを内緒にするよう彼に約束させると、アビスに対抗する強大な力(神座の力)を授けた。これらは6人の選ばれし英雄が集まった時、一時的にナタ人すべてに「反魂の詩」が適用されるという無類の強さを発揮した。
ただ、ロノヴァから授かった力には代償がある。
それは行使した炎神の死。行使後すぐにというわけでは無く、時期や原因は一定しないが、「死」という運命を確実に被るように仕向けられるというもの。さらに僅かでも迷いを抱えて力を行使すればその代償が国民全てに跳ね返るため、代々の炎神は「死をも恐れぬ英傑」であることを求められ、マーヴィカも全てを覚悟した上で力を振るっていた。
しかし、旅人(降臨者)と炎神マーヴィカであれば、運命であれ、死であれ乗り越えられるであろうとシトラリが語っている。
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マーヴィカと旅人たちがグーシィ・トースを打倒した後、灰燼の都オシカ・ナタにて契約の履行を見届けるため登場する。
その際オシカ・ナタの上空は血の赤に染まり、更にロノヴァ自身の姿もその禍々しい裂け目から覗く6つの赤い目というアビスとも違った悍ましいものだった。
契約通りマーヴィカの死を見届けようとするも、そこにオロルンの案内を受けた「隊長」が乱入する。
彼の真の目的は「同胞の魂に安らぎを与えること」、そして「罪のないカーンルイア人にまで不死の呪いを授けた『天理』への復讐」であり、「不死の呪い」の穴を突いた彼はロノヴァに対し二つの選択を突き付ける。
「不死の呪いを解き、天理の定めたカーンルイア人への罰を否定する」か「不死の者が死の代償を払うという矛盾により、ルールを崩壊させパラドックスを引き起こす」かの二択に対してロノヴァは後者を選択し、「隊長」が悲願を果たす事を認めて去った。
余談
第五幕終盤で登場した時の声色は、第四幕の回想と比べると明らかに無気力であり、天理の機嫌を損ねてから相当に自暴自棄になっていることがうかがえる。
- その事からか終始契約の履行以外に興味の無い様子を見せ、自らの「不死の呪い」の裏を突かれた時も特に怒りを見せることも無かった。